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着物は日本の民族衣装

先日、着付け教室で着物問屋さんによる着物のお勉強会があり、そこで着物や帯がどんな風に仕上がるかという工程を知りました。

そこで、「着物は日本の民族衣装。世界一の民族衣装だと思います。」と言われました。

その理由の一つは、着物は帯から羽織まで全て御蚕様を使って、オール絹で出来ているから。
皆さん、御蚕さんじゃないんですよ〜!😂
御蚕様なんです!
しかも、御蚕様は、一じゃないんです。一頭と数えるんです〜😲
それほど昔から大切にされてきたものなんですね。

あの蚕が作った繭玉一つから、いったいどれ位の長さの糸が取れると思いますか?

🙄2メートルかなぁ?
🤔500メートルかな?
🙁それとも・・うーん300メートルかなぁ

答えは、1キロメートルです!

ビックリしましたか?😋

私はとーってもビックリしました✨ あのちっさな繭玉から、1kmも途中で途切れずに糸が取れるんですよ!!

繭玉すごい!👏(笑)

もっと感激しますよ。
日本では5Aから6A、つまり最高に上質な絹糸しか着物に使わないんです。
だから、最高の民族衣装だと誇れるのですね〜😲

でもね、日本は島国です。
中国からシルクロードに乗って絹糸が伝わった最東端だけど、日本では素晴らしい絹糸を生み出す技術にまで高められました。

でもね、悲しいことに、世界の0.3%しか日本の絹糸ってシェアが無いんですって!!😱

それ以外は輸入に頼ってるってことです。

今回の記事に出てくる数字や説話は、着物を大切にされてる方々に関わることだと思いますので、聞いたお話に忠実に書いたつもりですが、もし間違って記入した箇所がありましたらご指摘下さいね。