清水の市場に来て
マルシェの出店者には、募集要項と申込書が必要になる。こちらもアドバイザーから過去のデータを頂き、多少アレンジを加え作成する。
結構細かい注意事項まで記されていて、さすが積み上げた過去の実戦経験が生かされている。
こんな(一種の)マニュアルなしに始めたら、いろいろとトラブルを生んでいたかもしれない。ありがたいことだ。
消防署には「露店等の開設届出」を、保健所には「イベント等開催届」を提出しなければならない。会場までの地図、出店者のリストと火気使用の有無・および火気の種類も添付する。各出店者の営業許可書の写しももらっておくよう、勧められた。
営業許可書以外は、毎回提出するルールである。
因果応報とはよく言ったもので、現役時代なら部下に「良きに計らえ」で済ませていたものを、何でも自分で良きに計らわなくちゃならなくなった。
若いうちの苦労は買ってでもするもんだろうが、齢がいってからの事務処理など、タダでいいからどなたかに譲りたい。
ま、当分はじぶんでやるしかないな。60歳過ぎて新しいことに挑めるなんて、裏を返せばありがたいこっちゃで。
庵原全地区と近隣の地区(約4,500世帯)に広報するため、チラシも必要である。
いまだとCanvaという無料で使えるオンラインのビジュアルツールキットがあって、一覧にあるチラシのテンプレートからいじれば、割と簡単に作れてしまう。
売り子の女性2名やおじいさんがスマホをポチッてるイラストも、無料AIにお任せの、著作権にふれない挿し絵だ。便利な時代になったもんである。
出店希望者も、けっこう変わる。
「毎回だと大変なんでやっぱりやめます」。1回ごとの判断でいいんですよとメールしても、返信はない。
「主人が熱を出して行けなくなりました」お大事にしてくださいね。
「他の方に行くんでそちらはキャンセルします」お前なぁ。
一方で、受付期間を過ぎてから出店を希望する人も数名いて、結局26出店(屋内22、屋外4)。
一昨日ブース分けしたら、まさに会場にピッタリ収まる形になって驚いた。プロジェクトのメンバーも、予定したより多く手伝っていただき、日が落ちる前に準備が終了する。あとはやりながら、行き届かないところを是正していくしかないな。
ここしばらく続いた雨空がウソのような快晴だし、いつも参拝している(最近忙しくて行っとらんのだが)ご近所の神さまは、ちゃんと見て下さっているんであろう。またご挨拶に行きますんで、よろしくお願いいたします。
本日、現地に6時30分集合の予定。
自分の最初の案だと9時から13時の3時間で設定したんだが、こちらもアドバイザーの「4時間やんなきゃだめだ」「8時から12時にしなさい」のご指示に従い、準備を含めこの集合時間になった。
日が長くなって夜明けが早まっている分、助かる。市場を囲む早咲きの河津桜、まだ残っているかなぁ。
いよいよ毎月開催の、長丁場が始まるわけだ。
では、出掛けるとするか。
イラスト hanami🛸|ω・)و
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?