見出し画像

何度でも

今朝は四時半に目が覚めて、このまま復調するかと喜んでいたが、6時頃に睡魔が襲ってきて、絶望を感じながら、再び眠りについた。
9時半に起き出して、さて、どうしたもんかとため息をつく。
母は今日はデイサービスの日だ。
下も2週間くらいほったらかしだが、先週姉がきたので、悲惨なことにはなっていないだろう。
自分の気持ちを立て直そうと、コーヒーを淹れるべく、ヤカンでお湯を沸かした。
沸くまでの時間が長く感じた。
スマホをいじって時間を潰す。
不思議とダメ人間だなぁという自己憐憫は起こらない。
ただ、誰のとも言えない怒りが湧いてくる。
私が何をしたというのだろう。
私の罪のために今苦しんでいるならば、その罪を教えてほしい。
償うから。
お湯が沸いて、コーヒーをいれようとしたが、もう飲みたい気分ではなかった。
スマホに今の気持ちを打ち込む。
だんだんと落ち着いてくる。
ラジオから流れてくる軽妙な音楽。
見渡す室内。
何も不都合なことなど起きてないような静けさの中、ほら、こうして今日も自分を誤魔化せたと安堵する。
根本的な問題に目を向けてはいけないのだ。
そんなことをしたら、自分の無価値さに死にたくなる。
天命まで生きる。
私に課せられた使命。
そうすれば、誰の心も痛めない。
また、明日の朝がきたら、同じように苦しみ同じように立ち直るだろう。
まるで終わりのないゲームのように。
ゲームオーバーを宣言されるまで。
意味を求めてはいけない。
ただ淡々と日々を繰り返すのみ。
それで楽しい?
刺激が欲しければ街に出ればいい。
あらゆる娯楽が待っている。
そして、虚しくなってまた、同じところに戻るだけ。
少なくとも、文字を打ち込んでいる時間は眠気は来ない。
また、昼になり、夕になり、夜が来る。
同じことの繰り返し。
セーブしたところから、ちっとも進まない。
今日こそ、この面をクリアしたいなぁ。
何か課金が必要かしら。
そうだ、コンビニだ。
だんだんと狂気の世界に近づいたので、今日はこの辺で。