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セルフ・サボリメント(大学生編)


 こんにちは、早稲田哲学カフェのせきしんです。今月は「セルフマネジメント」がテーマですが、はっきりと言って文章を書くのに戸惑っています。
だってそんな堅苦しいものが僕の生活の片隅にも存在しないから。ですが、何とかして今月のコラムを書き上げなければいけない。なので、今回は「僕の実践するセルフマネジメント」ではなく「僕の実践するサボり方」、(「サボリメント」とでも呼びましょうか)を3つ紹介したいと思います。

STEP1 早朝バイト

 いきなり拍子抜けしてしまうかもしれません。早朝に何かをすること自体、意識の高いことのように聞こえてしまうでしょう。でも、僕、最大限に「ラクしお金を稼ぐ」ためにやってるんです。

 僕は地元の駅前の某ファーストフード店でアルバイトをしています。駅地下なのでピーク時はかなりお客さんが来て、結構大変なバイトです。最初はあまりのスピード感に、「もう辞めちゃおうかな」とも思いましたが、ある日僕は一つの抜け穴を見つけてしまいました。それは…

朝って全然人が来ない!

 ということです。冗談抜きで10分に一人くればいい方です。朝早く起きて、ちょっと開店作業をすれば、その後に広がるのは楽園です。朝なので軽めの注文をする人がほとんどなので、ほとんど体力を消耗することなく、バイトをすることができます。

 おまけに早起きの習慣もつきますし、バイトが始まるまでの重たーい気分も感じずに済みます。バイトが終われば後は天国、やるべき事はほとんどなく、どこにだって行けます。早いうちに面倒な事を終わらすのは、「サボり道」の基本です。

STEP2 出来るだけ同じような系統の授業を取る。

 僕の所属する学部は色々な分野を学ぶことができて、受講できる講義も無限にあります。ついついあれもこれもと、興味のある授業を何も考えずにとっていってしまいますが、これは初心者がやりがちなミスです。
 全く関係のない授業を取りまくったが最後、期末レポートの為に大量の文献を読み込まなくてはなりません。厳しい試験期間を乗り越えるには、出来るだけ同じ系統の授業を取って、準備の手間を減らすことが重要なのです。
 「一つの参考文献をいかに多くの授業で利用するか?」、学期末の大学生はこの問いに心血を注がなくてはなりません。それに近い分野の講義をとっていると、自ずと授業が連関していって学びが深まっていくのもポイントです。(真面目なこと言っちゃった。)
 とにかく、ある程度統一性を持って授業を決める事!新入生には特に胸に刻んで欲しい事です。

STEP3 白米ブリンギング

 大学生にとって悩みの種なのはお金の問題。いくら働いても足りる気がしません。ならば支出を減らそうと思っても、自分で弁当を作ったりする努力など持って3日でしょう。
 そんなあなたにお勧めしたいのが、この白米ブリンギング。文字通り、学校にご飯を持っていくだけのもですが、効果は絶大。ほとんど手間をかけることなく、昼食代を200円に抑えることができます。
 手順はシンプルでお弁当箱にご飯を詰め、学食やコンビニでおかずだけ買うという物。おかずまで丁寧に作ると、結構時間がかかってしまいますが、ご飯を詰めるだけなら1分と掛かりません。これは積み重なる食費への焦りと、弁当を作りたくないという怠惰との間に生まれた妥協策です。手間がかからない分、習慣にしやすいですし、結構なお金を節約することができます。お金のない大学生、ぜひお試しあれ。

以上が僕の実践するセルフサボリメントです。「けしからん」と思い方もいるかもしれませんが、僕としては楽ができているので満足しています。
結果的に幸せになれれば、努力の量など減らすに越したことないのです。
皆も積極的にサボっていこうぜ。

せきしん



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