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産後うつを防いだ、パートナーの6つの行動(前編)

先日、わが家のぼうやがついに1歳となりました。

およそ1年前に始まった赤ちゃんとの暮らし。
それはやさしい甘い匂いのする果樹園に家族3人で住まっているような、そこで黄金の果実を摘み取るような、たとえるならそんな日々でしょうか。
とにかくしあわせだった。


「もう0歳のぼうやには会えないの……」と感傷に浸りたい私をよそに、赤ちゃんはどんどん前へ前へ進んで成長してゆく、
その一瞬一瞬を逃すまいと、心とからだの全てを使って赤ちゃんと向き合う毎日です。


さてこの1年、私は体調を崩すこともなくおおむね情緒も安定していて(てんやわんやで「わーー!」と叫びたくなる瞬間はあれど)、
あっという間に過ぎてしまうのであろう赤ちゃんとの暮らしのしあわせを、じっくりと感じながら過ごすことができました。


そう振り返れることが、どんなに恵まれたことか。

子育ての大変さはいろんな方が書いておられるのでここでは触れないけれど、寝不足がつづくなどこちらのコンディションによっては、一時的とはいえ、いとも簡単に感情が絶望の淵に転がり落ちてゆくこともあります。

産後に心のバランスを崩す女性が多いことが問題になっているけれど、「この状態が何日も何週間も続いたら産後うつになってしまうのもわかる……」と、私自身感じる瞬間もありました。


それでも、そのような状態を「線」として長引かせずにそのつど「点」で終わらせることができたのは、一番近くにいるパートナーのおかげだと思います。

今しかない赤ちゃん期のわが子とのしあわせをじっくり味わいながら過ごせているのは、私の場合、パートナーがいてこそ。

今日は「彼がこういう行動や接し方をしてくれたからハッピーな産後を過ごせた」というテーマで書いてみようと思います。

のろけのような記事になる気もしていますが笑、よろしければお読みください。


1.「ママは赤ちゃんを可愛がって当たり前」と思わない


なんだかぬいぐるみのよう🧸


私が赤ちゃんをお世話すること、可愛がることに対して「ありがとう」と言ってくれる彼。
私の自尊感情を守ってくれているのは日々のその感謝の表現だと感じます。

「母親が子どもを可愛がり、面倒を見る」というのは、この世の「当たり前とされていることランキング」の一位にでもなりそうなこと。
それに対して彼が感謝してくれることが、どれだけこの1年私を支えてくれただろうと思うのです。


きっと子どものいる多くの女性はそうだと思うのですが、
自分の子をどうしようもなく可愛くいとおしく感じると同時に、「母親たるものいつでも赤ちゃんを可愛がり十分にお世話をすることは当然!」と思われることに対して、時にしんどく感じる時ってあるのです。

そんな、精神的に疲労困憊してしまった日、物理的に手を差し伸べサポートしてくれることに加え、彼の心からの「ありがとう」に何度癒されたかわかりません。


2.「私がしてあげたいお世話」を大事にする


カンガルーみたい、お気に入りのスリング。まだ肌の赤みが痛々しい頃のぼうや


彼が仕事をしている平日は、朝から夕食時まで私がほぼ一人でぼうやを見ています。

彼に比べ子どもと一緒にいる時間が長いぶん、子どもにまつわることを私の好きなようにやらせてもらっているのも、楽しく子育てができている一因かと思います。

自分で決めたい・指図されたくないという私の性格上、「手は出さないのに口だけ出す」をされるとイライラしてしまいそうです。笑
(彼は十分に「手も出して」くれますが)


と言ってもそれはもちろん「妻にぜんぶ丸投げで自分はノータッチ」、というのとは違います。
(彼は在宅勤務で平日もずっと家にいて日中もぼうやとふれあう機会はあるし、食事も毎日いっしょにとるし、ぼうやのお風呂から寝る準備、夜泣き対応はぜんぶ彼担当です)


ただ、子どもが小さいゆえに二人で真剣に話し合って決めるべきこと(どこの学校に通うのがいいか、とか)というのがまだあまりない今、
たとえば母乳で育てるかミルクも使うのか、抱っこ紐はどこのメーカーのものがいいか、どんなところで子どもを遊ばせるかといったことから皮膚疾患の診察を受ける病院や治療の方針まで、だいたい私のチョイスがそのまま採用されます。


育児に関して私が「こうしたいと思う」と伝えたことに関して、彼は彼で色々と調べたりするけれど、そのうえで基本的に私の意思をかなり尊重してくれるのです。

「杏奈ちゃんが楽しく育児できることが大事だよ」という彼のスタンスのおかげで、初めての子育てをワクワク満喫できているのだと感じます。

母親として、赤ちゃんに自分のしてあげたいお世話ができるって、しあわせなことです。


3.不機嫌を八つ当たりしない



これは生活をともにするパートナーとして、彼にもっとも感謝していることのひとつ。

「不機嫌を八つ当たりしないって、人として当たり前では?」と思われるかもしれませんが、私のほうは結構してしまうので……

というのも、寝不足や疲労が蓄積したところに赤ちゃんのやまない泣き声が降り注ごうものならこちらのコンディションなんて容易に乱れ、あっという間に不機嫌になり、そして彼に八つ当たりしてしまうのですよね。。


もしもそれに対して彼が毎度応戦してきたら。

私たちを待っている日々の惨状は想像するのもこわいくらいだけど、ありがたいことに彼は怒りに怒りで返すことがない人です。

たとえ自分のコンディションが悪くとも彼がそれをまわりに害としてまき散らすことはなく、それによってわが家の平和は保たれている、と言っても過言ではありません。 
 

どんな母親にも新人時代というか新米ママの時期があり、それはつまり、母親になるまでずっと慣れ親しんできた「自分のペース・自分の意のままに暮らせる生活」からの移行に戸惑う時期、ともいえます。

当然その変化に泣きだしたくなるような日だってあるし、苛立ちがつのって仕方ない日だってある。


そのような日々のなか、パートナーが「自分の機嫌や体調がよくなくても理不尽に怒ったりしない」というのは、生活をともにする相手として、心の平安につながるのだと産後はとくに感じるのです。

家という場所が心底ほっとできて、安心感を感じられる場所であるための結婚相手の第一条件ってこれなのでは?と思うくらいです。


私も彼のような人でありたいという気持ちはありつつも、朝から晩まで赤ちゃんの要望を満たすことに精一杯、赤ちゃんには優しくできても彼にはちょっとしたことでも突っかかってしまうのが現実。

そのたび「ごめんね」と思いながらも「今だけは許してほしい」と思っているし、彼もそれをわかって許してくれるので助かっているところがあります。

とはいえ彼もただ私のサンドバッグとしてやられっぱなしでいるのではありません。

私が人としてどうかと思うような言動や彼を傷つけるようなふるまいをすれば、伝えてくれる。
でもそれも(私と違って)喧嘩腰ではなく、「〇〇されると悲しいよ?」と眉尻を下げて言う感じなので、やはり平和のうちにその場がおさまるのですよね。


(後編につづく)


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