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4万RTされたアプリDishのピボット、資金調達、オフィス移転と社名変更をしました

お久しぶりです。

7月に 約4万RTされたグルメアプリ「Dish」を2ヶ月でリリースするまで という note を書いてから、すでに半年くらいたってしまいました...。

今回はタイトルにも有るように、この半年間で怒涛のような日々を過ごしていたのですが、その道中にて様々なことがあったのでそのまとめです。

色々な学びがあり、せっかくなので note にて共有したいと思います。

ざっくりな目次

- Dish のピボット
- なぜピボットしたか?
- 現在作っているプロダクト
- 概要とその市場を選択した理由について

Dishのピボット

そもそもDishってなに?という方もいると思うので、軽く紹介します。

一言で言うと、サクッとランチを決めることができるアプリです。
ありがたいことに、AppStore にフィーチャーしていただいたり、テレビで紹介していただいたりしました。(今後使えなくなります。すみません...。)

2018年の5月にTwitterでプロトタイプを発案したところ、4万RTを突破し少し話題になり、それがきっかけで開発したアプリです。詳しくはこちら👇

なぜピボットしたか?

Apple にフィーチャーされたりテレビに紹介されたり「なんか好調そうじゃん!」と思われるかもしれないのですが、実はそうではなかったんですよね..。

4万RTのおかげで事前登録者も1万人以上集まり、トータルで3万ダウンロードくらいはいきました。初日に3000ダウンロードくらいは行ったと思います。
初期の立ち上げはブーストできたのですが、その後色々な壁にぶつかりました。。

我々は Dish を作る前から様々なプロダクトを開発しており、Dish は仮説検証の一貫として Twitter でプロトタイプを公開したところ反響を得たために開発されました。

しかし、そこで一点思ったのは Twitter は仮説検証に向いてはいないのでは?ということです。

詳しくは以下の note に書いたものがあります。

一言で言えば、Twitter で4万RTされても、RTしている人は軽い気持ちでRTしているので、「人が本当に欲しいもの」を検証するにはあんま向いてなかったなーという感じです。

スタートアップではよく「少人数が熱狂的になるプロダクトを作れ、大人数がなんとなく好きなプロダクトを作るな」的なことが言われてたりするのですが、まさに Dish は「みんながなんとなく好き、良さそう」と思うプロダクトだったのです。

ぱっと見て「いいね!よさそう!」と大人数に思われがちなプロダクトは結構しんどいんじゃないかな、と思いました。

「なんとなく良さそう」なプロダクトなので、リテンションもそんなにされないんすよね。

しかも、Dishは「サクッとランチを決める」というのがコアの体験にあったので
サクッとランチを決めること = アプリの起動時間が短ければ短いほど良い体験、ということになりますよね。

なのでビジネスが非常に難しいプロダクトだったんです。
広告でのマネタイズは厳しいですし、ユーザーからサブスクで課金されるか?等ビジネス構造的に厳しいものでした。

我々は最初からマネタイズを考えてはいなくて、とにかくユーザーが熱狂的になるプロダクトを作るぞ!と思って開発を進めていました。

しかし、ランチを探す痛みってそんなに無いのでは?というのと、ディナー、というかグルメ系がレッドオーシャン過ぎて、スタートアップにはなかなか難しいジャンルだなと痛感しました。
もちろんタイミングとかも有ると思いますけどね。(失敗した言い訳を言うのは簡単ですが。)

Dish でヒアリングさせて頂いた皆さん、βテストしてくれた方、相談に乗ってくださった皆さんありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

まとめるとピボット理由としては

1. みんながなんとなく好きなプロダクトを作ってしまった
2. マネタイズが難しかった、リテンションされなかった
3. メンバーが熱い想いを持ち続けられなかった

って感じです。

現在作っているプロダクト

Dish をピボットしよう、という意思決定を実は2018年の8月とかにはしていて、そこからエンジニア版noteとか、プログラミングを支援するサービスとか色々やってたのですが、チームにも市場にもフィットするものがなく、結構しんどかったです。笑

で、今は SaaS型のRPAを作っています。

RPA?

この記事を見ていただいている方に馴染みがあるのかちょっとわからないですが、RPAというのは Robotic Process Automation の略で一言で言えば、PC上で動く自動化をするためのソフトウェアロボットです。

なぜSaaS型のRPAを作るの?

RPA自体は2018年の初頭くらいから見ていたマーケットで、「ほーこんなものが有るのか」くらいでした。

Dish をピボットするにあたり、事業選定をしているときに以下のような軸で考えていました。

自分たちの強みが活かせる・好きなこと x 市場が伸びている x マネタイズがしやすい

というマーケットを中心にした軸です。

弊社のファウンダーの3人は全員中高生からプログラミングばかりしてきたエンジニアです。
RPAを作るにはわりと技術力が必要であり、なおかつ自動化ってエンジニア大好きじゃないですか。

RPAの市場が伸びているのは調べればすぐわかるのですが、前年比60%とかで成長している急成長市場です。

で、SaaSのB向けなのでDishのようにマネタイズ方法に悩むこともそこまで無いと思います。

という軸から、SaaS型のRPAを作ることにしました。
もちろん、その軸以外にも色々理由はありますが、エンジニアリングで労働生産性を向上させるSaaSプロダクトを作っていこう、と腹をくくったのが去年の10月とかです。

そのタイミングで赤坂さんを始めとするエンジェル投資家の方からの資金調達も終えました。
プレスは打ってないですが、シード時にはけんすうさん堀井さんにもご支援いただいています。

もちろん市場が伸びているので競合もいますし、これからもどんどんと増えてくると思います。

我々は所謂RPAを作っているという感じではなく、少し違った角度から仮説検証しつつ、今は無料導入やヒアリングを進めています。
RPAに対しては色々思うところはあるのですが、今回は割愛します。

業務の自動化とか、定型作業が多い、RPA導入を考えているみたいな方はぜひご連絡ください。

オフィス移転、社名変更

プロダクトをB向けにピボットするにあたり、社名もプロダクト名である Anyflow株式会社 に変更しオフィスも移転しました。
駒場にあるのでぜひ遊びに来てください。

コンシューマプロダクトばかり作ってきた我々ですが、そこで培ったUI/UX設計力、ユーザードリブンな開発手法をそのままB向けに活かして、人が本当に欲しいプロダクトを作る、というところにフォーカスをあて、引き続き頑張っていきたい所存です。

まとめ

1. Twitter を使った仮説検証がちょっと流行ったけどあんまおすすめしない

Twitter なんて暇つぶしでつかうものなので、RT数とかいいね数を指標にして検証する事自体微妙っすよね...。

2. 登る山を考える

バズったからプロダクト作るぜ!ではなく、なぜ作るのか、苦しい時乗り越えられる自信があるのか、チームとして原体験なりやる意義があるのかみたいな部分が重要だなと思いました。

どこに旗を立てるかというか、どの山に登るかを決めてから頑張らないと結構しんどいです。

そんな感じですかね。
うまくまとまってないですが、引き続きよろしくおねがいします。

ちなみにウィッシュリストはこちらです 👇http://amzn.asia/b8nVbXZ 

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ren@Anyflow Inc.

メガベンチャーのエンジニアを1年経て、今はAnyflowのCEO兼エンジニアをやっています。今までに20個以上プロダクトをリリースし、失敗しまくってきました。プロダクトの開発からリリース、グロース等の記事を書いていきます!

Anyflow Inc.

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