見出し画像

拝啓、別な人と恋愛成就した話に湧き出る皆さんのエゴへ


よく、復縁の引き寄せ成功体験で

最初はAさんと復縁希望だったんですが、自愛をしていたらもっと良い人と出会ってBさんとお付き合いすることになりました!
今思うと、私はAさんと復縁したかったのではなく、誰かから目一杯愛されたかったというのが本当の願望で、それが叶ったんだと思います。

というお話がありますよね。


かつて私も、エゴ大炎上ジェラシー祟り神の復縁垢だったのですが、こういった体験談を見聞きして「わーすごい!おめでとう!」と思う反面で


お、おい、待てよ・・・?それって、引き寄せているのか?


と、いつもエゴがざわついていました。

引き寄せって、意図したことが必ず叶うものではないのか?
私はそう聞いていたぞ。
意図した通りに叶わなくても、現状に対して「本当はそれを望んでいなかった。」と言われたら、結果論で何もかも上手く丸め込まれてしまうのでは・・・?
私は本当に復縁を望んでいるはずだが、別な人と結ばれたらそれも引き寄せ成功になってしまうんだろうか。いや、その時の私が幸せならそれは良いことなのかもしれないが、なんか・・・



解せぬ。


日々、クライアント様とお話をする中で、過去の私以上に理屈をこねくり回し、腹黒く、エゴに飲み込まれている人にはまだ出会っていません。
しかし、「別な人と結ばれました!」という結果に対しエゴが出るのはどうやら過去の私だけではないようです。

セッションで、過去の引き寄せ失敗例を話した時に「それはあなたの本当の願望ではなかったかもしれません」といわれ、「では、私の本当の願望ってなんだ????」と混乱し、自分に対して疑心暗鬼になってしまった方もちらほら。


紆余曲折を経て、私は彼と復縁をしました。
得た経験や知識から「何故、最初は復縁希望だった人が、別な人と結ばれる現実を創るのか」について私なりに腑に落ちました。
それをサクッと解説していきます。


意図したことが叶うということは、厳密にいうとこうです

意図したオーダーが通る
=コンフォートゾーンに入る
=叶うことが「日常」になる
=叶うことが水を飲むと同じレベルになっている

コンフォートゾーンについてはこちらを参照ください。


意図したオーダーが通るということは、意図した現実が突然目の前にジャーン!と登場するとは限りません。
どちらかというと「叶うか叶えないかをどちらかを選べるような状況になる」という表現が近いです。

「水を飲む」も、意図した瞬間口に水がぶくぶく湧き出でこないですよね。
「コンビニに行く」も、意図した瞬間、コンビニ店内に瞬間移動はしません。
でも、我々にとって日常です。(近所にコンビニがなかったらすみません)

これと同じ感覚で
「彼と復縁する」というのがコンフォートになったとき、彼が突然玄関前に出現し「僕と復縁してください!復縁してくれよ!頼む!」と大声でノックしてくるような恐怖シーンは訪れず、何らかの、自分手を伸ばせば届くような違和感のないシチュエーションが作られているはずです。
(ここのシチュも、どういうシチュがいいか決めても良いですが、潜在意識は宇宙一のプロの脚本家で、無料ですごい脚本を書いてくれるので私は任せちゃいます。)

といいつつも、突然目の前で叶うパターンもちろん珍しくはありません。しかしその時も「いつでも急に叶うこと」がコンフォートになってるわけです。
・・この辺は掘るとキリがなくなるので割愛します。


ここまでの話を踏まえた上で
「別な人と恋愛成就するケース」というのは何なのか?を解説していきます。


意図した願いは人によって異なると思うのですが、例えば

「彼と、復縁して、溺愛され、姫扱いされるような生活を送る」

このような願いを意図したとします。

意図すると、タイムラグを経て内面の変化が進み、行動が進み、現実が変わっていきます。
タイムラグ中、コンフォートゾーンはじわじわとその範囲を広げていくんですね。

意図した時の状態。まだコンフォートゾーンに彼も溺愛も姫扱いも入っていない。


コンフォートゾーンが内面の変化とともに拡張。先に溺愛と姫扱いがコンフォートへ



あくまで私の仮説ですが、「別な人と恋愛成就しそれを引き寄せ成功とする」ケースは下記のような流れになるのではないかと思います。


「彼と復縁」する前に先に観念が少ない「溺愛され、姫扱いされるような生活を送る」がコンフォートゾーンに入った。

②別な誰かに溺愛され、姫扱いされるような生活を送ったところ、それで満たされてしまった。(=これが「今思い返すとこれが本当の願望かもしれない」の正体

本当の願望かどうかは関わらず、その後タイムラグを経て「彼との復縁」もコンフォートゾーンに入る。しかし、その頃にはあまり関心はない。もしくは気づかない。


「復縁をしたい」が本当の願いではなかったから別な人が引き寄せられた

のではなく、「その人が自ら復縁する選択肢を先に取り下げ、別な人を選んだ(その方が良いと思ったから)」ということになります。

もし先に別な人とお付き合いして、それでも元彼が忘れられない場合の人もいるでしょう。
その時は、彼との復縁がコンフォートゾーンに入った時に「どっちか選べるシチュエーションがくる」はずです。ただ、本ケースは満たされてしまったので結果的に「これが本当の願望だった」ということにしたまで、と言うことになります。



実は、私のクライアント様も、同じケースの方は少なくありません。
というのも、過去切実に願っていた復縁はもういつでも叶えられる状況にあるが、別な人との恋愛成就をしたい、といったようなご相談を受けることが多いのです。(本人は引き寄せられていることに気づいてもいないです)

いや、本当に多いんですよ。
そして過去の恋愛を思い返せば私自身もそんな状況にあったりします。

そのため、今回はあくまで仮説にとどめているのですが、セッションを提供する身としては実際にそういったデータが蓄積されていっているので、個人的には「そういうことなんだな」というふうに腑に落ちています。
これをどう受け取るかはお任せいたします。


復縁したいと願っている人は「この願いが本物ではないかもしれない。」と疑心暗鬼になる必要はありません。どんどん心のままに意図していきましょう。

この願いが本物かどうか決めるのは、現象化ではなく
コンフォートゾーンに入った時にあなたが何を選択するか、です
それは未来の、彼との復縁がコンフォートになった時のあなたに委ねてしまいましょう。


ただ、一個注意していただきたいのは
ご自身が意図した願望に「違和感」を感じられている時です

他者からのアドバイス抜きに、自分の出したオーダーに
「なんか、これでいいのかな」
「これが願いなのかな」
「叶ったビジョンが浮かばない」
「わくわくしない」
こんな違和感・閉塞感がある時は、もしかしたらもっとご自身にとって
よりしっくりくる願望が眠ってるかもしれません。

しっくりくる意図出さないと叶わない。ではないですが、より一体感がある願望をオーダーすることで、タイムラグが最短で、かつ満足する形で現象化します。


気が向いた時でも良いので、願望を記したノートなどを見返し

それらは自分にとって純粋にたのしみ?
わくわくするものか?
妥協はないか?
もっと貪欲でいいんだぞ?ファイナルアンサー?

といったふうにチェックしてみてもよいですね。オーダーはどんどんブラッシュアップしてもらって大丈夫です。


「自分のことを自分で知りにいく」と言うのは願望実現においてとても大切なことだと思います。
負担のない程度に続けてみてください。


ここまで読んでいただきありがとうございます。
この記事で、皆様のエゴが少しでも穏やかになりますように。














この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?