松本人志の文春報道から世の男性が学ぶべきこと
2月6日現在、一連の文春報道に対し裁判に専念するため芸能活動を休止している吉本興業のダウンタウン松本人志氏(60)
実際に性加害があったのかは、これから裁判で明らかになっていくだろうが、厳しい戦いになるという専門家の意見が多く見られる。
私はこの問題の中に世の中の男性が学ぶべき教訓がいくつかあると感じたので詳しく解説していく。
1.性的同意のない全ての性行為は性暴力になる時代
2023年7月に不同意性交等罪が新設され
同意のない性行為は全て犯罪となった。
マジな話だが相手に同意の意思がなければ夫婦やカップルでも罪に問われる可能性がある。
相手が誰であろうと全ての性行為にはリスクが伴うということを理解しなければならない。
情緒や雰囲気を壊す可能性があるが、これらのリスクを回避するためには行為前にアプリや書類で同意書を作成しておくということも念頭に入れておくべき。
2.人間の欲望には際限がない
現代社会では欲望が強い人ほど成功しやすいと言われているがそれは間違いないだろう。
人間は様々な欲を満たすためならば、凄まじい底力を発揮するものだ。
しかし、ブッタやガンジーなど過去の偉人達が口を揃えて言っていたように、男性の性欲には際限がないためどこかで折り合いをつけない限りは底なしで追い求めてしまうものだ。
どれだけ美人な女性とSEXしようが一瞬の満足感こそあれど永続的に性欲が満たされることはない。
欲望をガソリン代わりにして、地位、名声、富を得た者は自分の欲をコントロールする術を身につけなければいずれ身を滅ぼすことになる。
3.女性に対する振る舞いは自分に返ってくる
猫の怨念は恐ろしいという言い伝えがあるが
私の考えでは女性の怨念も非常に強力だと確信している。
私がこれまでに出会ってきた、女性に対して非道な仕打ちをする男や女性に横柄な振る舞いをする男達はもれなく全員が不幸になった。
女性に対する振る舞いは良くも悪くも自分に返ってくると思っていた方がいい。
4.自分に意見してくれる人の大切さ
このスキャンダルに関して、大御所芸人の
上沼恵美子さんが自身が司会を務める番組内で苦言を呈していたが、平成初期からお笑い界の王に君臨している松本氏に対して正面から意見できる人物は身近に全くいなかったのだと思われる。
結婚し、娘が産まれた後もグレーな遊びを続けていることに対して
『そろそろ落ち着いたらどうだ?いずれ足元をすくわれるぞ』
といった指摘を真正面からしてくれる先輩や同期がいれば、このような大問題にはなっていなかった可能性がある。
自分の言動に意見をしてきたり、説教をしてくる者は鬱陶しいと感じてしまいがちだが、自分が間違った方向に進みそうな時に助けられる場面もある。
どれだけ富、地位、名声を得たとしても
利害や忖度などではなく、腹の底から本音で意見を述べてくれる人間は何者にも代え難い。
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