Farming Simulator 22 初心者の備忘録

はじめに

先日 Farming Simulator22の Steam版を購入しました。シリーズを通して未経験で、農業の知識もほぼ無い状態からのスタートですがとても楽しめています。
様々な農業用の機械やリアリティある作業感、「これどこかで見た事あるやつだ!」と心躍ったり、作物を踏み荒らしてしまってがっかりしたり。
しかし、そこに至るまでのチュートリアルが不親切と感じられることもありました。
とても面白いシミュレーターであり、これからはじめられる方々への足掛かりになればと考え記事を作ってみました。 

チュートリアルのチュートリアル

キャリアモードにはセーブデータを3つ作る事ができ、マルチプレイモードでも同じセーブデータを使う形になります。
最初に私は3つある地域のうち、左の地域を選択しました。
はじめてであるなら左か真ん中の地域をおすすめします。右の地域は酪農スタートのようなので、とっかかりが前々違います。

難易度はプリセットのようなもの

キャリアモードの難易度は、新人からスタートすることをお勧めします。
土地・農具・建物など必要最低限のものが揃っており、購入メニューや編集メニュー、農機具の運搬や何から何までやらなくても良いので少しずつ慣れていきましょう。 家屋の設置に土地が歪むバグがあるのでゲームに慣れても新人モードのほうが良い可能性すらあります…。

データ新規作成時には3種類の難易度選択がありますが、初めに所有している財産が違うだけで、後から難易度を調整することが出来るようです。
経済・時間の進み方・機械の消耗・燃料や資材、ヘルパーの機能など
3種類の難易度ごとにある程度のプリセットが決まっているので、実際にプレイしてみて気になることがあれば変更できます。

チュートリアルが進まない?

初プレイ時、チュートリアルが急に進まなくなってしまい何度かデータを新規作成しました。アタッチメントを装着していなかったことが原因のようで、チュートリアル進行のフラグ回収ができなかったのでしょうか・・
具体的には 播種機(種を植える機械)をトラクター後方に装着した後、前方にある黒い塊(フロントウェイト)を装着しないまま作業を行っていた為でした。
一見、正常に行えているようですが、チュートリアル上では必須のアタッチメントになる為必ず装着する必要があるようです。
チュートリアルが終わってからウェイトが必要になったことはまだ1度もありません。こだわらなければ売却しても大丈夫な気がします。(一部の農機具にはウェイトを取り付けることを推奨するものがあります)

新人農家のスタート

新人農家の所有しているものは、種系の農作セットになります。
ショップからスターターセットのようなラインナップでポプラやブドウ、はたまた林業や堆肥作り用など迷わず購入することもできますが、
はじめての方は小麦などの種系からスタートするとゲームの雰囲気が掴みやすいと感じました。

チュートリアルで教えてくれない農作のサイクル

前項でおすすめした種系の農作のサイクルについてザックリと初心者が解説します。
新規データ作成時・土地購入時は土地の状態を確認してください。何かが植えられている、除草されていない、石灰が撒かれていない、肥料は撒かれている、石が混ざってるなど様々で、畑に視線を落とすと状態がわかるため、こまめに確認すると次のするべき作業がスムーズになります。
おそらく以下の工程で大丈夫ですが、抜けてること、無駄なこと、間違いもあるかもしれませんのでご了承ください。

1.すき込み

※難易度設定により必要な作業
新人スタートだと必要ないが、畑で何度も農作していると土の状態が悪くなるため 2.の耕作よりも深い土と入れ替える必要がある。
すき込みが必要な場合、土を視認すると強調表示で注意喚起されるため要確認。この作業を忘れると全てダメな感じがする。確認に命を懸ける。
プラウなどの農機具をトラクターの後ろにつけてすき込みをする。
初期では未所持の為、必要になったら購入・リースする。
私は青いタツノオトシゴみたいなタイプを使った。かっこいいがクセが強い。他のタイプは使ったことありません。
作業時間は長め。

2.耕作

※必要な作業
カルティベーターを使用して耕す。サイクルごとに必須の作業で、初期のカルティベーターは小さい為、早めに大きめのものを購入しておいたほうが後々楽になるのでおすすめ。お金に余裕が出たら3.の播種も同時に出来るタイプもある(高額)
作業時間は普通

3.播種

※必須な作業
今回は小麦を植えることに。小麦・大麦・キャノーラ・オーツ麦…様々な種系の農作物があるが、ショップで売っているのは 「種」 のみ。
播種機の設定で何を植えるか決める事が出来るので、つまるところ万能の種を購入してることなっているが細かいことは気にしない
大体の農作業はチュートリアルのようにヘルパーに依頼することもできるが、初期設定ではヘルパーが使用する農機具の燃料・種など自動で補充される設定になっている。もともと播種機が空の状態でもヘルパーに依頼すればわざわざ店に買いにいく必要もなく、少しずるいことをしている気持ちになる。(設定は変更可能。自動補充を使用する場合は余分に依頼費用がかかる)
2.の耕作も一緒に出来るタイプを頑張って買うと世界が変わる。肥料も同時に撒けるタイプもある。いいものは高額だが、トラクターの馬力(hp)の要求が高くなる→中型~大型トラクターも同時に買う必要があるため一気にお金が無くなる。
作業時間は普通。

4.ローリング,ストーンピッカー

1~2回サイクルを繰り返すと耕作時に小石が混ざるのが分かる。
小石や大きい石は機械の損傷(耐久度減少)につながるらしい。※難易度によって減少率の変動あり。
収穫量の減少にもつながる為ぜひ作業しておきたい。
初期では農機具未所持であり、何度も使うので購入推奨。
一番安いローラーを購入したが、作業範囲が広く作業時間も短い。
何よりローラーを掛けるとすごく気分がいい(わかってほしい)

5.石灰/肥料

畑の品質改善として石灰・肥料の散布を行うと収穫量が増える。
実はまだ石灰を撒いたことがないのでこのタイミングで撒くのか自信が無い。
石灰は、散布できるタイプが限られている為、購入前にアイコンを必ず確認して買う事。
肥料は液体・固体の2種類タイプがあり、私は液体肥料散布のアタッチメントを購入して使用した。
散布範囲がとても広く、作業時間は短い。
初期では農機具未所持の為、購入かリースをする。割と高くついた感じがした。収穫量が増えることと、6.除草剤でも使用する為頑張って購入した。
銀行は50,000? 500,000?£まで貸してくれるが、一日の始まりに利子を取られるのでご利用は計画的に。
ヘルパーに作業を依頼すると自動補充されるオプションであれば手間が発生しないが、負けた感じがする為ショップでパレット(フォークリフトで運ぶようなアレ)を購入した。消費が割と多く、お金に余裕があれば拠点にパレットや液体貯蔵できるトレーラーで多量に貯蓄するとよい

6.除草剤

畑に草や花が生えてくるのを防いでくれる。雑草だけを枯らすので、播種後に撒いて良い。
雑草が多いと収穫量が減る。
※除草剤は液体散布タイプを使用し、肥料散布に使った散布機の中身を入れ替えて使用出来た。

7.収穫

※畑最後の作業
待ちに待った収穫は、手をかけるほど収穫量が多いのですごく報われる。お疲れさまでした。
収穫機(初期から所持)にトレーラー(初期から所持)を横づけし、パイプから小麦を積み込む。資金が貯まってきたら上位機種を購入しても良い。
※収穫機ですが、アタッチメントを前方に装着したままではヘルパーを利用した移動が出来ないようです。トレーラーアタッチメントに収穫用カッターを載せてからヘルパーにお願いすると移動することが可能でした。自分で移動させるのであればトレーラーアタッチメントは売却してもいい。

8.藁の加工(おまけ)

個人的ボーナスタイム。興味がなければしなくてもいい。
自分が楽しいからしているだけ。手間に対して割とお金にならず初期費用がなかなかかかる。興味があれば購入せず、一度一式をリースして挑戦してみて欲しい。私はとにかく作りたい為借金して購入した…

ベールの作製

藁を使用してベールというものを作成します。
牧草や干し草、藁などを圧縮して固めた、円柱型や長方体のアレです。
ロールか、スクエアか。どちらかで統一して農機具を購入しないといけない為、ショップで閲覧時にはどういうタイプを作れるのか、ベールのサイズも要確認です。
私はスクエア型にしました。ロール型と比べると、スクエア型は工程が1個多いですが整列・運送しやすい利点があると思います。ロールタイプは積み込みに気をつけないと転がり落ちますし、積み込みのスペースが余分に取られてしまいます。
必要な農機具は

  • ベーラー(ベールを作る農機具)

  • 運搬用のベールトレーラー

  • フロントローダー(トラクターを便利にするアーム。要カスタマイズ)
    カスタマイズしていない場合は農機具販売店の駐車場に持っていき、カスタマイズしてもらう。
    あるいはホイールローダー(車両)などを購入してもOK 高額。

  • ベールスパイク:ベールを運搬するアタッチメント
    ロールタイプ:ロールフォーク
    UFOキャッチャーみたいな掴むタイプなどもあり好みで。

  • ベールローダー(スクエア型のベールをさらに大きくひとまとめにする機械)

  • 広大な土地の場合はウィンドロアーを使うとベールの回収が後々簡単になる:散らばった芝や藁を一列に集めることが出来る農機具

ベール作成から売却までの手順

  1. ウィンドロアで藁を一列に集める(初期の収穫機の排出した藁の山でも問題なくベールが作れるため、この工程は前述したように任意)

  2. トラクターでベーラーを牽引して藁の山を圧縮する
    ロールタイプは3の工程が無い

  3. 排出された小さいスクエアベールをベールローダーで回収しまとめる。
    (まとめたベールは畑の隅などに整列させておくと回収しやすい)

  4. トレーラーにベールスパイクなどを使って積み込む。(一番楽しい)

  5. 家畜商などに配送し売却する

9.貯蔵/加工/売る

農作サイクルの最終段階。
各サイロに保管、あるいは穀物工場などに売却しましょう。
サイロは各地にありますが、新人難易度の場合拠点にサイロがあるので保管してしまえば楽。
時季によって売却価格が変動する為、少し保管してから販売したほうが高収入になる。
後々生産ラインなど確立させると、加工などによってさらに価格があがるようですが、私はまだ未経験の為そのうち。

サイクルの終わり

これで1サイクルが終わりました。
新人農家難易度で3つの畑を所持からスタートしましたが、ここに来るまでとても長かった。収益は殆どないように感じたが、2週目、3週目と農機具を購入・リースすることが少なくなると思うので徐々に土地や農機具を増やしていきましょう。
アルバイトとして働くこともできますが、収穫の余りなど頂けるようで、お金以外の副産物が発生します。余裕が出てきたら依頼をこなしていくのも楽しいと思います。

新たな農作物へ

今回は小麦を育てましたが、どうやら同じものばかりを出荷していると、地域の需要が減り、その種類の価格が落ちていくようです。一つの農作物だけを極めるのではなく、財布と相談しながら新しいジャンルの作物にも挑戦してみたいところです。

チラ裏

プレイしながら得た情報を記載しているので、誤情報や漏れがあるかと思います。何かありましたらコメント頂ければと思います。
最後に…
フォークリフトの安い車両でパレット持つと吹っ飛ぶバグを直してほしい…



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