【北欧好き必見】フィンランド、ヘルシンキからの日帰り旅行じゃもったいない!エストニア、タリンの魅力を徹底解説!
バルト3国のひとつであるエストニアは、日本人にとっての旅行先としてはまだまだ馴染みの薄い国かもしれません。
北欧旅行のオマケとして捉えられがちで、フィンランドのヘルシンキからエストニアの首都タリンを訪れることはあっても、日帰り旅行にとどまり、宿泊する人は多くないのが現状です。
日帰りの限られた時間ではタリンの旧市街を見学することしかできませんが、タリンには知られざる魅力やスポットが他にもたくさんあるのだと、現地に行って実感しました!
ぜひ北欧まで来たなら足を伸ばしてほしいエストニアの首都タリン。
さらにオススメしたいのは、断然日帰りではなく宿泊すること!
宿泊したくなる魅力満載のタリンについて、紹介していきます!
ヘルシンキからフェリーでタリンへ!
タリンクシリヤラインの船旅が快適すぎる
まずはタリンって、実際にどうやっていくの?と気になりますよね。
北欧旅行の際にエストニアのタリンに行くには、フィンランドのヘルシンキからのアクセスが便利です。
ヘルシンキからタリンに行くには飛行機を使う手もありますが、圧倒的にフェリー「タリンクシリヤライン」を使うのがオススメ。
バルト海の景色を楽しんだり素晴らしい船内設備を満喫していれば、約2時間の船旅は一瞬です!
チケットの種類も複数あり、筆者が体験したビジネスラウンジは快適そのもの。ブッフェの種類は豊富でとても美味しく、お酒も飲み放題!船首に位置しているため眺めは抜群です。
レストランやカフェ、バー、ゲームコーナーやお土産屋さんなど、船内施設がとても充実しているので、基本のチケットとなる片道34ユーロ(※2023年10月現在)からのスタークラスでも十分満足できると思います。
やっぱり外せない!世界遺産タリン旧市街
2時間の快適な船旅を終え、いよいよタリンに到着!
まず行っておきたいのは1997年に世界遺産に登録された旧市街です。
フェリー乗り場からはタクシーで約10分、値段も5ユーロほどなので楽にタクシーを使っての移動がオススメ!
徒歩でゆっくり回っても3時間ほどあれば一通り見どころを回ることができます。中世にタイムスリップしたような気分になる旧市街では、カメラのシャッターを撮る手が止まりません。
タリンで若者に人気のエリア!テリスキヴィ クリエイティブ シティ
旧市街で歴史を感じた後には徒歩約20分、アートやクリエイターが集まる、今人気のオシャレエリア、テリスキヴィ クリエイティブ シティー(Telliskivi Creative City)に行ってみましょう!
エリア一帯をカラマヤ地区と言い、元々は低地位だった漁師たちが住んでいたそうですが、倉庫や工場をリノベーションして若手のアーティストが集まる人気のオシャレエリアに生まれ変わりました。
現地でオシャレな女の子に話しかけてみると、「夏になるとここで毎日パーティーが開かれるの、短い夏を楽しまなきゃ!」と楽しそうに教えてくれました。
このエリアにはオシャレなレストランやカフェもたくさんあるので、ランチやディナーのどちらかはここで取ることをオススメします!
食材と雑貨の宝庫!バルト駅前市場「Balti Jaama Turg」
旅行先では現地の市場は必ずチェックしたいスポットですよね。
タリンにも「Balti Jaama Turg」という大きな市場があり、地下一階と地上二階の市場には生鮮物を売る屋台、スーパーやカフェ、ビンテージマーケットなどたくさんの店舗が入っています。
日曜日のみ終了時間が少し早いですが毎日営業しています。テリスキヴィ クリエイティブ シティーからは徒歩約5分ほどの距離にあるので、ぜひセットで訪れてみましょう。
まだまだあります!タリンのここが素晴らしい!
ここまでヘルシンキからのオススメ船旅についてと、タリンのオススメスポットについてご紹介しましたが、お気づきのとおりタリンを満喫するにはヘルシンキからの日帰り旅行では到底時間が足りません!
確かに宿泊するのが良さそう。と思うけれど、最後の決め手が欲しいというあなたへ、最後に3つタリンの魅力をお伝えします!
1 北欧諸国と比べると物価が安く、ホテル代が安い!
エストニアはEU加盟国のため通貨はユーロですが、北欧諸国と比べて物価が安いのが魅力!そのためホテル代もリーズナブルです!
ほんの一例ですが、朝食込みでも一人一万円からヒルトングループなどに泊まることが可能です。サウナ文化も盛んなエストニアは、ホテルにもスパが併設されていることが多く、ホテル滞在も楽しめます。
急いで日帰りでヘルシンキに戻って高いホテルに宿泊するよりも、タリンでゆっくり観光を楽しみ、かつ設備も良くリーズナブルなホテルに泊まれるのであれば、宿泊しない手はないですよね?
2 食事がとってもヘルシーで美味しい、かつ安い!
正直現地でとても驚いたのが食の豊かさ!
2022年の5月25日に、バルト3国で初となるミシュランガイドがエストニアで発表されたこともあり、レストランのレベルが一気に上がっているそうです。
滞在中に食べた料理はどれも見た目も美しく、ビーガンやベジタリアンにも優しいヘルシー料理が多い印象を受けました。ぜひタリンでは観光のほかに、食事もしっかりと楽しんで欲しいです。
3 夏は21時半くらいまで明るいので夜行動がしやすい!
エストニアの観光は6月から9月頃までの夏が一番オススメです。
写真からも分かるとおり、この時期は陽が沈むのがとても遅いため、ナイトライフが十分に楽しめますよ。
タリンに宿泊するべき理由をたっぷりとお伝えしましたが、エストニアの第二の都市であるタルトゥ(Tartu)も見所が満載だったり、バルト3国の残りの2国であるラトビアとリトアニアへもバスで簡単快適に行けることもあり、エストニアは今後注目の国になると思います。
日本からエストニア単体で旅行するにはハードルが高くても、もし北欧旅行をするなら、ぜひこの記事を参考にエストニアまで足を伸ばして欲しい。
ポイントは、日帰りではなく宿泊することです。
きっとエストニアのファンになることでしょう!
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