人には好きなものがある。それは趣味だったり食べ物だったり人物であったり。

そういった中で、自分の好きだった女の子の好きなものは何か特別に感じるものがある。

ただのこの世界に存在する普遍的なモノであるはずなのに、元カノがって付随するだけで価値が生まれる。

そして、元カノが好きだったものを見ると、あの頃一緒に食べたなーだったり、一緒に見たなー、一緒に笑ってたなって思い出してしまう。

元カノはアイスが好きで、さつまいもが好きで、
でも辛いものが食べれなくて、インナーカラーの金髪が似合ってて、ワンピースの話で盛り上がって、君が好きだったk-popを車で一緒に聞いた。

いい思い出だし、思い出すと切なくなる思い出でもある。別れた頃はこれらのことに触れるだけで泣きそうになるくらい辛かった。でも、そんな自分も変えないといけないと思って、なるべく付き合ってた頃とは別人になろうとした。

そんなんで、アイスも食べることを控えてなるべく思い出さないようにした。
ワンピースを読まなくすることはできなかったけど。

なぜ急にこんな話をしようと思ったかというと、今度クレヨンしんちゃんの映画が公開する。

元カノは毎年クレヨンしんちゃんの映画を見に行くくらい好きだった。

だから自分との決別に、1人でクレヨンしんちゃんの映画でも見に行ってみようかなって思う。

半年経ってもまだ少し引きずってる僕を許してください。もう少し暖かい目で見守ってほしい