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今後、藤岡真威人主演の仮面ライダーは制作されるか否やのお話し


こういう嘘予告MADがYouTubeに投稿されていて、まあこれ実は私が仮の名を騙って制作したMADなのですが、これを制作した時はまだビヨンドジェネレーションが公開される前で、
藤岡弘、氏のご長男である藤岡真威人氏が仮面ライダー1号・本郷猛役で出演する報せがあったばかりで、界隈はそれなりに湧いていたと記憶しています。

あ、チャンネル名はそっとしておいてください。
人にはいろいろと事情とかいうやつがあるのです。

昭和ライダーって基本的には扱いが悪いというよりは、瞬瞬必生なんて言葉を平成ライダー以降のシリーズでは掲げていますから、まあそういう事なのでしょうし、
なんならそれで今まで成功を納めてきている仮面ライダーというコンテンツの正しさでもあると思うのですが、
それ故に昭和ライダーを取り扱う媒体って昭和ファンからしたらそれだけで垂涎ものなのです。

だから私は、「シン・仮面ライダー」に大きな期待と落胆と、それから創作意欲に繋がったわけなのですが、要するに私は昭和の仮面ライダーシリーズがとても大好きなわけです。

昭和ライダーを扱う一大コンテンツといえば、平成から令和の時代にかけて連載をしている漫画作品の「仮面ライダーSPIRITS」及び連載雑誌を変えた「新・仮面ライダーSPIRITS」がありますね。
正直、私はこのライスピが一時期嫌いでした。(笑)
その理由は、最初はテレビ番組としての昭和ライダーシリーズの地続きの世界という触れ込みであったにも関わらず、
原典には存在しないオリジナル要素や展開、悪い言い方をすれば原典でフェードアウトしたキャラクターのその後と称してもはやオリキャラ化しているキャラがいたり、

とにかく重箱の隅を楊枝でほじくるようですが、好きだからこそ納得いかないというか、そういう面倒臭いオタクが前面に押し出されていた時期が私にもあったわけです。

でも、ある程度大人になってから昭和のテレビ番組のヒーロー達をモダン的に格好良く描いて、大真面目に仮面ライダー1号を、2号を……とブラッシュアップさせた画作りなんかは、とても素晴らしいもので、
それが前提としてあってライスピが成り立っている事に気付いた時に、この漫画はもはや作者の村枝賢一氏の言ってみれば“村枝ライダー”なんだと理解してから素直に昭和ライダーを布教してくれて有難うという念を抱いております。

まあ、話しは横に反れましたが藤岡真威人氏が主演の仮面ライダー・本郷猛は果たして今後制作されるかという事なのですが、
それが劇場作品一本というのもそんな事あるか?と思いますし、かといって何クールかに分けて制作を今のこの時代にやるか?という勘繰りがあって。(笑)

映画ビヨンドジェネレーションも真威人本郷のシーンだけ見ましたが、当時の現行のリバイスと前作セイバーは一話切りしていたのでその彼らの活躍は飛ばしましたが、それでも藤岡真威人氏の渾身の変身シーンにはそれだけで価値があると思いましたね。

カットなんかは現代っぽくて素直に感嘆するスタイリッシュな格好良さと言いますか、それでいて肝心の藤岡真威人氏の演じる本郷猛の変身ポーズというか、あれはもう見る人によれば即座にわかる1972年の当時に放映されていた特撮テレビ番組仮面ライダーの第5クールでの藤岡弘、(当時は藤岡弘)氏の変身ポーズを忠実に再現されていますのです。

これはマジで絶対にそう!
勘違いオタクの無理矢理なこじつけとかではなくて!!

だって、相対していたショッカーの怪人は第5クールの最初の怪人であるジャガーマンで、ついでに書くと第5クールは怪我をされた藤岡弘、(当時は藤岡弘)氏が主役に返り咲いたシーズンでもあります。

でも仮面ライダーに変身してからの殺陣シーンははっきり言ってコレジャナイ感がありありと醸し出されていてとても残念でしたね。
同時に徹するなら完璧に、スタイリッシュに現代っぽくアクションを披露したいならそれを、
私は実は過去にローカルの特撮ヒーロー番組や自主制作で友人達と特撮作品を作ったこともありますので、特に殺陣には一家言あるつもりなのでございますね。

まあ、そのお話しはまた別のネタとして記事にするかもしれませんが、とにかく藤岡真威人氏の気負いはとても素晴らしいものでしたというお話しでした。

※ちょっと修正した真威人本郷

公式がしてくれないなら自前で用意するしかないのかもしれないと思う今日この頃。

やりたい事は腐るほどあるけど、時間は限られている。
例えばたまたまラスベガスに行く機会があってカジノで馬鹿勝ちでもしない限りは暇にならないだろうな……そういう事だ。

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