見出し画像

響きが好きな言葉【小夜]

【小夜】さよ

ささやかな夜



小さな夜と書いて"さよ"と読む。
女の子の名前にも使われる、耳心地の良い響き。
静かな夜にスポットをあてたこの言葉が好きです。


やすらはで 寝なましものを さ夜ふけて 
かたぶくまでの 月を見しかな
        ー百人一首 赤染衛門ー

現代語訳:
あなたが来ないと知っていたなら、ためらわずにさっさと寝ていただろうに。あなたをお待ちするうちに夜が更けてしまい、とうとう明け方に西に傾こうとする月を眺めてしまいました。



誰かを想いながら過ごす小さな夜。
なんとも心細げな響き。
"さよ"


大人は、こんな曲を聴きながら。


石川さゆりさんの
『ウイスキーが、お好きでしょ』
カラン(氷の音)

ウイスキーは舐める程度にしか飲めないのだった



小夜曲はセレナーデ。一気にお洒落な響きに。モーツァルト "小夜曲 "ト長調 KV525 は、あの有名な『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』