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ネコになったんだよな、君は

———2022年12月28日深夜、自担が突然ネコちゃんになった。


ねこの日だからさ

きょうは2月22日、ねこの日。
私はイヌ派かネコ派かと問われれば、ネコ派だ。でも、街やペットショップで見かけたらちょっと「かわいいな」と思うくらいだし、ネコモチーフの雑貨とか小物が好きなわけでもなく、こんな感じで別にネコに対する特別な思いはない。
なかった。

井上拓海に出会うまでは—―—。

今回は、ねこの日記念として、約2か月前に突如として私の前に現れ一瞬にして心を奪い、私を狂わせたまま普通に戻してくれない「井上拓海」についてひたすら語ろうと思う。日々Twitterで同じようなことをつぶやいているが、飽き足らずブログというかたちに……。演じた藤原丈一郎くんのことももちろんだが、あくまでドラマの登場人物「井上拓海」にスポットを当て、思いを馳せる。


選択肢の「ネコちゃん」

年末、藤原丈一郎くんが『生ドラ!東京は24時 第一夜 シンガロング!』で鈴木保奈美さんと主演を務めるという嬉しすぎるお知らせを受け、興奮で眠れない夜を過ごした。そして放送の数時間前、番組公式Twitterに衝撃的なツイートが。

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戸惑いのタイムラインは一生モノ。みんな超悩んでいるように見えたけど、最終的に選択肢のボタンを押す指に躊躇いはなかったのでは……?もちろん、他の衣装に決定した場合の“可能性”はいっぱい考えた。こんなこと書くのはいかがなものかと思うが、例えばアラジン衣装なら、丈くんのあの鍛え上げられ引き締まった身体を見られるし、ZAZYもバチェ男も個性あふれる衣装で、丈くんが着たら素敵だろう。

だけどやっぱり、この真っ白な「ネコちゃん」じゃなきゃダメなんだ。全身が丈くんの「ネコちゃん」を欲していたのだ(大げさ)。でも中には「猫耳ならこの先もきっと見られる」という意見もあった。その通り、彼はアイドルで、これから先も雑誌などで猫耳を身に着ける機会がきっとある。だけど、やっぱり見たい。だって、マネキンの首元をよく見てごらん。小さな鈴、ふりふりのレースがあしらわれたチョーカー。これが決め手といっても過言ではない。私は迷わず、「③ネコちゃん」に投票した。配信勢の私はおとなしく眠ることとし、配信開始まで悶々として過ごした。翌朝「ネコちゃん」の残り香がするTwitterは、私の楽しみな気持ちをもっと掻き立てた。

井上拓海について

さて、ここでようやく本題に入る。登場人物「井上拓海」という人間について、(少々勝手な憶測も交えて)とにかく語りたい。まずはプロフィールから。名前、井上拓海。生年月日……?うーん、まあ多分25~28歳くらい。生まれは、えーと…血液型は……まって!わからない!こんなにも好きなのに、彼の情報は、名前とフジテレビ社員であるということ以外、何にもわからない!ただ当たり前だが、ドラマなので作品中で彼のある程度の性格と雰囲気は掴めた。
深夜番組「歌うま梁山泊」。今夜もその放送が始まり、熱唱する出演者を外から優しく見守る吉田さんのもとに、スタジオの後ろの階段から駆け下りてきた一人の男性。落ち着いた髪色、ツートンシャツ、いかにも“テレビの人”っぽいショルダーバッグとガムテープ。「井上くん」と呼ばれた彼はちょっと焦っている様子で、スポンサー先の鈴崎社長とのやり取り中もそわそわしていて、頑張ってにこにこして、腕時計をちらちら確認する姿が可愛い。

AD井上くん、実は⁈

ドラマ全体で、プロデューサーの吉田さんの後ろにちょこんといる拓海くんがめちゃくちゃ可愛い。でも別に身体が小さく見えるとかではなくて、そこはやっぱり小柄な吉田さん(鈴木保奈美さん)がいるからなんだろうなと……。階段を駆け下りるふたりの会話中で、「井上くん、今やめざましのDでしょ」、こんなびっくり情報が、さらっと。めざましのD⁈めざましテレビのディレクター⁈マジかよすごいよ拓海くん……教えてよ先に….!ADで呼んじゃってごめん、と謝られると「まあAD仕事嫌いじゃないですし」と得意げに言った拓海くん、とっても良い。この衝撃的な事実を知ってから、井上拓海の“やばさ”が分かった。多分彼はそれなりに“良い”生活をしてそうだし、いろんな面で“ちゃんと”しているんだろうなと勝手に想像してやられている。
“実は”めざましのD、これが井上拓海の沼ポイントだ。これはこれで話すと長くなりそうなので、この辺で。

いろいろな井上拓海くん①

ここでは好きな井上拓海くんをダイジェスト(?)で頑張ってちょっとずつまとめていこう。
岡林さんの楽屋にて
「尾崎聴き」の出演者、岡林さんの「ピアノがないと尾崎豊は歌えない」という言い分を説得しようと頑張る吉田さんの後ろに立つ拓海くん。「僕のなかの尾崎がこう言っている」、彼のその言葉に思わず「ぼくのなかのおざき……?」と呟いちゃった。頭にはてながたくさん浮かんでて、可愛い。
後輩の女の子とのシーン
これがめちゃくちゃ良い。可愛い。先輩風を吹かしているわけじゃないけど、ちゃんと余裕を感じる。先輩である吉田さんに関する話、現場での本音を意気投合して話しているの、めちゃくちゃ可愛い。もっと仲良しになってほしい。
アナ雪カップルとの遭遇
番組で次に出番が迫る「アナ雪デュエット」のカップルの彼氏のほうと鉢合わせた拓海くん。方向性の違いで喧嘩別れしてしまった2人を説得しようと試みるけど難しかったようで、これが悲劇⁈を生み出す。この場面の拓海くんの可愛いポイントは、“喧嘩したカップルの仲裁役”っぽくなっているところであり、なんか面倒そうなことに巻き込まれている感がとてつもなく好き。
歌うことになっちゃった
彼氏のほうを説得しきれず逃がしてしまった吉田井上ペアをはじめとした現場スタッフたちは、数分後に出番のこのデュエットをどうするか悩みに悩んだ末、王子役のほうを井上拓海に任せる。ここの好きポイントは、『とびら開けて』について結構熱く語る拓海くん。デュエットなんだから一人では無理があるということ、掛け合いが激しめだということ、そしてそれをわざわざメロディーに乗せて解説するところ。必死さが伝わる。痺れを切らした小椋さんから「じゃあお前が歌え!」と強い一言……。驚いた表情の拓海くん、いやそうな拓海くん。だけど仕方ない、この現場のために!と意を決したように、持っていた白い王子様ジャケットをスマートに羽織りながら、また階段を駆け下りる。ここの後ろ姿マジで最高。素敵。
「他の男」です
彼氏のかわりにアナ役の矢口さんと一緒に歌うことしなってしまった拓海くんは、吉田さんに連れられ、またまた彼女を説得しに行く。「彼と一緒に歌いませんか?」と誘われた矢口さんはブチ切れてしまう。喧嘩中の彼氏を差し置いて“他の男”と歌ったら修復不能になるじゃん!といったまあそれはそう、すぎる指摘。ジャケットを着たまま縮こまって気まずそうな表情をする拓海くんマジで可愛い。「僕なんです…すみません…」みたいな顔で突っ立ってる拓海くん可愛い。“他の男”呼ばわりされる拓海くん可愛い。そして終いにはコーヒーをぶっかけられるという不憫さ、パーフェクトすぎる。

ネコになったんだよな、君は

ようやくガチの本題にたどり着いた。ねこの日らしい項目はここだけだ。
せっかく着たジャケットが汚れてしまい、彼女のほうも脱走し、出番は数分後という絶望的状況。「相手役を探すから他の衣装に着替えておいて」と指示を受け、「もぉーーーーーー!!」と悲鳴を上げ去る拓海くんは、表情こそ映っていないものの、確かに「もぉー」の顔をしていた。さて、“あの4つ”のなかのどれを着て現れるのか。必死に相手役を探す吉田さんのシーン、その数分後に答えは出た。掃除のおばちゃん(黒沢かずこさん)を連れてきた吉田さんもびっくり。

出てきたのは、真っ白ほわほわのネコちゃんだった。

いや、もう説明するまでもないんだけど。ほわほわの猫耳、ほんのりピンクの小ぶりなリボン、鈴。そしてマネキンの写真でしっかりと確認していたチョーカー。真ん中で揺れる鈴、フリル。白いもこもこの半袖短パン。伸びる手足。ふわっふわのネコの手。そして、ボリューミーなしっぽ。ああ、可愛い。なんて可愛いんだ。これが「ネコちゃん」なんだ。これが。ダメだ、急激に言葉が出なくなった。可愛いという言葉でしか形容できないんだ。
深夜の生放送番組で、めちゃくちゃかわいい突然真っ白ほわほわにゃんにゃんが掃除のおばちゃんと歌っているというなんとも面白奇妙な状況。私が一視聴者なら、釘付けになってしまうな。
そしてこの同じ時間帯で、「深夜の生放送番組の深夜の生放送番組でネコちゃんの格好をして歌っている藤原丈一郎」が存在しているのだ。なんてこった!そうだ、彼は藤原丈一郎くんだ。いや、井上拓海くんだ。井上拓海くんである藤原丈一郎くんが、あんなに可愛いにゃんこ姿でお歌を歌っているのだ。訳が分からないな本当。肉球の両手でマイクを握るネコちゃん、でっかいしっぽを揺らしながら歩くネコちゃん。ありがとう世界。ありがとう、オタク。ありがとう。

いろいろな井上拓海くん②

ねこグッズの行方
無事?歌唱を終えた拓海くんは新たな問題に立ち向かうため再び「サブ」へ。猫耳と肉球手袋を外したけど、行き場がなくてずっと手元でもちゃもちゃしてるのマジで可愛い。なんか邪魔そうで可哀想だけど、そんなところがグッド。
バイクとネコちゃん
尾崎聴きの岡林さんのために急遽用意したバイク(原付)を重たそうにしてスタジオまで運ぶ拓海くん、キュートすぎる。大好きポイント。
かっこいいな君
いろいろあってぴりつく現場で拓海くんが活躍。「四番バッターです!」「番組に出てくれる出演者の方が掛布なんじゃないんですか!」、思い切って言ってやった拓海くん、強い子だね。小椋さん同様、「掛布⁈」とはなった。そんな可愛い恰好で言われても。だけどきっと出演者や現場思いの吉田さんの感じを受け継いだんだろうな。さすが「めざましのD」井上拓海だ。かっこいいよ、拓海。
キレる拓海くん
なんとかして良い感じでまとまったラスト、得意げに現れた今回の問題人物、イリエ(加藤諒さん)。大寝坊した彼の代わりにこんな目に遭った拓海くんは、「おまえのせいだからなっ」と指さして半ギレ。超かわいい、だってネコちゃんなんだもん。

ありがとう拓海

時間がない。あと10分足らずでねこの日が終わってしまう。
まだまだ書き足りないけれど、文字数的にもあまりにも壮大なブログになてしまった。
とにかく伝えたいのは、井上拓海くんのやばさだ。かわいい、かわいい、かわいい、かわいいんだ。2か月が経とうとしている今も、私を含めたオタクたちを狂わせ続ける井上拓海くん。彼には可能性がまだまだ詰まっている。いまもフジテレビのどこかで、お仕事を頑張っているのかな。
大好きな井上拓海くんにまたどこかで出会えたらいいなと思う。
ありがとう、井上拓海。大好きだ、井上拓海。


2023.02.22(ねこの日)




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