投票してほしい世代としてほしくない世代があります


“選挙は候補者が政策を競って有権者に訴えるもの、というタテマエは 大変正しいのですが、現実には全く通用しません。

30年ほど前の東京都知事選で、大前研一さんが実証済。 政治家は商売。
選挙はマーケティング。
何を言えば票があつまるか、それだけ


それを「選挙のプロ」がシミュレーションして勝てる政策を割り出します。

となると、大事なのは
「どの世代、どのセグメントが何%投票するか?」

特定のセグメントの投票率が上がればシミュレーション結果が変わります。 変われば当選するために言うべきことが変わります。

現役世代の動向が選挙の勝敗を決めるとなれば、現役世代が得する政策を、
子育て世代がこぞって投票すれば、子育て世代のための政策を、
高齢世代の投票率が一番高いなら、高齢世代が安心する政策を、 アピールすれば選挙に勝てる。

だから常にそういう政策を主張するし、実行しようとする。

大事なのはあなたが属するセグメントの投票率を上げること。

参政党が登場して、神谷宗幣氏の演説を聴いたとき、わたしは感動しました。集団苦手だけど、かうなったらもう参政党に入らうと思ひました。
さうしてたら武田邦彦氏がゐるのを知り、躊躇ひました。さらに吉野敏明氏や赤尾由美氏が代表委員だと知って入党をやめました。
党のホームページには、
党員になってください、みんなで党の政策を決めませう、
とわけのわからないことが書いてありました。
国民政党だと言ってるのに、これでは日本共産党が「共産主義でいくか資本主義でいくか党員のみなさんで民主的に決めます」と言ってゐるやうなもの。

神谷宗幣氏は何がなんでも数を集めたいんだな、とにかく先づは参院選挙で国会議員を出したいんだな思ひました。ご本人も
「選挙が終はったら全国の支部で党員同士の喧嘩が始まる。ぼくはそれをおさめるために全国を飛び回らなければならない」
と何度も演説で言ってゐました。

神谷宗幣氏は、最初から次のやうに主張してゐる。

若い世代が投票に行かないと日本は変はらない
今の日本は、選挙となると市政でも国政でも朝から投票所に行く老人たちが造り、維持してゐる
そして、絶対に変へないために、次の選挙も必ず、投票に行く。
日本を変へるため、若い世代が政治に参加しなければならない。
参政党に投票しなくてもいいから、とにかく、選挙に行って欲しい。
そのために、政治に関心を持ち、政治を勉強して欲しい。

わたしが政治的なことで記事を書くと、読まれる回数は激減する。
政治の話はダサい、わからない、興味がない、どうでもいい、結局なにも変はらない、政治家がダメだ、政治家があんなでは絶望的、・・・・・。
とか言ってるけど、いやいや、ダメなのは私らです。

わたしのやうな老人ははやく死ねばいいのだけど、なかなかしぶとい。
だから、せめて次の選挙からは投票するのはやめて、若者にお金をあげて買収して投票させるべきです。れいわ新選組に入れたら百万円、とかね。
年金はそれに使って。
団塊のく◯世代以上の老人たち、無収入だとか言ひながらしこたまお金持ってて、岸田さんからまだもらへさうなので、年金だけでも、それに使って。


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