ケモノミチ 歌詞解釈 Mr.Children
風上に立つと獣達にバレて殺される時代
そんな時代だったら
「俺」らはすでに死んでいる
もうそんな時代じゃない
ほら 分かっていないマヌケが通るよ
居心地の良い風の中で
(春の風に世界は素晴らしいなって少し思えた)
法律も変わり多様性が尊重され差別を受ける事も少なくなった
ここまで時代の波に飲まれ右にも左にも寄らずにバランスを取るのに必死だった
誰にSOSを送ればいい?
一人の人間の心の中に住む「僕」と「君」として匿名で書いた詩で
時折ロックンロールで本音を歌ってきた
その時だけは心が休まった
「いつまでも待つよ」って言ってくれた
あの人は 今何をしているだろう?
でももう何回も季節が巡ってしまった
また 世の中には男と女しかいないと思っているマヌケが通る
過去を引き摺って
「君」にLOVE SONGを送ろう
月に爪弾いた 孤独のメロディを
そのメロディは耳に残り
声もなく「君」の頭に流れるだろう
誰にSOSを送ろう?
「俺」の心の中に住む「僕」と「君」として書いた鈍い痛みを
分かち合い語ってくれる人いる?
あてのない夜明けを探して 彷徨って
ロード・アイ・ミス・ユーから
I MISS YOUまでの道のりを
さぁ「仕返し」をしてくれ!
それだけが「俺」の希望なんだ
貴方の頭の中で「俺」が声もなく叫ぶよ