はじめまして。
こりーぬ、と申します。
（いや、自分で「こりーね」って読みそうになったわ）
この度、ノリと勢いでnoteを始める羽目になりました。

まあ、友人たちがね、
私がしゃべる内容が面白いので
とにかく言語化してみろっていうんで、
下らない内容で、文体も、
言ってることもバラバラで
支離滅裂かもしれないけど、
いっちょ書いてみるか、とそんな感じです。

サブタイトルは友人のえっちょんが決めてくれました。
よくわかんないけどなんかカッコよさが漂ってる！
さすがプロデューサー！

さてさて、あなたは、
呼ばれたい名前ってあります？
私は無いです。
まっったくと言っていいほど、無い。

よくグルコン（グループコンサル）とか
参加型ワークショップとかで
自己紹介する場面があるでしょ？
そんな時、たいてい
「ニックネームとか今日呼ばれたい名前
を教えてください。」
って言われること、多くないですか？
いや、自己紹介が必要なのはわかるの。
もちろん、ニックネームを呼び合った方が
短時間で仲良くなれることもわかってる。

でもね、『呼ばれたい名前』を
出せって言われてもさ、
正直言って、困っちゃう。

だって、私、自分の名前でさえ
未だにしっくりきてないのよ。
もう半世紀近く（！）も使ってて
名前を書く時、呼ばれる時には
これが私の名前って認識もしてるんだけど、
単なる記号くらいにしか思ってないの。
母がピンときて付けた名前らしいんだけど、
申し訳ない位、思い入れがない。

私の名前、ゆうこっていうんだけどね、
私の年代には１クラスに2~3人はいる
っていうくらい
字のバリエーションも多くて、
掃いて捨てるほどいる。

それに、この名前から連想しやすい
ニックネームもほとんどないのよ。
「ゆっきー」とか「ゆっこ」は
「ゆきこさん」のものだし、
「ゆりこさん」だったら
「ゆり」とか「ゆりぃ」とかさ。
「ゆうこ」は「ゆーこ」で
伸ばす音になっちゃうから
「ゆぅ」だと締まらないなぁとおもっちゃう。
家族からは「ゆうちゃん」と呼ばれてたけど、
血縁以外から呼ばれたことはほとんどない。
かと言って、「ゆうこって呼んでほしいわ♡」とは思わないのよね、
これが。

だからね、タレントの小倉優子さんが
「ゆうこりん」ってニックネームを
出してきた時は
画期的ではあったのよ。
だから、私も数年前に
「どうしても、どーしても、今！
このグループ内で暫くの間呼ばれたい名前を出してください！」
っていう場面に立ち会って
致し方なく「ゆうこりん」という
呼び名を提示したの。
それはそれは、頭をひねりにひねって
絞り出したって感じよ。
後から変えてもいいよ
とは言われていたんだけどね。
いつも違うのはなんかやだ、とかいう
謎の気持ちがあったりして。

今では、あちこちで出会う
「ゆうこ」さんのニックネームは
「ゆうこりん」がダントツで
「ゆうこりん」被りもわりとある。

んでさ、その人から醸し出される雰囲気が、
こう、「ゆうこ」っぽいとか
例えば「みか」っぽい、「かおり」っぽいとか、
なんとなくあるじゃないですか？

私は「っぽくない」方に分類されがちなので、
必然的に苗字で呼ばれることが増えるのですよ。
芸人の「じゃない方」みたいな感じ？
それに、同じ場で「ゆうこ」
って呼ばれる人がいるとね、
なんとなく、あくまでも、なんとなーくですよ。
言い方が難だけど、癪に障るというか
私だって「ゆうこ」なんだけど！っていう
非常に複雑な感情が芽生えるのです。

それでいて「ゆうこさん」と
呼ばれたいかっていうと
そうじゃないっていうね。
「ゆうちゃん」よりはマシなくらい？
もう、自分のことながら
何なの？どうしたいの？って感じ。
かと言って、他に呼ばれたい名前があるわけでもないしさ。

身体的な特徴があったりすると、
そこから付くあだ名とかあったりするけど、
外見的にもそれはそれは
平凡を地で行ってるからね、
そこからイメージが
湧いたり湧かれたりすることもないのよ。

漫画家の柴門ふみさんが高校生の頃、
『サイモン＆ガーファンクル』の
ポール・サイモンの大ファンで
「私、絶対ポールと結婚するから、
私のことサイモンさんって呼んで！」
と言ったというエピソードを聞いた時、
そんなことを本当に
考えたり、言ったりする人がいるんだ⁈
と衝撃を受けたものです。

学生の頃、「アントワネットっていう
名前に憧れてるから、
私のこと『アン』って呼んでね。」
という先輩がいたときにも衝撃を受けたし、
実はそんなふうに
憧れを持てるものがある人が
ちょっとだけ羨ましくもあったの。

私の場合、旧姓にくまという字が付いていたので
「くまちゃん」というのが、長年の安定した呼び名ではありました。
これが一番しっくりきてたあだ名だったなぁ。
そして親族一同、ほぼ全員
そのあだ名だったらしいし。

でも、旧姓を使える職場も辞めてしまうと、

超絶平凡であだ名加工しづらい
結婚後の苗字と

これまた超ウルトラスーパースペシャルに
平凡な名前とで

思いつきやすいニックネームも
なかなか出てこないわけよ。

それに、今さら旧姓絡みの
ニックネームを使うには
年月が経ちすぎてしまったし。

それで、ここ数か月
いろいろ候補を考えてたんだけど、
今日は試しに実際呼んでもらおうと、
ゆう「こりん」じゃなくて
「こりーぬ」にするって言ったら
ついでにnoteも始めることになって、
とりあえず「こりーぬ」って
呼び名にしたってわけ。
定着するんだろうか、これ。

唐突だけど、
今月まで、櫻井翔くんが主役やってたドラマで
彼の妻役が「ゆうこ」って名前でね、
娘が録画を何度も見てるから
私も何となくあらすじを知ってるって
程度なんだけど
ドラマの中で櫻井くんが本当に、何度も何度も
「ゆうこぉ！」って叫んでるの。
『記号として』だとしても
自分の名前として長年使ってきてるから
なんとなく耳に入るたびに、気にはなるわけよ。

でもさ、私、櫻井くんのファンって
わけでもないから
ただ気になるってだけで何の感慨も湧かないの。
これが、西島秀俊さんとか三浦翔平くんだったら
キュンとするのかしら？
他にもイケボの声優さんとかで
想像してみたけど、
こそばゆいだけでキュンとはしないな、
たぶん。

ま、こんなどーでもいい話を
頭の中でぐちゃぐちゃと思考している私の日常を
チラ見せしちゃおうというエッセイ（たぶん）です。
お楽しみいただけたら、これ幸いナリ。