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「豪華なカレー夜会」で出会った食のスペシャリスト、「アス パラの堅い部分をわたしはこう食す。」

 我が家の冷蔵庫にはここ数週間、アスパラが常時あります。「今が旬」、そういう時期は旬の時期中どこからともなく何度もおすそわけに同じものがやってくるものです。
 ちなみに今我が家のアスパラは、3回目のお裾分けあたりにいます、アスパラ山三合目付近。
 そんな焼いても茹でてもおいしいアスパラ、世間は「一番根本の堅い部分をどう食しているのだろう?」。
 我が家は母が根本約2~3センチ部分を皮のみピーラーで剥いてから調理していたので、わたしもそうして食べていたんです。
 しかし数ヶ月前、知り合いのフードコーディネータさんが「アスパラの根本に切り込みをいれて食べることで、少しも捨てることなくおいしく食べられる」と教えてくれました。


 そのフードコーディネーターさんと出会ったのは、もともと東京の雑誌社で働いていたが、地元に戻ってブックカフェを開いた店主さんとの出会いがきっかけ。(店主さんとの出会いもかなりミラクルなんですが、ここでは割愛します。)
 そして昨年、常連であるフードコーディネーターさんと店主さんが、なんとなしに話していた会話をきっかけに毎月始めたイベント「カレー会」、その第1回目に参加したときにご一緒したのがそのフードコーディネーターさんでした。
 ちなみに「カレー会」ドレスコードは、「20センチくらいのカレー鍋」。コンセプトは「みんなが普段食べているおうちのカレー」なんです。(店主さんは、このカレー会を是非「だんちゅう」か「BRUTUS」に載せてもらうのが夢!だと熱く語っておられました。わたしからも叶いますように。どうかどうか…おねがいします。)

 昨年、第一回目のカレー会開催がSNSで流れてきて飛びついたわたしはスープカレーを作り、車で片道5時間かけて参加しました。
 その「カレー会」もすでに10回以上行われ、テーブルで卓上コンロを使って目の前でカレーを作る「カレーデモンストレーション」や回によってはゲストがきてライブまでやっちゃうなどかなりグレードアップ。
 今年わたしが参加してきた回でいうともう参加メンバーが一般的じゃなくなっていて、料理学会みたくなっていました。(レストランで働くパティシエ、料理教室も主宰するフードコーディネーター、保育の道から突然料理の世界に入ったすごい方、珈琲焙煎士さんなどなど、、)。

 なので、カレー会だけれど持ち寄ったデザートもプロの味。なんとも贅沢な夜会です。
 みなさんアウェーな空気は一ミリもなく、片道5時間のつらさも忘れさせてくれるかなり楽しい方たちです。
 

 申し訳ないくらいに話が脱線しましたが旬なアスパラの堅い部分、是非おいしく食べてみてください。ふつうに「輪切りっぽく」切れ目を入れるのと、「たこさんウィンナーっぽく」縦にシャッシャと切れ目を入れるのでも、味に差がでておもしろい発見がありましたよ。


※画像はPixabayより。

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