ある日のきーちゃんと私
朝起きると、きーちゃんはすでにお目覚め。
おはよーきーちゃん、と声をかけ、異常がないか泳ぐ様子をチェック。うん、大丈夫そう。
まずはきーちゃんのお世話。ぷーぷ取るねぇ、と言って水槽の中のフンを網ですくいながら、うんちをチェック。うん、良きうんち。
今度は自分のお世話。洗顔スキンケア朝食準備コーヒー。
その頃になると、きーちゃんは水面でちゅぱちゅぱ音を立てて私を呼ぶ。これは「ごはんちょーだい」の合図。
私は、きーちゃん、いまいまー、と声をかけながらコーヒーをすする。自分の朝食をトレイに載せて、テーブルに運ぶ。
濡れた人差し指にごはんをくっつけて水槽に入れると、きーちゃんは指に向かって泳いでくる。あぁ、なんて愛らしい。きーちゃんを見ながら、私は自分の朝食をとる。とってもしあわせなひととき。
出かける用事があったから、ごはんを食べてるきーちゃんに、いってきまーす、おるすばんしててねぇ、と声をかけて出かけた。
帰宅したら、きーちゃんはやっぱり転覆していた。うーむ、かわいさ余ってごはんのあげ過ぎなのかなぁ…。ここらでいったん絶食かなぁ…。
その後、私は2時間ほどキッチンであれやこれやしていた。とっぷり日が暮れた頃に水槽を見ると、きーちゃんはすでに眠そうで、水槽の角とエアポンプのチューブの間に入って、浮く体を支える寝姿勢をとろうとしてる。
えぇ、まだ18時だよ?
仕方がないので、私はテレビをあきらめ、リビングの明かりを一段落とした。私は早めのお風呂に入り、今日は早めに寝ると決めた。
お風呂から上がると、きーちゃんはすでに熟睡。ひれがだらーんとしていて心配になるくらい。え、生きてるよね?エラが動くのを見て生存確認。んもー、びっくりさせないでよー。
20時すぎ、きーちゃんおやすみー、と言って私も就寝。それにしても早すぎるんだけど。まぁいいか。
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