阪神牝馬S、ニュージーランドT、桜花賞 レース回顧

阪神牝馬S

馬場傾向振り返り

2回阪神 馬場レベル推移
週間情報
2日(火)芝刈りが行われています

レース当日、発売前 天候:曇り、芝:良
9:25 天候:曇り→晴れ
15:14 天候:晴れ→曇り
と推移し、当レースは良馬場で行われました。
古馬OPクラス2600mの走破タイムが2.37.5、標準タイムが2.37.8、古馬2勝クラス2400mの走破タイムが2.26.4、標準タイムも2.26.4、当レース走破タイムが1.33.0、標準タイムが1.32.8、スローペースだった事を考えれば水準以上の時計の出る馬場だったと判断しても問題無いでしょう、少なくとも時計の掛かる馬場では無かったのではないでしょうか。
レース当日は差し、追い込み馬の台頭が目立ちましたが、勝ち馬は全て4角を5番手以内で通過していました。馬場の内側が傷み始めて前が止まらない馬場ではなくなってきたのかもしれないですね、注意したいです。

ラップタイム振り返り

過去5年平均ラップタイムと今回ラップタイム

走破タイムが1.33.0、前半通過タイムが35.4-47.4-59.5、後半上りタイムが57.6-45.6-33.5、スローペースの決め手比べになり、瞬発力の有る上り3F上位3頭が3着までに入りました。

騎手、陣営コメント

ニュージーランドT

馬場傾向振り返り

3回中山 馬場レベル推移
週間情報
2日(火)芝刈り、4日(木)肥料散布が行われています

レース当日、発売前 天候:曇り、芝:稍重
当レースは稍重で行われました。
7R 3歳1勝クラス1800mの走破タイムが1.48.3、標準タイムが1.48.6、当レース走破タイムが1.34.4、標準タイムが1.34.3なので水準程度の馬場レベルで内側先行有利な馬場傾向でした。

ラップタイム振り返り

過去5年平均ラップタイムと今回ラップタイム

走破タイムが1.34.4、前半通過タイムが36.0-47.3-58.9、後半上りタイムが58.4-47.1-35.5で平均的で締まった流れでした。

騎手、陣営コメント

  • <エコロブルーム=1着>横山武騎手 リズムを大事に乗った。内を狙いかけたのは判断ミス。馬に助けられた。完成はまだ先でも、すごくいい背中。馬場もへっちゃらだった。G1でもチャンスある。

  • <ボンドガール=2着>武豊騎手 ゲートを出てくれたし、いいレースができた。得意な馬場とは思わないけど、こなしてくれた。力はありますね。

  • <ユキノロイヤル=3着>石橋騎手 使うごとに成長している。スタートが速くて、いい位置につけられた。 

  • <カズミクラーシュ=4着>菅原明騎手 とても乗りやすかったです。取りたい位置が取れて、いい内容でした。

  • <ドリーミングアップ=5着>吉田豊騎手 前のレースが外差しで外に出しましたが、結果的に内を突けばよかった。

  • <クリーンエア=6着>松岡騎手 展開、ペースともにうまくいきましたが、直線で手綱を落とすミスをしてうまく乗れませんでした。

  • <エイムフォーエース=7着>森泰騎手 少し大事に乗りすぎました。もっと流れると思ったので積極的に乗ればよかったです。

  • <オーサムストローク=8着>田辺騎手 ゲートは許容範囲だったが4角からの勝負どころで脚が鈍った。

  • <エンヤラヴフェイス=9着>北村宏騎手 手応えは悪くなくブリンカーが効いていた。スタートから直線の長いコースが合いそう。

  • <スパークリシャール=10着>浜中騎手 上手な競馬ができなかった。外枠が厳しかった。

  • <ルージュスエルテ=11着>横山和騎手 1、2着馬の後ろをキープできなかった。馬場が全て。今日は度外視できる内容。

  • <シャインズオンユー=12着>石川騎手 ロスなく運びたかったが内に入れられなかった。

  • <サトミノキラリ=13着>内田騎手 外枠が厳しかった。

  • <デビッドテソーロ=14着>原騎手 スタートの10秒前に後ろにもたれて、いいスタートが切れなかった。

  • <ブライトマン=15着>三浦騎手 ゲートでの駐立がいまいちだった。馬場も合わず参考外。

  • <キャプテンシー=16着>M・デムーロ騎手 駄目でしたね。もう少し走るイメージ。馬場が合わなかったかもしれない。

桜花賞

馬場傾向振り返り

2回阪神 馬場レベル推移
週間情報
2日(火)芝刈りが行われています

レース当日、発売前 天候:曇り、芝:良
6:30 天候:曇り→晴れ
と推移し、当レースは良馬場で行われました。
7R 古馬2勝クラス1600mの走破タイムが1.33.5、標準タイムが1.34.0、10R 古馬3勝クラス2000mの走破タイムが1.58.8、標準タイムが1.59.5、当レース走破タイムが1.32.2、標準タイムが1.33.6、速い時計の出る馬場レベルで、レース当日は土曜日以上に差し、追い込み勢が幅を利かせていました。

ラップタイム振り返り

過去5年平均ラップタイムと今回ラップタイム

走破タイムが1.32.2、前半通過タイムが34.5-46.3-58.1、後半上りタイムが57.7-45.9-34.1、レース当日の馬場レベルを考えたら平均か少し遅い位でレースが進み、中団で運んだステレンポッシュが直線追い比べを制して後続の猛追を凌ぎました。

騎手、陣営コメント

  • <ステレンボッシュ=1着>モレイラ騎手 パドックに乗ってからすごくいい感じがして、返し馬も落ち着いていて、レースもスムーズで能力が高い馬です。強い勝ち方を見せてくれて、素晴らしい馬です。距離が延びても問題ないです。

  • <アスコリピチェーノ=2着>北村宏騎手 1歩目は五分に出ましたが、思ったよりスピードに乗れなくて。その後はうまく態勢を整えながら進められました。(4角で)手応えで少し苦しいところがあってそこで勝ち馬に割って出られました。よく食いしばってくれましたが、その分の差。

  • <ライトバック=3着>坂井騎手 ポジションは気にせず、この馬のリズムで。折り合いに進展が見られました。その分、素晴らしい脚を使ってくれました。まだテンションとか課題はありますが、力のあるところを見せてくれました。

  • <スウィープフィート=4着>武豊騎手 思ったよりゲートを出てこの馬のレースを。最後は伸びています。このメンバーでも十分にやれます。オークスが楽しみじゃないですか。

  • <エトヴプレ=5着>鮫島駿騎手 康太さん(落馬で乗り替わりとなった藤岡康騎手)の無事を願っています。力を出し切ることはできたと思います。

  • <セキトバイースト=7着>藤岡佑騎手 前走よりバランスも良くなって脚がたまり、ラストもしっかり伸びていた。力を出し切ってくれたと思う。

  • <クイーンズウォーク=8着>川田騎手 これをいい経験にして、次に向けての準備ですね。

  • <テウメッサ=9着>岩田望騎手 予定より少し後ろのポジションになったけど、しまいも脚を使っている。もう1、2列前で競馬ができたら、勝負になっていたかなと思います。

  • <ハワイアンティアレ=10着>池添騎手 スタートでちょっと狭くなって後ろからに。もともとテンに行けないので。最後はジリジリきてくれている。これからに期待したい。

  • <イフェイオン=11着>西村淳騎手 ファイトしておさまりがつかなかった。初めてタイトな競馬をしたのが次につながれば。

  • <シカゴスティング=12着>浜中騎手 ゲートで寄られたりしたけど道中は馬の後ろで我慢してくれた。本質は短距離馬だと思う。

  • <チェルヴィニア=13着>ムルザバエフ騎手 リズム良く走らせるのを心がけて4角まではいい形で進められたと思う。直線で追ってからの反応がなかった。休み明けの分なのかも。

  • <マスクオールウィン=14着>津村騎手 ハミを替えた効果で返し馬がうまくいった。折り合って運べて直線も反応してくれたけど、相手が強かった。

  • <セシリエプラージュ=15着>M・デムーロ騎手 反応がなかった。いいところにいたけど…。

  • <コラソンビート=16着>横山武騎手 1600メートルは長かったですね。前走でもギリギリだったので。前走以上に(ハミを)かんでしまった。思い切って逃げるプランもありだったのかなと思います。

  • <ショウナンマヌエラ=17着>岩田康騎手 ちょっと(ペースが)速かったかな。スタートを決めて、この馬のレースをしたけど。

  • <キャットファイト=18着>松山騎手 思ったような位置で運べたけど、能力を出せなかった。イレ込んだり少し気負ったり…。

※コメントは日刊スポーツさん極ウマプレミアムからの転用


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