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どうか

君が眠る頃
僕は誰の隣で眠ろうか
夜中寝返りを打った時
1番に目に入るのが
君の寝顔ならどんなにいいだろう

僕が目を覚ます頃
まだ君は誰かの隣で眠っている
朝からシャワーを浴びるのも億劫で
くしゃくしゃの髪をなんとか撫でつけて
君の心に少しでも残るように
香りを纏う

電車に揺られ
少しずつ僕達の距離は近づいて
やがて交差する

言葉は交わさない
目と目が合うだけで
僕には君の気持ちが
君には僕の気持ちが痛いほど分かるだろう

もう僕の隣を通り過ぎないで
お願いだから私を連れ去って

何度願ったか分からない
新しい日が始まっても
また君の事ばかり考えている


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