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きみが100歳まで生きるなら、僕は君がなくなる前日まで生きたいな。そうすれば君なしで生きなくて済むんだから


アイドルは寿命が短い、と前にチソンくんがどこかで言っていた。本当にその通りだと思うし、張本人である彼が言うのだから間違いないんだろう。


だからタイトルみたいな話は有り得なくて。だとしても、彼のアイドル人生が幕を閉じるその時まで、私のだいすきなアイドルだと胸を張って応援し続けたいと思う。


来る本日2月5日は、大切なその人がこの世に生まれ落ちた日。


ということで思いのままに彼のことを書き連ねたいと思う。


チソンくんを知った時、最初はたくさんの人に可愛がられて愛されて守られてきた、かわいいかわいいみんなの弟なんだと思った。


でも知れば知るほど大人びていて、誠実で真面目で謙虚で、と同時に年相応な部分も持ち合わせていて。その塩梅がなんとも刺さった。


初めて踊っている姿を見た時の衝撃は忘れられない。あんなに時間を溶かしたのはいつぶりだろうか。無限に出てくるチッケムを隅から隅まで見漁った。

チソンくんのダンスはすごくわかりやすい。ヒットが大きくてダイナミックで迫力がある。その中に散りばめられた小細工が私は好きだ。


音を可視化してくれるチソンくんのダンスは見る度に新発見がある。それは、彼自身が踊ることを楽しんでいるからなのだと思う。


幼い頃から続けてきたダンスを、職業にして続けて、嫌になることはなかったんだろうか。挫折したことはないのかな。


気になることはあるけれど彼の踊っている姿を見られればもうそんなことは気にしていられない。

目に入ったら最後、多くの人の目を奪って、夢中にさせて、もう彼以外のものは視界に入らない。

そこにどんな事情や過去が絡んでいても、単純に彼のダンスを見るのが好きで、そのためなら何にも惜しくなくて、ずっとこの目に収めておきたいと思う。いつどんなときでも彼のダンスは私を貪欲にさせる。


それに、チソンくんはステージの上でしか見られない顔を見せてくれる。まさにプロの立ち振る舞いで多くの人の目を奪う生き様が、痺れるほどかっこよくて好きだ。

見た目や才能に甘んじず、技術を武器にして上り詰めたその魂が、かっこよくて震える。


加えて私の頭をいっぱいにしたのは彼の心だった。

アイドルは隠せる職業だ。だとしてもそれは大抵漏れ出てしまう。

隙間から見えたチソンくんは、誰よりも魅力的で暖かくて、自分でも知らないような触られたことの無い心の部分に触れて、熱を宿してくれるような人だ。

その懐の広さと寛容さに触れた瞬間に引き込まれてしまって、逃げようにも逃げられなかった。


チソンくんの言葉で好きな物は数え切れないほどあるけどひとつ、忘れられないエピソードがある。

ヨントンで元気がなさそうに見えたペンの方に

「どこか辛そうに見えた  僕が力になれますか」

というメッセージを送ったのだ。

たったその一言が信じられないくらい綺麗で眩しくて心臓が震えて涙が止まらなかったのを覚えている。


この子の優しさは取ってつけたような在り来りなものじゃないと思った。一般的に言う優しい人とはまた違う、根っこの優しさのようで、触れる度に見たことも感じたこともないような感覚に陥る。

たまにいるのだ。俗に言う”優しい人”を演じている人には到底真似出来ない独特の優しさを持つ人。

どんなことにおいても才能がある人やその部分に長けている人は、なんで?と思うことを平気な顔してやってのける。

チソンくんの優しさはそれに近いと思う。

そういう人に出会う度私は、ああ、この人には一生適わないだろうな、と頭を垂れてしまう。
まさかそんな人が対大衆であるアイドルにいるとは、夢にも思わなかった。

アイドルが虚像だとしたら、なんて暖かくて綺麗で、ずっと見ていたい虚像なのだろう、と思った。




優しさには色々な形があると思う。ただ単純に、チソンくんの優しさや温かさの形が私の心の溝にフィットした。

少しでもズレがある人の優しさの形は言葉を通して伝えられることで認識するけれど、チソンくんの優しさは潜在的に浸透してくる優しさで、勝手に心に届いてしまう優しさだった。

いつも、知らないうちに出来ていた眉間の溝をまっさらにしてくれる、そんな優しさ。


心配をさせてくれるのも彼の優しさだと思う。

隠せる職業だからこそ、彼の零す疲労や不調の言葉に心配することが出来るのは幸せだと思う。

知ってか知らずか、チソンくんは日常的にそれをしてくれるから当たり前に思えてしまうけれど、安否が常に心配な我々にとっては非常にありがたいことだ。



そして、チソンくんは強い。

映画かコンテンツで、「自分が折れなければどんな事でも大丈夫だと思います」というニュアンスのことを言っていた記憶がある。

まさに、コンサート中止のお知らせがあって全体がどん底に沈んでいた時に彼の見せた笑顔と彼のくれた言葉にどれだけ救われたことか。

その強さの裏にどれだけの経験や心を費やしてきたのだろう。考えれば考えるほど大切でどうしようもなくなってしまう。


投げやりになってメソメソしていたのが恥ずかしくなった。同時に彼を心配し過ぎていた自分に、はっとした。

私が想像していた以上に彼は子供ではなくて、寧ろ誰よりも大人だった。彼の人間性に平手打ちされた気分だった。

強くておおきくて立派で凛々しくて前を見ていて、この人に着いて行ったら間違いなく幸せ者になれるだろうな、と思った。幸せの香りがした。



チソンくんのすごいところ、上げたらきりがないのだけど、これだけは言いたい。

人を「大切にする」ことがどういうことか分かっているところ。


チソンくんを応援するようになって、アイドルを応援するにあたって感じることが難しい”大切にされている”という感覚。


どれだけ愛の言葉を注がれても、対大衆である彼らの言葉はそのままの意味として捉えられることが難しいと思う。

でも彼は、愛を行動で示してくれる。

頻繁に顔を見せてくれたり、3日に1回はメッセージをくれたり、ファンのつぶやきにコメントを残したり、ファンと自分だけの時間を意図的に作ってくれたり...

行動によって日常に彼がいるのが当たり前と思わせてくれる。
知らず知らずのうちに人生に彼が溶け込んで自分の1部になってしまうのだ。恐ろしい子。

これを意図的にやっているとしたら、かなりの策士だ。そんなような気もするし、違うような気もする。チソンくんのことが分からない時間がいちばん楽しい。

何より、”大切にされている”と感じるのは誰だって嬉しいものだ。幸せが体内に充満するのを感じる。

大衆に向けた言動でそう思わせてくれるのがチソンくんの凄いところであり、心から尊敬して、感謝している部分でもある。

これほどまでにファンを安心させて、満足させて、幸せにしてくれるアイドルに出会ったのは初めてだ。



つらつら言葉を並べてみたものの、どれもしっくり来ない。チソンくんを前にするといつもこうだ。

言葉なんて限りがないのだから思いのままに伝わればいいのにと思うのに、それに見合う言葉を知らないから、どんなに頑張ってもまとまりのない文章になってしまう。


自分の学のなさに愕然とするけれど、きっとこの感情は今しかないから、不釣り合いな言葉でも不格好な言葉でも、文字にしておきたいと思う。

こんなに自分の感情を大切にしようと思ったのは初めてだ。これもチソンくんのおかげだね。


信じ難い話、チソンくんが、ドリームが目に入れば、音楽が耳に入れば、その瞬間から口角が上がってしまってあいにくその抑え方を知らない私はいかなる時でも笑顔になってしまう。

単純で軽率だけど、それって本当に幸せなことで、逃してはいけない感情なのだと思う。


どれだけ頭が冷めていても、覚めていても、チソンくんに対しては、ずっとどこか狂っていて、通常の感覚というのがなんなのかすら分からなくなる。


その理由はひとつじゃない。チソンくんを構成する全ての事柄によってそう思わされる。それがたまらなく心地よくて、そんな自分が嫌いじゃない。



チソンくんあなたはね、愛される資格のある人だと思う。

努力家で真面目で誠実で謙虚で硬派で、でもふにゃふにゃで可愛くて一生懸命で、美しくて眩しくてキラキラしてて、チソンくんを見るだけで私は幸せでいっぱいになる。


大人しそうに見えて生意気な口を聞くところも、

大口開けて食べるのによく噛まないところも、

ステージが終わったら必ずメッセージをくれるところも、

ドリームが大好きでそれが隠しきれないところも、

放っておけなくてスローガンを反対にするファンに構ってくれるところも、

歌を歌う時に少しだけ緊張するところも、

それなのにとろける歌声で丁寧に歌うところも、

人と慣れるまでに時間がかかるところも、

小さな口でよく笑うところも、

髪をよく撫でる癖も、

笑っちゃうくらい照れ屋なところも、

人の話を聞く時はちゃんと目を見て聞くところも、

じっとしてられなくてうろうろゆらゆらしちゃうところも、

ペンを使うのが苦手なところも、

遠いはずなのにいつも近くにいてくれるところも、

取らないでおいてくれてるほくろも、

全部全部愛おしくてたまらなくて、愛が身体から漏れ出てしまっていないかといつも心配になる。



チソンくんの耳に届く場所にはたくさんの愛と労りの言葉が溢れていて欲しいな。

私の言葉は一生届かなくていいし私の存在を知って欲しいとも思わない。けど、

もし人の一生に起こる出来事に限りがあるなら、私に起こるはずの幸せを全部チソンくんにあげたいと、本気でそう思う。


オタクとしての願いは、アイドルをしている時のあなたを応援するひとりでありたい。それだけだ。


永遠なんてなくて、だからこうやって言葉として残していて、人の気持ちが変わってしまうのは当然のことだけど、でも、チソンくんへの気持ちはずっと変わらないでいたいなと思う。

来年も再来年もその先も、何歳になっても2月5日を特別な日として迎えたい。


生まれてきてくれて、見えるところにいてくれてありがとう。
私の人生に色をつけてくれたチソンくんの人生を応援することを許して欲しい。
いい人生だと言える1部になれたらどんなに嬉しいだろうか。



チソンくんのやりたいことが出来て、望みが叶って、少しでも幸せを感じる時間が多いといいな。

どうか、心地いい愛に溺れて。
世界で1番幸せでいてください。


私たちの愛おしい大きなマンネ、お誕生日おめでとう。そしていつもありがとう⸜🌷︎⸝‍
だいすきだよ。

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