20240216

【陰陽論と五行説】

太古の昔、中国では、陰陽論と五行説が物事を考える時の大きな指針になっていました。

まず、陰陽論。
物事は二つに分けられる、という考え方です。
世界は陰と陽に分けられる。とし、全てのものを二つに分けていきます。

陽：陰

天：地
昼：夜
火：水
暖：寒
男：女

のように。

そして、五行説。
こちらは、全てのものを5つに分けて考える思想です。

木　　火　　土　　金　　水
春　　夏　　土用　秋　　冬
肝　　心　　脾　　肺　　腎
酸　　苦　　甘　　辛　　鹹
青　　赤　　黄　　白　　黒

のように。

【男女は陽と陰で天と地だから】

なので、分かり合えないところがあるのは、性質の違いが大きいのかなと思います。
言い換えれば、それぞれが真逆の良さを持っていると言えます。

天の良さ、地の良さ、
火の特性、水の特性のように。

【分けたがるよね】

おそらくずーっと昔、生まれた時から、
人間は色々なものの違いを分類として分けてきたのだと思います。

植物や動物を分ける時の「属」「科」とか、
国や人種、会社、あらゆるコミュニティーもそうですね。
分類することは、整理できるからそれはそれで良いのですが、

そもそも全部違うから。
もっと言えば全部一緒だから。

と、
どちらかと言うと白と黒に分けたい私でも、グレーでいたい時は氣まぐれにそんな事を思います。

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