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「大人」ソングといえば

この日のラジオのテーマが「大人」でした。

「大人になったな」と感じる瞬間、「大人に憧れていたこと」などなど。

大人のみなさんは、どんな時に「大人になったな」と感じられるでしょうか。

私はお酒もそんなに飲めないし、自分が大人になったと思う瞬間て…、やはり社会人になってお給料をもらった時や、自分で車を運転して遠出した時、などかな?なんて考えていました。

セルフサービスで給油をしながら、「ガソリン高くなったなー」なんてため息をついている時も、大人になったなと思う時ですね。

そんな日にリクエストしようと考えていたのが、小沢健二さんの「大人ソング」です。


◆「大人になれば」小沢健二


「大人」を歌うこの曲は、ポップでキュートな小沢健二さんのテイストを残しつつ、お洒落で洗練された雰囲気のある曲ですよね。ジャズのリズムがそうさせているのでしょうか。イチオシの「大人ソング」であり、ラジオでもよくかかります。


フォロワーさんのコメントをヒントにリクエストしてみる


しかし、この日リクエストしたのは別の曲でした。

以前のnoteのコメント欄で、とあるフォロワーさん(ご迷惑になるといけないのでお名前は伏せますが)から「ジャニス・イアン」という名前があがりました。その時に彼女の曲を思い出し、なんとも懐かしい気持ちになっていたのですが、「大人」がテーマのこの日にジャニス・イアンのこの曲が頭をよぎりました。


◆ 「Will You Dance?」Janis Ian


この曲はジャニス・イアンの中でも特に印象的で、エレガントでどことなく謎めいている曲調と彼女の声が「大人」を思わせます。小沢健二さんの「大人ソング」がジャズならば、ジャニス・イアンの「大人ソング」はタンゴ調といったところでしょうか。

この曲をリクエストしたところ、なんと、採用されたのでした。

フォロワーさんのコメントがなければ、私のリクエストのレパートリーには全くなかった選曲です。noteをしているとこんな発見があるのですね。

コメントくださる皆さん、いつもありがとうございます。


QUEENの「大人ソング」


さて、QUEENの「大人ソング」といえば。こちらではないでしょうか。

◆「キラー・クイーン」QUEEN


こちらは以前の記事で「お酒ソング」にも入れましたが。QUEENはあちこちで被る被る。

この曲を「大人ソング」にした理由は、洒落た曲調と歌詞です。

She keeps her Moet et Chandon
In her pretty cabinet

彼女は可愛らしい棚に
モエ・エ・シャンドンを飾って

"モエ・エ・シャンドン"はシャンパン。この出だしから「大人」ですよね。

「キラー・クイーン」は、フレディが土曜日の夜に思いついて、日曜日に1日で仕上げてしまったという曲です。

ブライアン・メイは、「どこを取っても完璧な曲」と大絶賛しています。フレディの親友エルトン・ジョンもこの曲を「大好き!」と絶賛し、フレディは「キラー・クイーンを褒める人は僕の好きな人リストに入る人」なんて言うほどフレディのお気に入りの曲でもあります。


お洒落なメロディと、フレディのセクシーな歌い方、歌詞に登場する様々な人物や名詞にもゾクゾクする曲です。


そして何と言っても
「She's a Killer Queen」
「彼女はキラー・クイーン」なのだ。

"キラー・クイーン"
この響きだけで目眩がしそうです。

子猫のように気まぐれで、男性を魅了してしまうと歌っている"キラー・クイーン"

歌詞からは男性を弄ぶ、優雅で小悪魔的な、それでいて品のある女性像が浮かびますよね。

You wanna try
試してみたい?

こんな意味深な言葉でこの曲は終わります。


「上品な女性でもある日娼婦になることもある」という曲なのだとフレディは語っていました。


…しかし。
大好きなこの曲、フレディが亡くなってから「この曲は自分のためにフレディが作ったんだ!」と名乗り出てきた男性がいるんですよね。

今も映像で残っているのでしょうか?確かイギリスの番組だったと思いますが、体格のいいふとっちょのおじさんが、嬉しそうに意気揚々と「自分が"キラークイーン"のモデルだ!」と話しているのを見て、「やめてくれー!!」と心底思ったのでした。

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