2024年冬アニメ総括~完走27作品~
こんにちは。春クールが始まっていますが、冬クールアニメの総括をしたいと思います。見始めた作品が29作品、途中2作品脱落し、完走したのは27作品でした。
ワタシの場合、そのお話で、泣いた、笑った!感動した!先が気になる!と心を揺さぶられる作品ほど、好印象になります。作画とかキャラデザとか好みはあれど、あんまりこだわりません。演出とか構成とかそういうのは全くわかりません。ただ、声が好きなので、いい声(好きな声)には反応します。あと、もともと学園ラブコメ系と音楽もの、エロ要素強めな作品はあまり好みではなくて、異世界ものが大好物です。
冬クールは2クール連続作品の2クール目がとても多いのと、悪役令嬢ものが3つも揃ったのが印象的でした。
ということで、前置きはここまで、もの凄く感覚的なランキングと冬クールアニメで語っておきたいことを総括としてまとめます。
まず、隔週で更新してきた冬アニメのランキングの最終回はこちら
最終ランキングとそれぞれの評価
◎:毎週楽しみ(2回以上みる)〇:面白い △:普通
×:とりあえず見てる 脱:途中で脱落
手に汗握る作品、感動した作品、笑った作品が上位になっています。
ここから先は思うがままに、気に入った作品について語り散らします。
「キングダム」が断然面白かった
歴史が好きなわけでもないし、正直絵が好みではないのだけれど、「キングダム」のストーリー展開に毎度唸らされました。どの話数も引きが上手い!絶体絶命のピンチに、信がっ!羌瘣がっ!ものすごく格好いいタイミングでやってくるんです。ストレスフルな時間があって、形勢逆転のどんでん返し。毎度のジェットコースター展開にドキドキハラハラして、そして信や政の信念のこもった熱いセリフに涙する。心を動かされまくるのです。なんだかキャラクターたちが本当に格好よく見えてくるんだ。不思議です。よくできた熱い物語。原作は敢えて読んでいなくて、続きのアニメ化を楽しみに待っています。切実によろしくお願いします。
人気作「葬送のフリーレン」と「薬屋のひとりごと」
秋クールから連続2クールの「葬送のフリーレン」「薬屋のひとりごと」は注目度も高く、それぞれものすごく宣伝も頑張っていた印象。よく比較記事を見かけるけれど、どちらも強く賢い女性が主人公とはいえ、世界観もストーリーも違い過ぎるので、比べるのはちょっと違うかなと。
どちらも、面白い作品だし、好みは人それぞれ。
◇薬屋は:小説家になろうサイトでずいぶん前に読んで、壬氏の声をなぜか大好物な中村悠一ボイスで脳内再生していました。ドラマCDの壬氏は櫻井孝宏さんでしたね。人気作なのでいつかアニメ化すると思っていたけれど、猫猫の悠木碧ちゃん(ドラマCDからの続投)と、最近人気急上昇の壬氏役の大塚剛央くん、凄くよかった。もう壬氏の声は、大塚くんの声で上書きされとります!
事件解決はヒントが並べられるので、一緒に謎解きする感覚が楽しく、すべての事件がつながっていた!という驚きと、羅漢の怪しげな登場から悲恋の結末で印象がガラリと変わった感覚は素晴らしかった。単純に猫猫と壬氏のやりとりが面白くて毎回楽しみにみました。原作はまだまだあるので、2期も決まっていますし、続きが楽しみです。
とはいえ、ワタシはどちらかというと、フリーレンが好き。原作も何度も読み返しています。
我が家のものを並べてみました。6巻以降は初版で購入。帯の変化が面白い。7巻560万部、11巻1000万部(アニメ開始頃)、12巻1700万部(アニメ開始3か月頃)と部数の伸びがよくわかります。アニメ化は大成功ですね。
◇フリーレンは:本当に漫画の絵とストーリーが丁寧に忠実にアニメーションになっていて、作品に色が付き、音が付き、動くという感動をもらいました。
原作が好きなだけに、本当にありがたい。バトルシーン、ダンスシーンは特に、アニメーションでしか味わえない動きの部分なので、本当に感激でした。ゲスト?声優さんも豪華でしたね。魔族では、安元洋貴さん、諏訪部順一さん、竹達彩奈ちゃん、師匠でエルフの田中敦子さん、エルフでモンクな子安武人さん、途中一緒に旅をした僧侶の中村悠一さん。豪華声優さんが続々登場しました。後半の一級魔術使い試験編では、キャラクターが大幅に増え、アニメオリジナル部分もあって嬉しかった。ちなみに好きなキャラクターはシュタルクな小林千晃くんです。続きのお知らせはないのですが、今のところ、原作60話までアニメ化、現時点で原作が127話。絶対に続きのアニメはあると思うけれど、もう少し先かもしれません。
ジャンプ作品はだてじゃない
週刊少年漫画とくにジャンプ作品は流石です。王道で好きです。「アンデットアンラック」は最初はイマイチな印象だったのだけれど、回を重ねるごとに面白くなっていきました。思わず記事を書いてしまったほどです。
後半も怒涛の展開で、最初の印象とは別次元のお話となっていました。設定てんこ盛り感は否めなくて、毎回想像以上のことが起きる。色んな意味でさすがジャンプ作品だなーと。リップ→ショタリップ→イケメンに戻るは、作者さんのリップ愛を感じました。それと、アンディのセリフですよ。もぅ中村悠一さんのいい声で、やたらと男前なセリフが大量発生、心にぶっ刺さってくるので、毎度死にかけました。
悪役令嬢3作のダンスシーン比較
冬クールは悪役令嬢ものが3作と豊作でした。それぞれ違って、どれも面白くみました。そしてダンスシーンもそれぞれで。。
予算とか、予算とか、予算とか?大人の事情があるのでしょうが、ダンスシーンはそういうの出やすいですよね。こちらは『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』第3話「薄衣越しの剣舞(ロンド)」より、バトルのようなダンスシーン。美しい!
そして、こちらは『悪役令嬢レベル99~わたしは裏ボスですが魔王ではありません~』第7話「裏ボス、ダンスに挑む」よりパトリックくん。ユミエラ視点かな。好きだ。
外科医エリーゼのダンスシーンは公式で見当たらないので省略。
まぁ、まぁ、ダンスシーンといえば、こちらのカップルは最高でしたよーー!シュタフェルー♡
イチオシ!「治癒魔法の間違った使い方」
この作品は全然期待していなかったけれど、本当によかった。心が動かされる話数が多くて、結構泣かされました。
勇者召喚に巻き込まれた形で異世界転移した主人公が力をつけて、魔族から王国を守るために戦う。というテンプレ的な異世界召喚ストーリーではあるものの、主人公のウサトも一緒に転移したスズネとカズキも、普通に良い子で、突如転移して戸惑う姿も、受け入れ方も三者三様。心情描写が丁寧に描かれているので、それぞれに感情移入してしまう。治癒魔法の力を持つウサトが師匠ローズに拉致られ、地獄の特訓ドタバタ劇へ。スズネのキャラもとてもいい味出していて好き!話数が進むとローズの愛情が感じられ信頼関係が育っていく。そして中盤に明かされるローズの苦い経験に感動。終盤は魔族軍との戦いに突入。ラスボス黒騎士に対し、ローズに鍛えられ、信頼され、強くなったウサトの治癒パーンチ!でタイトル回収もお見事。勝利のあとは、「生きていてくれて良かった。」「出会えて良かった。」と抱き合う師弟に泣かされました。黒騎士の正体はツンデレちゃんだったり、予知能力を持つアマコちゃんなど、新たな出会いと任務があり、これからもウサトの物語は続くーな最終話で、この先も気になる素晴らしい幕引きでした。ドタバタ感と感動のバランスが絶妙で凄く良い作品でした。2期を是非期待しています!
エムルとサンラクの夫婦漫才に癒し
「シャングリア・フロンティア」も好きでした。我が家はエムル推しですわ。サンラクくんは明るく前向きで(ゲームに)努力っ子で愛すべき主人公。ストーリーはもちろん面白いのですが、サンラクとエムルの夫婦漫才的なやり取りに毎度癒されていました。2クール連続の日5枠。そう、良い子のアニメなんですよ。1期のメインだったウェザエモン戦が一段落し、中途半端なところで終わってしまったけれど、半年後の10月から2期が放送決定しているとのこと。楽しみ楽しみです。
◇ご結婚ニュース:そしてそして、本作がちょうど2クール目に入る頃の2024年1月1日にサンラクとエムルの中の人がご結婚というニュース!嬉しかったですね。お二人は悪役令嬢レベル99でも共演していますねー。(急に芸能ネタみたいになってもうた)内田雄馬くん、日高里菜ちゃん、ご結婚おめでとうございます!
エンディングに痺れました
記事にするほど気に入った2曲は‥‥。
「マジカルラブ」と「好きがレベチ」
どちらも出演キャラのデュエットソングで、遊び心と作品愛に悶絶しました!有名アーティストの楽曲も良いけれど、アニソンはこうでなくっちゃ!と思わされました。思いのたけをこちらの記事に書きました。(ご興味あれば)
最後に、好きっ!なキャラクター
最後の最後に、顔面と美声にやられたキャラクターを紹介しておしまいにします。もぅ多くを語りません。
◇テオドール・オーキュスト・ハイン
CV:伊瀬茉莉也
◇アシャフ
CV:森川智之
◇波岐逸臣(なぎ いつおみ)
CV:宮崎 遊
はい、冬クールも楽しみました!
以上です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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