こんにちは。せきしんです。今回は今年のマイベストコラムという事で、メンバーの花さんのコラム「玉に瑕」を挙げさせていただきたいと思います。

僕はよく傷つくことを恐れて、挑戦を辞めてしまったりします。先回りして物を考えて、「これしたら、きっとああなっちゃうだろうな」と勝手に結論を付けてしまう。
でも、これって時代だなとも思うんです。今って、スマホで検索すれば自分がやりたいことで、得られるものと失ってしまうものを簡単に知ることができますよね。「皆憧れる仕事の裏側は実はこんなにひどいんだ！」みたいな情報を常日頃から浴びている僕たちにとっては、挑戦することがとても無謀なことのように思えてしまうことがあると思います。
僕がインターネットがない時代に憧れてしまうのは、先が見えないことで無我夢中でいられる時代だったからだなと、しみじみと感じてしまうんです。

もちろん、夢を追っかけたことでそれが100％叶うとは限りません。でも、たとえ夢が叶わなかったとしても、夢だけを抱いて盲目にがむしゃらになれた期間はとてもかけがえのないものなんだろうな、と思います。今の僕のような若い世代にとっては、そうした「夢を見る機会」すら失われている。

だから、はなさんのコラムを読んでハッとしました。僕は先回りして情報を知ることによって、少しでも完璧であろうとするけれど、そんな事よりも、経験して、傷ついて、学んでいくことが何よりも大事なんだなと気づきました。愚鈍たれ、俺。

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