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ジュンスXIA20周年  #推し短歌

登りきた      
急勾配の
20年
ジュンスの歌は
ダイアと輝く

東方神起としてデビューしたキム・ジュンスの20年は平坦ではなかった。

独立、そしてJYJとしての活動。
歌手が大手事務所を離れて活動する事は簡単ではない。
アーティスト活動では、ジュンスはXIA(シア)として見事なダンスナンバーやバラード曲をいくつもリリースしている。そのダンスと歌唱力は、アメリカでも注目された。
残念ながら長きに渡ってテレビに出られない活動制限があった。

しかしキム・ジュンスは、ミュージカルにその活路を開いた。

それもまた、簡単な事ではなかった。声楽のベースのないアイドルグループ出身の彼は、その意味での困難にも直面した。

監督は言った。
「君は君らしく歌えばいいんだ」
と。

真摯に学ぶ彼の姿を見続けていた、声楽界出身の先輩歌手、仲間たちも彼を囲んで人間関係は広がっていった。
ミュージカル界でジュンスは何度も賞に輝いた。

また、大ヒット韓国ドラマのOSTと言う挿入歌や主題歌でもドラマの感動を彩った。
優しい男、太陽の末裔、六龍が飛ぶ、奇皇后、赤い袖先、成均館スキャンダル、屋根部屋のプリンス、緑豆の花、ハイクラス-私の1円の愛-、ペントハウス3、ジンクス、エージェントなお仕事、等々。これ以外にも、まだあるのだから驚きだ。

ジュンスの存在を知らない人にも、その歌声を届け続けた。
実はこの私もその1人。
彼のデビュー以来をあまり知らずに歌声のファンとなった。

そんな彼を見続けていたミュージカル界の仲間たちと共にジュンスは事務所を立ち上げ、新たな挑戦を続けている。

ジュンスは、ファンをココナッツと呼ぶ。その「ココナッツ」達を前に、「次の20周年もずっと永遠に一緒に歩んでもらえますか?」
そう呼びかけた。(まるでプロポーズ…)

会場でもSNSでも「もちろん!」そう応えるココナッツ🥥たちは韓国、日本だけではない。様々な国のココナッツが、そうレスポンスする。
まさにスターと推しのコール・アンド・レスポンス!

私はジュンス推しは、もちろんだが、ジュンスの苦境を支え続けた彼のファン「ココナッツ」の推しである。

私は、推し活をする様なタイプではなかった。洋楽好きでJポップ、Kポップ、ジャズ、クラシック音楽のピアノやバイオリン等々、いつも音楽を聴いてはいた。
そんな私がはじめて推したいのがジュンスXIAだ。
今年になって彼の存在を知った私は、動画として観られる彼の苦境の中での映像をたくさん振り返ってみた。
彼は1番たいへんだったと想像できる時期にも笑顔を絶やさなかった。それは優しく強く、明るく、しなやかなジュンスのキャラクターとそのレジリエンス力から来るものかもしれない。
そんな彼の歌声には「癒しの力」がある。

彼はデビュー20周年の今年、新曲レッドダイアモンドを韓国語、日本語でリリースした。
ぜひ、その歌声を聴いてほしい。
心に響く一曲である。

次の峰
永遠によろしく
ココナツに
呼びかけ歌う
レッドダイアモンド


ジュンスXIA レッドダイアモンド
(バンドバージョン)

Seoul musicソウルミュージックより




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