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私のHSPなところ

HSPとはHighly Sensitive  Personの略で、「生まれつき感受性が鋭く敏感な気質を持った人」を指す言葉だそうです。
「生まれつき」っていう部分がポイントで、努力で克服したり修正するのは難しそうです。

一口にHSPと言ってもいろんな困り事があるみたいですが、自分がHSPで大変だなと感じるのは聴覚です。
・電車に乗っている時の轟音や緊急車両のサイレン等、大きな音が一層大きく聞こえて、脳に突き刺さるような強い刺激を覚えます。
・テレビを見ているときに家族から不意打ちで話しかけられると、テレビの音声と家族の声が頭の中で混ざってしまい、どちらも聞き取れなくなってしまいます。
・気圧の変化で具合が悪くなりやすい
これらの対策として、「外出時はノイキャンのイヤホンを装着」「不意打ちで声をかけられると聞き取れないことを家族に予め伝えておく」「体調が悪そうな日は無理をしない」等を行っています。

ここまで聴覚が鋭敏で困っていることだけを書きましたが、よい面もあります。
あくまで自分のことなので、他のHSPの方には当てはまらないかもしれません。
・職場の人やお客様(そこまで興味がなくても)が髪型を変えたらほぼ100%気付くことができます。直近の記憶と照らし合わせて、変化した部分を違和感として察知しています
・楽器の演奏中や歌唱中に、わずかな音のズレにも気付きやすい
・喋っている相手の仕草や表情から、感情を推察しやすい
・家族やペットの小さな体調の変化に気付きやすい。
簡単に総括すると、「わずかな違いに気付きやすい」ことですね。
総じてHSPという気質はコミュニケーションを取る上では、役に立つことも多いようです。

HSPでもあまり悲観しすぎないで、メリットもデメリットも客観的に捉えたいですね。
あっけらかんとしている人やノーダメそうな人を見て「いいなぁ〜!」と思うこともありますが、他人には他人の地獄があるので、表層的な部分だけで判断しないようにしたいです(自戒)。

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