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超火力ブローラー ドゥブフォワード【オメガストライカーズ】

当記事は正式リリース直後くらいの頃、ドゥブのフォワード運用について書いたもののアップグレード版になります。
当時はオフメタのお遊びピックとしては十分イケる性能があるよ、くらいの認識でいましたが、攻略が進むにつれて夜市など狭いマップでの運用が有効であることが広く知られるようになってきました。

それに加え初期に選択できるギアにも変更が入ったため、現状の環境に合うように書き直すことにしました。
内容的には前のものとそれほど変わってはいませんが、真に受けても良いものであることが証明されたので真面目に読んでいただけるかと思います。


Xも逃げ出す超火力ファイター

ドゥブのフォワード運用について説明する上で、まずは調整の塩梅によってちょこちょこ出てくるKO戦術(メタ)と言われてるものについて簡単に説明する必要があります。
それは相手のフォワード一人に対してキーパーも含め三人分のスキルをぶつけてKOし、人数有利を作ってから攻めよう、という戦術です。
人数で有利を取れている状態ですとスキルを使わなくてもパスワークのみでコアを簡単に前方へ送ることができ、ゴール前の攻防もかなり有利に展開することが出来ます。

こうした戦術に対するアンチピックとしてドゥブはかなり有効に機能することに加え、元々のサイズが大きいことで通常攻撃の範囲が広くスキルがクールダウンに入っている状態では他のキャラに対して有利であることがドゥブフォワードの有用性が認められている要因でしょう。
特に狭いマップではサイズの大きさによるアドバンテージが感じやすいです。

KO戦術の初動の動き

KOを狙ってくる場合、相手フォワードがいきなり殴ってくることは稀です。
あからさまに狙いに行くと案外スキルが当て難いもので、上手い人たちだとまずは当てやすい状況を作ってから集中砲火するような比較的安定する方法を取ります。

大抵はとりあえずコアの湧いた所の正面に人数を集めて前方に一人、後方に一人配置して通常攻撃のみでまずはゴール横、フィールドのコーナー付近へコアを運ぶことを目指します。
ゴールゲートを開けるためのシャッターが健在なうちは、そこはかなり選択肢を絞られるスペースになっていて、コアを拾いに行こうとすればスキルの集中砲火を浴びせやすい、拾わないならシャッターが割れるという二択を迫ることが出来ます。
再現性の高い強い行動です。
こういった動きに対して、ドゥブの性能はどのキャラよりも対処しやすいものになっています。

キーパーキャラは2対1を捌きやすい

先程の行動に対してこちらが取り得るカウンター行動はとりあえずコアに対して引き気味、端寄りにポジションを取って相手が蹴り出したコアを逆サイドに送ってそちらから前方へ展開していくというものです。

片方に人数を割けば当然逆が空くことになる、というのはわざわざ説明する必要もない基本的な事です。
そしてそれは相手も分かっている事なので、しっかりポジションが取れているなら相手がやってくることは一つ。
通常→スキルと撃って無理矢理押してくるでしょう。
これへの対処からドゥブの優位性が出てきます。

ドゥブのメインショットはボタンを押した直後の予備動作中に一回、そしてオブジェクトを転がした時に一回と二回の判定が発生します。
こうした通常→メインに対するカウンタースキルを持っていることがキーパー適正を持つ所以というか、そもそも押し負ければ失点になるキーパーをベースに作られてるんだから立ち位置は違っても自分の後ろにコアを通さないことに関して他のキャラに劣るはずがないんですよね。

片方に人数集めて端に押し込むっていうのは開幕直後に作られやすい不利状況なので、これを返しやすいドゥブをキーパーより前に配置することでより堅実な試合運びをすることができます。
また、それが失敗したらしたで今度はフォワードが二人がかりで殴ってきたりするわけですが、そうした時もサブショットのサマーアサルトを二人巻き込んで当てれば案外簡単に逃れることも出来ます。
端にいるのであれば追撃の豆腐要塞でKOチャンスがあったりもして、キーパーだけに用途を絞っているのがもったいないようなスキルセットを持っている事に気が付くでしょう。

ヤベェコンボ火力

上記のようなディフェンシブな立ち回りにおいて有用性を示すドゥブですが、実は特定の覚醒を持つことにより強烈なコンボ火力を持つことも出来ます。
サブを2スタック保持できるようになるツインドライブを持った時限定になりますが
サブ→メイン→サブ→特殊
と繋げることで同レベルの体力を積んでいない敵の体力をフルから削り切れるくらいの火力が出ます。
レベル差つけられれば二度目のサブで割れるくらい。
DPSでダメージを出すXとは違ってバーストが出るので対処が難しく、通常が強い分立ち回りでスキルを温存しやすいドゥブは狙うチャンスが多くあります。
フルから削り切れるのでおもむろに相手キーパーを消しに行ったりもできるわけで、あんまり警戒もされないので案外決まります。
専業のキーパーはとんでもなく守りが硬いですから、奥の手として覚えておくと良いでしょう。

どう運用していくか

攻められた時のディフェンス力については高いものの、ドゥブをフォワードで運用する時に気になるのはコアに対する干渉能力が低い事です。
ミッドフィールダーとして動くにしてはスキル射程も発生速度も足りていないし、狭いマップでしかピックされないのもそういったところに原因があるように思います。
キーパーの前まで詰められた時にフォローするためのスキルとしてサマーアサルトがかなり有効に機能するとか良いところはあるんだけど、広くなるとデカイ体でもなかなかコアに触れず苦労します。

なのでやっぱりピックするなら夜市で、ギアはサイフォンワンド。
それ以外なら可能な限り足を速くしていくって感じでしょうか。
ツインドライブがある時はちょっと遊び心を出して楽しんじゃっても良いのではないでしょうか。
思ったより楽しい、思いのほか強い。
皆さんもぜひフォワードドゥブを試してみてください。

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