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LOUDファンによるPNATIONの発表についての考察

(※1月30日ハイフンで区切った箇所を追記)

2021年、韓国の放送局SBSで放送されたオーディション番組「LOUD」。
この番組でPSY率いるP NATIONから初のボーイズグループメンバーとして決定していたコウキ君のデビュー見送りが先日発表された。

デビュー日発表への期待が高まり、またコウキ君の誕生日目前の中での見送り決定に、ファンの中でも様々な意見が出ている。

LOUDの放送を楽しみ、デビュー決定メンバー達のハレの日を心待ちにしていたファンの一人である筆者の、今回の発表内容とそのタイミングについての考えを記したいと思う。

1.発表のタイミングについて

・誕生日前のタイミング
韓国、日本で様々な広告、センイルカフェが展開している中での発表

・大衆からの注目が集まる
人気があるのになんで?
歌とラップそんなにダメなの?

・動画などを観るひとが増える
コウキ君の実力や才能、魅力を知る人が増える
同時に他の6人の認知度、注目度も増える

ーもともと7人だと知るひとも増えるー

コウキ君の誕生日を祝うことを楽しみにしていたファンにとっては最悪のタイミングだったが
この決断を選ぶにあたって、最大限良い結果が得られるタイミングだったのではないか。

ファンを軽視しているという意見もあるが
視点を変えれば、それでも付いてきてくれる熱心なファンを信じての決断とも取れる。

様々なコンテンツで彼らの姿を見守り続けてきたファンに賭けたのでは?と考える。

2.事務所の発表内容

公示文で筆者が注目しているのは
デビュー見送りの理由において歌とラップの能力があるが、日本語、韓国語とも「コウキ君のパフォーマンス」に見合ったものではないという表現になっている点だ。デビューに値しないという表現ではない。
彼のパフォーマンス能力の高さはLOUDファンには説明不要であろう。
ちなみに英語文においては歌などについて触れてもいない。(英語圏ファンはもっと混乱しているだろう。)

以下は憶測を含めた考察と理解し読んで頂きたい。

歌、ラップと両方上げているので、やはり声変わりが始まったのではないかと推測している。

声変わりは3ヶ月から約一年ほど続き、期間も個人差がある。学校でするような朗読すら、つらい。この時期に無理は禁物。つぶれてしまった声は二度と戻らない。
いつ終わるか分からない期間、デビューを待つ事は本人を含むメンバーや関係者にとって精神的、ビジネス的にも厳しい。MV撮影の準備などが始動していれば尚更だ。

デビュー後に声変わりが始まった場合の対策は立てていただろう。他メンバーも彼をカバーする準備、覚悟もしていたと思う。

しかし歌(ラップ)とダンス両方出来て当たり前のK-pop界。デビューと同時に声変わり中だからダンスのみ、では周囲が納得しないのが現実。一部の批判勢力が正攻法で脱退要求をしてくる事も考えられる。この点を1番避けたかったのではないだろうか。

ーー
「変声期だから」と明確にしても、やはりファンから抗議を受ける可能性がある。批判勢力もそれでまた盛り上がるだろう。
合流させるにしても、時期は明確に出来ない状況に、同じことが起きるのは想像できる。
先々、彼らの可能性を多く残すための公示文内容にしたのでは、と推測する。
ーー

説明や発表の仕方に疑問も感じるが、昨年の所属アーティストD'arkの契約終了時の発表を見ると、デビュー前という事や韓国芸能界の文化を考慮しても、むしろ誠実かもしれない。

とはいえ今後、チームに合流するのか、別の形でデビューするのかについては注視すべきだ。

この決断を選ぶにあたって、本人はもちろんメンバー達も、とても苦しんだであろう。
しかし、お互いを思っての決断であったのではないか。やはり彼らにエールを贈りたい。

彼ら7人の進む道が愛あふれる道であるように祈る。


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