谷崎潤一郎『陰翳礼讃』は昭和八年の作ださうだ
西洋には『聖なる淫婦』もしくは『みだらなる貞婦』がゐるが日本の女にはゐないと嘆いてゐる

今は、聖なる淫婦かみだらなる貞婦しかゐない
女は、売春婦にも素人女にも徹することができない

どちらかを選ぶとむしろ中途半端だと非難されてしまふ

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