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2024/01/03 震災、事故、私たちができることとは

明けましておめでとうございます。
あっという間に1月3日です。

穏やかではない年の初めになりました。
心がざわざわしますが、
「私は今、何ができるか」ということを落ち着いて考えましょう。

1月1日の能登半島で地震が起こった直後、
X(旧ツイッター)でたくさんの情報をリツイートをしている
知り合いがいました。

中には「これって本当?なんか怪しい?」みたいな
ものもあり、リツイートすることで情報が溢れ、
本当に情報が必要な人に伝わらないのではないかと
心配していたら、案の定、リツイートしていたのは、
数年前の地震の投稿でした。

良かれと思ってやっているだと思いますが、
一旦、俯瞰することも大事なことだと思いました。

もやもやしながらも実家に帰って、
親戚が集合して、わいわい言いながら食事会。
楽しんでいいのだけれども、
余震が続く能登のことは気になるし。

金沢の友人のFB投稿があり、
無事だが避難していることが分かりました。

と、今度は羽田空港での事故のニュース。
また心がざわざわ。

しかし、この投稿を拝見して
ちょっと心が落ち着いてきました。
篠田真貴子さん
エールの取締役でLISTENの監訳者のnoteです。
引用いたします。

この投稿を読んで、
『何かできることはないかと思うけれども、
相手のことを思うだけもOK』というところが
同じ意見で、少しほっとしました。

しかし、「共感(empathy)は疲弊するが、
思いやり(compassion)は健やかで優しい」
まだこの部分が十分に理解できずもやもやするので、
もう少し調べてみたいと思いました。

コンパッションについて(参考までに)

コンパッション(compassion)の直訳は「思いやり」や「慈悲」だ。しかし、能力としてのコンパッションを提唱するジョアン・ハリファックス博士は、コンパッションを以下のように定義している。

・ 自分自身や他者に対する理解を深め、心から力になりたいと思うこと
・ 自分自身や他者に寄り添う能力のこと

ハリファックス氏によると、人間は生まれながらにコンパッションをもっている。自分自身や他者への思いやりをもち、物事をフラットな視点で捉えることで、我々は自分自身を成長させられるのだ。

コンパッションを理解するためには、「エッジ・ステート」という概念にも注目すべきだろう。ハリファックス氏は「充実した人生を送ること」や「他者を助けられる存在になること」を叶えるためには、エッジ・ステートを身につけるべきだと説明している。

エッジ・ステートは以下の5つの資質に分類される。

・ 利他性
・ 共感
・ 誠実
・ 敬意
・ 関与

5つの資質を高めることが重要ではあるものの、これらに意識が向きすぎる状態は好ましくない。例えば「他者の役に立ちたい」という利他性が過度に働くと、承認欲求に支配されたり、相手の依存心を刺激したりする可能性がある。

また、共感は他者の感情に寄り添うために欠かせない資質だが、相手の感情をトレースした際に自分自身が傷つくこともあるだろう。

このように、5つの資質には良い部分と好ましくない部分が混在している。ハリファックス氏によると、コンパッションを高めた状態に保っておくことで、好ましくない部分さえも成長機会として活用でき、他者貢献につなげられるとされている。

MarkTRUNK    https://www.profuture.co.jp/mk/recruit/management/35236より出典


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