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全ては音楽のために〜GACKT

あなたは『GACKTさん』と聞いて、何を
思い浮かべるだろうか。

タレント>実業家>良く分からない>歌手

こんな感じだと思う。

しかし、歌手以外の活動は、全て音楽のため
だということは、あまり知られていない。

世間で、CDが売れなくなっていた頃、
このままでは先細り、音楽活動も出来ないと、事業に乗り出した。

中古の携帯電話や、車、バイクを海外で売ったり、不動産をしたり。

そうして、よく知られている、
クアラルンプールの家を手に入れた。

そこには、自身のバンドメンバーはもちろん、
他のバンドのメンバーも訪れ、
トレーニングする。

アスリート並、と言われるトレーニングを
することで、声量や体力を維持している。

歌手としてのGACKTさんは、あまり
報道されないが、日本でも、ツアーや、
オーケストラとの共演、学園祭に見立てたイベントなどを行っている。

声量、上手さ、声の良さ、どれも
高水準なのだが、特に、様々な声が出ることが、推しポイントだ。

女性並に高い声から、低い声まで、
自在に操っている。

タレントも、役者(ハリウッド映画にも出ている)も、事業も、ステージのセットのクオリティーを落とさずに、歌手・GACKTとして活動するため。

GACKTさんのライブ映像を観たことがあるが、衣装からセットまで、統一され、
確かにこれは資金が必要だわ、と思った。

大河ドラマ『風林火山』に出演するキッカケになった、会場を馬に乗って疾走する様子は、まさに戦国時代にタイムスリップしたかのように感じた。

甲冑に身を包み、髪をなびかせて、
馬を操る姿に、番組ディレクターは、
上杉謙信を観た、という。

そうした、趣向を凝らしたステージには、
資金がそれ相応に必要。

CDが売れないのだから、他で補おう。

至ってシンプルな思考で、事業家になった。

それを始めたのが、他の歌手より早かったので、その部分がクローズアップされることが増えた。

GACKTさんも、これは全て音楽のため、
と、声高に言わなかったこともあり、
GACKT=実業家、またはタレント、と
世間から思われている節がある。

実際は、再三言っているように、音楽活動を維持するためだが、大ヒットした映画『翔んで埼玉』に主演したことで、役者という肩書きも強まった。

GACKTさんは、音楽に対して、
非常にシビアでストイックな所がある。

ライブリハーサルで、上手く踊れていないメンバーを、当日、本番から外すこともする。

それは、自分のライブの質を落とさないため。

それには、まず、自分が出来ていなければならない。

だから練習する。トレーニングする。

GACKT、というブランドが出来上がっている現状で、質の低下したライブは出来ない。

私の場合、ライブのチケットは、
正直、高くて手が出ないが(GACKTさんに限ったことではない)、映像作品を観たり、
テレビでお元気な姿を拝見するだけでいい。

全ては音楽のため。

その信念を知っているから。

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