こんにちは
みなさん　アクチュアリーという職業を知っていますか？
数学系の職業なのですが　そこの就活などでの入社試験などをとりあげてみたいと思います。
アクチュアリーになるためには難しい数学ができないといけない　というわけではなく
大学の教養課程の　微分積分学　線形代数学　までで十分だといわれています。
なので　アクチュアリーに興味のある方やない方も　ぜひ　記事をみていってみてください。

ここでは試しに　微分積分学の問題を少し　みていきたいと思います。

問
(1)x^3を微分せよ
(2)cosxを微分せよ
(3)x^3の微分を微分の定義に従って求めよ

解
(1)d/dx x^3=3x^2
(2)d/dx cosx=-sinx
(3)微分の定義は
d/dx f(x)=limΔx→0 f(x+Δx)-f(x) /Δx
なので
d/dx x^3=limΔx→0 (x+Δx)^3 -x^3 /Δx
=limΔx→0 x^3 +3x^2 Δx +3xΔx^2 +Δx^3 -x^3
/Δx
=limΔx→0 3x^2 +3xΔx +Δx^2
=3x^2
ともとまる

ということで
微積分を高校の頃にならったことのある人　ない人でも　覚えがあるのではないでしょうか。　最後は少し難しかったかもしれませんが　式をよくみてみると　計算もアレルギーというわけでもないなと　思えるかもしれません
Δxは少しの量という意味で
limΔx→0　はΔxを限りなくゼロに近づけたとき　という意味です

次回はアクチュアリーの入社試験について扱いたいと思います。
みてくれた方　ありがとうございます。