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近況。

「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら、峠の上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから」

宮沢 賢治. 銀河鉄道の夜 (pp.44-45). 青空文庫

この一節が好きだ。

何が幸せかなんて分からない。
全ては何を起点、基準として考えるか。

良いことも、悪いことも、
全ては幸福へ向かっていると考えられる人は幸せだ。


宮沢賢治が言いたかったことは、
この幸福への道のりを歩むこと、それ自体が幸せである。
ということなのかもしれない。


それはまるで、旅の道中を楽しむがの如く。

もちろん目的地でその土地でしか経験できないことや、
名産品に舌鼓を打つことも良し。

ただ目的地への道中、歩く道、車内、着いた駅。
幸せが胸に込み上がってくる。


人生は旅だ。
どんなラストを迎えるかは分からない。

素敵な終幕を目指し、精一杯その旅路を楽しもうではないか。

それが人生。あゝ人生。


ということで、最近noteを更新できなかったので、
ポエム風な入りでおどける作戦です。てへぺろんちょ。


近況について。

年末年始新しくオープンした、アパレル事業の店長として現場で働いてました。

コーチングのクライアントさんとも楽しく、セッションしてみたり。

インド哲学、チベット仏教にハマって、大乗仏教の二大宗派と呼ばれる中観派のもう一つ、瑜伽唯識派について研究してみたり。
経典である、ヨーガスートラ、サヴァ・サンヒター等々。

一応ヨガインストラクターの資格を持っているんですが、普通にポーズをやるのがメインで、経典系や思想とかまでは深くやらないんですよね。

なので、表面上なことだけではなく、きちんと体系立てた論理も学んでみました。

誤解を恐れずに大胆に言うと、
悟りのために欲を抑える戒律がある仏教が、土着の宗教との融合を果たして、「セッ○スを利用して、悟ろう!」って言い出す宗派もあったりして、
実に面白い。

確かに脳科学的な悟りへのアプローチとしては、理に適っている部分もあって、全然トンデモではないんだけど、
ただひたすらに、倫理的にも、社会的にも終わるっていうね。笑

勿論それを諌めて、そこは妄想で補完しよう!っていうので、原点回帰して、倫理的に修正していく宗派もたくさんありますので、安心してください。笑

で、ここで気づいたのが、
空の部分でいつまで留まるのも違うなと。
瞑想してれば、幸せって全然自己完結する。

そこに縁起という、現実的な思考を働かせて、
どのようにして世界と自分という存在を分かち合うのかっていうことも同時に大切だなと。

分かりやすく言うと、スピリチュアル系の言説としてよくあるのが、
「全ては自分から始まって、起きること全てが自分の責任だ。
だからこそ自分が世界の創造主だ!だから自由に好きなことやっていいんだ!」
みたいな感じで、ふわふわ地に足つかなくなっちゃうんだよね。

それはそれで、そういう思想も肯定されるべきで、一つの正解。
現実で疲れた人にはとびきりの特効薬なのよ。

実存主義的な考えね。
ややもすれば、ペシミストまで行っちゃう可能性もあるけど。笑

でもそれだと自己完結はするけど、その上で現実世界の今を楽しむ!っていう部分があると、もっと面白いなぁ〜って思うっていう。

そのためには、自分にまつわる時間軸も含めた縁起の世界観を強烈に感じることがメチャクチャ効果的。

自分の身体、家族、友人、社会など。
ビックバンがあるから今があるっていう。46億年の分の厚みを縁起として、生命のバトンタッチを感じること。

抽象的な意味での「愛と成長のDNA」をどのように実現していくかっていうことを考えると、やれること面白いことたくさんあるな!って。


理論、理屈では分かってたけど、色々な瞑想等をやっていく内に、ガツンと腑に落ちまして。


現実的な「お金が全てでしょ!」から、
思考的な「世の中は幻想、ゲームでしょ!」を経て、
縁起的な「幻想という側面はありつつ、縁起という側面を認め、その2つを抽象概念で感じよう!」という中庸さ。

この辺りがやっぱり大切だなと。
ということもあって、自分の仕事を通じて、

「自らの愛に気づき、自らの愛を輝かせ、
世界に平和と喜びをもたらせる人を増やす!」

というビジョンをこの現実世界に打ち立てて、
生きてみたいなと思っている今日この頃です。

近況②

いきなりの質問なんですが、
自分にとっての仕事とはなんですか?
仕事の定義とは?

最近色々考えている中で、
仕事についてのリフレーミングも思いつきまして。

仕事の定義を
「何かの事業や作業を通じて多くの人を幸せにすること。」
ではなく、

「自らのリソース(才能、知識、経験)を多くの人と分かち合うこと。」
と考えるのがしっくりくるなと。

前者だとどうしても、資本主義的なラットレースに巻き込まれる。
どれだけ売り上げを上げたのか、信頼してくれる人がいるのかが仕事の目指すところになってしまう。

ビルゲイツ、ウォーレンバフェット、イーロンマスクが最強!みたいな。
もっと言えば、同期で一番成果出している人がエラいとかね。

それってそもそも、基準となるルールがおかしいんじゃないかと。
ではなくて、シンプルに対自分比で、どれだけ自分のリソースを開発できて、世界と分かち合えたかを考えた方が、精神衛生上良いかと。

こんなことを考えてみたり。


精神医学についても、論文と専門書片手に、スタバで勉強したりもしてました。
どうやったら多くの人が自分のバイアスや、囚われから解放されて、自由に楽しく人生を謳歌できるのかを思案してまして。

心理カウンセラーの資格をとった時には、認知行動心理学をかなり勉強しんだけど、それで中々好転しない場合もあったりするんですよね。

その場合の選択肢として、TFTやら、タッピングやらを色々勉強しまして、両側性刺激にヒントがあるんじゃないかと。

作用機序は色々仮説段階の部分もあるけど、WHOからのお墨付きもあったりして、ある程度統計的に有意であるな〜。なんてやってみたり。


あとは、組織論の勉強もしてました。
近代的な部分だと、松下幸之助、稲盛和夫、孫正義などの自伝などを読んで、激動の人生に思いを馳せてみたり。

最近の風潮として、ウェルビーイングって結構言われているけど、上司が部下におもねるような感じで誤解されがちだったり、どうなの?って思ってまして。

フラットなティール組織とかの自立分散型組織体にヒントがあるんじゃないかと。
要は、組織を生き物のように扱う。アメーバ経営とかね。

分かりやすく言えば、
手と足と内臓ってどっちが偉いとかってないよね。っていう。

どっちも大切で、どっちも偉い!
何かが欠けてもダメで、一つ一つが「善き人生!」という方向性に向かって、各々が全力を尽くしている。

自分のパフォーマンスの最大化が、チームの最大化であり、
チームの最大化が自分の最大化である。

こんな仕事という部分的な箇所で、擬似的な一蓮托生感をもたらす考え方でして。
成人発達段階とかの、インテグラル理論、トランスパーソナル理論とかを踏襲してて、ビジネス論理の世界がやっとスピリチュアル的な世界に追いつきつつある様だなと思ってます。


まぁこんな感じで年末年始は、仕事をしてみたり、今までの専門分野の知識をアップデートしてみたり、色々充実させて頂いております!!

いつも本当にありがとうございます!!


近況③


新しいビジネスを立ち上げよう!の巻。

「自らの愛に気づき、自らの愛を輝かせ、
世界に平和と喜びをもたらせる人を増やす!」

というビジョンがより明瞭になりまして、そのためにできることってなんだろう。と思ってて、大きく3つあります。

・真善美ドリブンで世界を喜ばせよう!
・人・モノ・カネドリブンで世界を喜ばせよう!
・精神性向上ドリブンで世界を喜ばせよう!

この3つです。笑

今たたいている途中なので、大まかなところですが、
これら3つができたらもっと世の中が、皆幸スパイラル7.0になるんじゃないかと。

「自分7.0コーチング」の活用場所や、対象を拡張して、分かりやすくした。感じですかね。

・人・モノ・カネドリブンで世界を喜ばせよう!
起業家、フリーランス、リーダーを対象

・真善美ドリブンで世界を喜ばせよう!
ミスコン出場者、アーティスト、インフルエンサーを対象

・精神性向上ドリブンで世界を喜ばせよう!
スピリチュアルに興味がある人を対象

こんな感じです。

詳細はまた後日。
なんかアイデアとか、興味があるやつあれば、コメントで教えてください!

応援してくれる人や、一緒にやっていきたい人も募集してまーす!


自分7.0コーチ
竜馬コーチ

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