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風俗嬢は確定申告必要?初めての納税でピンチに陥るソープ嬢



ソープ嬢になって8ヶ月の2017年3月
世間知らずの私にピンチが訪れた時の話をさせていただきます



根が真面目な性格の穂香ちゃん。東京へ越してきて生活も落ち着いた頃ふと、会社員でもない自分は自分で所得の申告が必要なのではないか?と思い立ちました。さっそくネットで

『風俗嬢 確定申告』

とGoogle検索。検索で出てきた税理士さんに依頼し無事に確定申告を済ませるのですが、納める税金の額に驚愕🫨


約150万円


確定申告をする想定をしていなかったため経費になる領収書もほとんどなく、日払いでいただいてたお給料は丸々自由に使えるものだと思って貯金もしていなかったのでした。急に課せられた多額の税金に、穂香ちゃんはパニックに陥ります。


結局、税務署に相談して納付を待ってもらうことにします。これが3月の出来事です。



なんとか所得税を払うことを目標に頑張って働き、稼ぎます。そして6月、私の元にある封筒が届くのです。


住民税決定通知書
国民健康保険料納入通知書


前年と比較してぐんと収入の上がった私。住民税も保険料も見たこともないような金額でした。さらに追い討ちをかけるように7月には所得税の予定納税が迫って来ました。これも初めてのことで驚きます。納税には計画性が必要なんだなと思い知らされるのでした。



ここまで来ると稼いだ結果税金を払う、というより
税金を払うために稼がなければいけない状況になってきます。

自分の無知を心底恥じました(税金の分ちゃんと貯金しておくべきでした)


会社からお給料をいただいていた時代はどうしてこんなに引かれるものが多いんだと憤慨していたものですが、いかに会社員という制度が恵まれているのか思い知らされます(天引き制度ってありがたいものですね)


かつて流行ったビットコインで億り人になった人が翌年の税金を払えずに消えていったように、、、
穂香も苦しみを味わうのでした。



結局今でも私はこの税金に苦しめられています。
年に数回100万円単位で請求が来るのですから、悲しいです。賢い節税方法は調べればいくらでもあるんでしょうけど、なんとなくズルをしているような気になってしまって気が引けてしまうのです。

でもね、世の中はなんでも正直者がバカを見る、真面目な人が割を食う、そんな理不尽な仕組みなんです。笑えるよね。

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