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「世界」ソングといえば

この日のラジオのテーマが「世界を変えるとしたら?」でした。

壮大なテーマですよね。
G7広島サミットが開催されていた時期や、世界的な首脳会談が行われる時期には、ラジオでも「世界」や「リーダーに求める資質」などがテーマになることがあります。

「世界」がつく曲、「世界」がつくアーティストっているかな?とリクエスト曲を考えていました。「セカイノオワリ」はベタすぎてスルー。

みなさんは「世界」ソングで思いつく曲、アーティストはいますか?

そこでリクエストしたこの曲が採用されました。

◼️エリック・クラプトンの「世界」ソング

◆「Change the World(エリック・クラプトン)」

チェンジ・ザ・ワールド=世界を変える


こちらはエリック・クラプトンの曲ですが、曲名の「チェンジ・ザ・ワールド」で、壮大なメッセージソングかと思いきや、思いを寄せる女性への愛を歌っており、「僕が王様になれたなら、君を王妃にするよ。二人の世界が作れたらなぁ」という曲です。

DJさんは「この曲のように世界を変えたいですね」なんて言っていたが、実はかなり利己的な曲だったのだ。

◼️ローリング・ストーンズの「世界」ソング

エリック・クラプトンつながり(スミマセン)で、ミック・ジャガー率いるザ・ローリング・ストーンズにも「世界」がつく曲がありますよね。

こちらも「世界」がテーマの日のラジオでリクエストしたところ、採用されました。


◆ 「You can’t always get what you want(無情の世界)」(ザ・ローリングストーンズ)


こちらは、美しい女性コーラスが印象的で、ミック・ジャガーのボーカルがいい味を出しています。私的にはストーンズの中で好きな曲の上位に入る曲です。

ただこの曲については、ストーンズファンの方からすると、日本人が勝手に考えた「世界」ソングじゃないか!と疑問視されそうです。

邦題が「無情の世界」であって、原題はおろか、歌詞のどこにも「World=世界」という言葉は出てこないのですよね。

You can’t always get what you want
欲しいものがいつも手に入るとは限らない

原題でもあり、何度も繰り返し出てくるこのフレーズから、意訳したのがこの邦題です。

「欲しいものがいつも手に入るとは限らない=無情の世界」

なるほど。

ちなみに、ストーンズの「世界」ソングには、邦題が「一人ぼっちの世界」という名曲もありますが、こちらの原題は「Get Off of My Cloud」です。

「Get Off of My Cloud」とは、直訳すると「俺の雲から離れろ」=「俺に構うな」といったところでしょうか。そこから「一人ぼっちの世界」

で、勝手に「世界」ソング。

ミック・ジャガーからしたら「おいおい、ストーンズは世界ソングなんて歌っとらんぞ?」てな話です。


ストーンズの曲の邦題にはやたらと「世界」をつけたがる日本人?

◼️ビートルズの世界ソングならぬ宇宙ソング

「世界」がテーマのこの日、ストーンズの後にリスナーさんからのリクエストでかかったのが、こちらの曲でした。

◆ 「Across The Universe」(ビートルズ)



ビートルズに詳しくないので、この曲がかかった時には「何かわからんが世界のことを歌っているんだろうな?」と思っていましたが、世界どころか「宇宙」の曲であった。

さすが、ビートルズだ。


ちなみに、QUEENのアルバムには「News Of The World」邦題は「世界に捧ぐという、アルバムがあります。しっかり宣伝。


以上、世界的アーティストの「世界」ソングについてでした。他にもたくさんありそうだけど。