【カレーちゃんカレーちゃん状態】とは
我が子に対して、親バカを超えた過保護な状態。生活がままならないほど対象が気になってしまう様。

[使用例]
大丈夫？カレーちゃんカレーちゃん状態になってるよ。

[使用例]
うちの子自慢をしすぎて、カレーちゃんカレーちゃん状態と言われてしまった。

普段ラブコのインスタライブ等を見てくださっている方はご存知の通り、私スタッフゆいのカレー子（去年のちょうど１年ほど前に自ら保護しラブコ入り、今年１月に家族に迎えた子）への過保護っぷりはほとんど呆れられているほどでございます。

初めて自分で保護したということに対する特別な気持ちと、保護してからこの１年間、カレーちゃんは腫瘍疑惑から慢性腸炎、慢性鼻炎や外耳炎にほとんど通院も投薬も途切れることがなく。
長い間外で暮らしてきた彼女にとって環境が変わったストレスが強かったせいもあるのだろうと責任を感じていたことが大きかったです。（単純にめっちゃ可愛いと思っていたからが一番ですが）

そんな訳で気付くとすっかりカレーちゃんカレーちゃん状態だった私ですが、そんなに気になるなら家族になったらいいじゃない、となり我が家の一員にお迎えすることに。
彼女の体調もやっと落ち着いてきていたところだったので、これから一緒に穏やかに過ごしていけたら、と思っていました。

が、我が家に来てからは落ち着くどころか体調が悪くなる一方。
食欲が落ちてしまって体重もみるみる減っていきました。
2ヶ月ほどあーでもないこーでもないと右往左往して、結局FIPということが分かりました。
この原因不明の体調不良〜FIP治療が落ち着いてくるまでの2ヶ月間、ジワジワと不安に自分が蝕まれていく時間が本当〜〜〜〜〜に辛かった！
もう途中からはずっと、私が保護したから、私のせいでカレーちゃんはこんな思いをしているんだ、という気持ちでいっぱいでした。

そして私はついに、カレーちゃんカレーちゃん状態を更に超えた「カレーちゃんノイローゼ」へ進化してしまいます。

FIPの疑いで治療が始まるか始まらないかくらいの頃でしょうか。

元々通院していた近所の病院からWAFさんに通うことになり、慣れない運転での決して近くはない距離のこまめな通院に疲れていたのもあります。（この時は疲れていたけど、WAFさんに行くことにして心から良かったと思ってはいました）

カレーちゃんの食欲が安定せず、毎夜1時間ごとに自然と起きてしまい様子を確認しないと気が済まず、ソファーで寝ていたり。
ブライアンとも当然喧嘩になり、「普段の生活もままならないなんて、こんなことになるならもう猫のことをやるのは諦めなさい」と言われたり。

そんな生活ですから、ラブコのお仕事にももちろん支障が出ます。
カレーちゃんご飯食べたかな？食べてないな、、、と思っていたら夢で寝坊をかましたり、作品作りも遅れたり、夜遅くに今村さんにパニック状態で電話したりしました。
そしてスタッフ会議のタイミングで、私がラブコを継ぐという話は一旦見送り、ということになりました。

そう、この時はまだ今村さんがラブコを松本に持っていく話は出ておらず、私はラブコを継ぐために絶賛頑張らないといけない時でした。
正直いっぱいいっぱいすぎて、あ！！！と、ほとんど忘れていました（苦笑）

そしてネガティブ爆発状態だった私は、「私がこんなだからついに見限られてしまったんだな…」と思い、勝手に今まで楽しかった日々に思いを馳せたりしていました。
ヤバイ精神状態です。

帰ってからブライアンにも同じようなことを言って慰めてもらったのを覚えていますw

そんな感じでウダウダと過ごしていた私ですが、ず〜〜っとネガティブでい続けることも意外と無理なもので、段々と気持ちも落ち着いて来ました。
覚悟が出来たとも言うのか、カレーちゃんがどうなるかはもう分からないけど、自分が出来ることをするしか無いよね、という気持ちに切り替わっていきました。
それと同時進行で幸いにもFIP治療薬がよく効き、カレーちゃんもみるみるうちに元気に。
「カレーちゃんノイローゼ」は無事終わりを迎えました。

自分のあまりに小さい器への自覚や反省と、通院や注射、点滴や色々な経験、カレーちゃんにたくさん学ばせてもらったなあという気持ちです。

そして本題に入ります。
先日、飼育放棄されてしまいラブコに入社となったスワニーについて。
実は彼がラブコ入りした日、私はカレーちゃんの通院でWAFさんにいたのです。

スパイYUI ＆ CURRYKOによりスワニーは急遽ラブコで保護するに至る訳ですが、なかなか印象深い出来事だったのでその２で書こうと思います。
前振りが長くなりすぎてごめんなさい。この記事でまとめて書く予定でしたが、カレーちゃんについて書くとなると短くするのが難しかったです。
カレーちゃんカレーちゃん状態は絶賛継続中のため、どうかお許しください！

つづく