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The PARTY in PARCO

少し前の話ですが、3月31日、渋谷パルコ劇場で開催された、THE PARTY in PARCOの昼、夕の部に行きました。その時の感想を記します。

こちらは、森崎ウィンくんがホストになり、ゲストに中川晃教さんと田代万里生さんをお迎えして、歌にトークに賑やかに繰り広げる、まさにパーティーなライブでした。前日の30日は佐藤隆紀さんと加藤和樹さんがゲストでした。

陽100%の御三人が揃うのですから、観る前から楽し過ぎる、そして、時間押し押しになることはわかりきっていましたが、予想以上の弾けっぷりで本当に楽しかったです。

ライブの構成は、ホストであるウィンくんの発案で、ゲストさんがずっとステージ上に出ていられるよう、ラジオ番組の生放送を模した設定に。そのパーソナリティであるウィンくんが、ゲストのトークを引き出し、曲紹介をする、そのような展開でした。

ウィンくんの登場は客席のすぐそばから。「ラジオスターの悲劇」を歌いながら客席を上に下に練り歩き、観客皆さんに手を振ったり、握手したり、もう最初からとっても元気。ウィンくん自身が楽しんでいる様子が伝わってきました。

ゲストとして、あっきーと万里生くんが登場し、テーブルにつくと、話題がポンポン飛び出てなかなか着地しない。かと思えば、ホストのウィンくんを置き去りにあっきーが進行したり、ふたりで掻き回すことこの上ない。ふたりに振り回されるウィンくんは困りつつも嬉しそうで、三人の仲の良さが伺えました。

質問コーナーでは、ほぼお約束ですが、三人のやり取りが即興のミュージカルとなり、ハモりが自然に入ります。天気をお題にスラスラと歌詞が出てくるし。三人の発想の豊かさと音楽的センスの高さを見せつけられてしまいました。また、舞台上なのに、気をてらったり、かしこまることもなく、まるで他愛無い雑談の延長のように、どこまでもナチュラルに歌ったり、おしゃべりをしている。素人には計り知れないホント根っからの舞台の方たちなのだと思いました。

微笑ましくてついついトークのことばかり書いてしまいました。肝心の歌はというと、番組の合間の歌のコーナーのように、三人で交互に思い出の歌とか今歌いたい歌をそれぞれ披露。

あっきーファンの私はこの2曲に注目。1曲目は、4月22日より始まった、「ミュージカル CROSS ROAD」より音楽の悪魔、アムデュスキアスのソロ、「悪魔のロンド」。天才バイオリニストのパガニーニを主題にした作品なだけあって、クラシカルな曲調で歌唱法もオペラのような発声で歌い上げる。こんな歌い方も出来るんだ〜と、あっきーの引き出しの多さにビックリしました。悪魔の調べの如く魅惑的な人外感を歌声だけで表現できるって…。脱帽しか無い…。

2曲目は、ウィンくんとのナンバー、マイケル・ジャクソンの「Remember Me」。昨年、LMSでお二人で初披露だったけれど、息もピッタリ、マイケル独特の小刻みなリズムを完璧にノリこなし、すごくカッコ良かった。そして何と言っても、とっても楽しそう。

互いをリスペクトし合っている歌声を聞いたら、7月の八ヶ岳音楽堂のMUSICAL WEEKのお二人の回は、即完売も当然ですよね。抽選に外れて残念だけど、より多くの方に素敵な音楽を聴いてもらえたらそれはそれで良いな、と思うことにしました。
万里生くんとの回は、最初に取ったので何とかゲット出来ました。

もちろん、万里生くん、あっきーとのデュエット、「プレリュード」も壮大でとっても良かったです。

というわけで、歌にトークに楽しすぎた御三人のライブでした。また次回もあったら必ずに行こうと思います。


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