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私の転職活動#2

前回、新卒で入社した会社があまりにも自分の想像と違いすぎてギャップに苦しみ一刻も早くこの状況から抜け出さなければと考えたことが転職活動を始めるきっかけの第一派というお話をしました。

何となくの転職サイトとエージェント

まず、転職サイトへ登録しました。(とりあえず1社)
するとすぐに電話がかかってきて、初回の面談の日程調整となりました。

面談日が決まると、当日までにできるだけ準備してきてくださいと言われ、以下の書類を作成しました。

・職務履歴書

・履歴書

・エージェントからメールで送られてきた簡単なヒアリングのための質問回答

ただ上記2つは、最初の段階でもちろん完璧に作成しなくても、今後具体的に活動して選考を受ける段階で必要になってくるということなので、完成させる必要はありませんでした。

面談を経て、活動するかしないかを改めて考えるきっかけになればいいとも考えていたからです。

今思えば、この段階で本気で現職を辞めて、転職する決意を固めていたかと言われればそうでもなく、こうやって何か少しでも一歩踏み出している自分に多少の安心感を得ようとしていただけなのかも知れません。

この時の担当の方が、女性だったのですがとても親身に話を聞いてくれる人でした。(まあ営業として当たり前か。笑)見た目は柔らかくとても女性らしい雰囲気を持っているのにパンツスーツをカッコよく着こなし、てきぱきと仕事ができそうな、いかにも営業女子!という感じの人でした。

現職のことだけではなく、これまで私がどういう価値観を持って生きてきたかということにポイントを置いてヒアリングしてくれたと思います。

ー実はずっとCAになりたくて、就活では航空会社しか受けなかったこと

ー今の会社はとりあえずという気持ちで入ったが、置かれた場所で自分なりに一生懸命頑張ってきたこと

ー遠距離をしている彼が東京にいて、もしかしたら将来的に東京へ引っ越すかもしれないから、勤務地を東京に絞って希望するということ、、

正直に思っていることを話していると少し涙が出てきたことを覚えています。

面談は2時間程で終わり、(けっこう長かったと思います。)もう時間は21時過ぎ。平日の仕事終わりに面談に来ていた私は内心、こんな夜遅くまで仕事するのも大変だなあと、思ったりしていました。笑

最後に、その担当の女性は私に

「りかさんの置かれている状況はよくわかりました、今日お話を聞いて、りかさんの人柄や、本当はどんなことをしたいのかということがよくわかりましたので、きっといい会社に出会えると思います。あとはタイミングの問題なので。」

というようなことを言ってくれました。

今思えば、まあ、営業の人がお客さん(=私)に共感を示してくれるのは当たり前だろうと思うのですが、もう色々疲れていた当時の私の心にはこの言葉が沁みました。。

帰りの電車、早速求人紹介のメールが届いていました。

さすが仕事が早いなと思いつつ、そのメールの最後には、

「明日、会社に行くのが楽しみと思えるような会社に出会いましょう!」

とありました。

たしかに。

世の中の会社人でそういう風に思えている人ってほんのわずかなんだろうということは今でも思うのですが、

でも、毎日仕事をしていて、「明日また会社に行くのが楽しみ」と思えたらどれだけ素敵なことなんだろう。。

その日は

あーーーまた明日会社行くのかあああ憂鬱!と思いながら家路につきました。

つづく☺︎



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