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出雲神話を巡る旅のレポート1~大國魂神社

東京・出雲・京都の出雲神話を巡る旅(2023年5月20日~24日)
【5/20 東京編レポート❶】

旅のレポート№1 府中市大國魂神社

朝の東京駅にて(広島サミットに巻き込まれる)

札幌から飛行機で羽田に飛び、そのまま東京駅に行きました。
この日は広島サミット当日でしたが、東京は関係ないと思っていたのに、まさかの東京駅のロッカーが使用禁止になっていて困りました。(臨時の荷物預かり所に預けて事なきを得ました)
その後、以前講座を受けてくださった方と待ち合わせて、最初の目的地、府中市の大國魂神社に向かいます。

京王線で府中市へ向かう

新宿駅で乗り換えて京王電鉄京王線 府中駅まで来ました。駅の目の前にある、けやき並木を駅から見て左方面に5分ほど歩くと着きます。

東京都府中市 馬場大門のけやき並木(2023/5/20撮影)

大國魂神社は、武蔵国の総社として、当社創建当時の武蔵国一之宮から六之宮まで(通称:武州六社明神)を祀っています。
「総社」とは特定地域の神社の祭神を集めて祀った神社のこと。
国司(現在の知事)は、赴任後の初仕事が領地内の神社を参拝することであったため、参拝を一か所で済ませられるよう、国庁(現在の都庁や県庁)のすぐそばに、主な神社の神様をまとめて祀るための神社(総社)を建てました。

武蔵国の総社がこちら大國魂神社。
よって、ここをお参りすると武蔵国一之宮から六之宮までお参りしたことになるお得な神社なのです。

府中市の由来と国府について

こちらの神社がある府中市の「府中」とは、かつて武蔵国の国府があったことに由来します。
【国府とは】現在で言う県庁所在地のようなもの。国の政治を担う「国司(知事のような存在)」が仕事をする場所が国庁。
その周辺には、役人などがが勤める関係施設 (国衙:こくが)などがあり、それらをまとめて、「国府」といいます。

東京都府中市 武蔵国府跡(2023/5/20撮影)

武蔵国とは、昔の都道府県規模の呼び名で、現在の東京都、埼玉県、神奈川県川崎市と横浜市のあたりが含まれています。

※詳細はこちらに書いてあります。

大國魂神社に到着(ご神木と大鳥居)

大國魂神社 社号碑と大鳥居(2023/5/20撮影)
大國魂神社 けやきのご神木(2023/5/20撮影)

この御神木もかなりのパワーありました。もともとの並木から立ち上る翁パワー(樹齢の高い木の精霊的エネルギー)がもう半端なくて、このあたりは自然エネルギー、特に木のパワーがとにかく強い印象です。

それでは鳥居の中に入ります。

大國魂神社 大鳥居(2023/5/20撮影)

大きな鳥居のある神社は、神様の大きさに比例するのか、やっぱりパワーが大きいです。こちらの鳥居も大きくて、パワーもドーンとしていました。
鳥居を潜るとすぐ右手に稲荷神社、左手に宮乃咩神社(みやのめじんじゃ)がありますが、寄らずにまずは本殿に進みます。

獏や鳳凰等の彫刻の見事な手水舎

大國魂神社 手水舎(2023/5/20撮影)

手水舎で目を引くのは、獅子や龍、獏や鳳凰等の彫刻です。公式サイトによると、江戸彫工の飯田家四代目、飯田勇次郎によるものとのこと。

大國魂神社 手水舎の装飾(2023/5/20撮影)

特に天井に八方睨みの龍のような彫り物が印象に残りました。規模は違うけれど日光東照宮のようで、さすがは武蔵国総社といったところでしょうか。

大國魂神社 手水舎の八方睨みの龍(2023/5/20撮影)

木造としては稀にみる大きさの随神門

こちらの随神門は平成23年に大國魂神社御鎮座壱千九百年事業として改築されたもの。高さ8.5、幅25mもあり、扉一枚は畳5畳分程。
国産の檜で製作され、屋根は銅板葺き、木造の門としても希に見る大きさでありとのこと。
右側の巨木の下にいる女性と大きさを比較すると、その大きさを感じてもらえるかと思います。

大國魂神社 巨大な木造随神門(2023/5/20撮影)

中雀門(ちゅうじゃくもん)と拝殿

大國魂神社 朱色の美しい中雀門(2023/5/20撮影)
大國魂神社 朱色の美しい中雀門(2023/5/20撮影)

拝殿でしっかりお参りをいたしました。

大國魂神社 拝殿(2023/5/20撮影)
大國魂神社 拝殿(2023/5/20撮影)

本殿を一周します

大國魂神社 本殿左奥の水神社のある庭(2023/5/20撮影)

拝殿の後ろまで回り、本殿に最も近い場所まで行きます。
後ろから見た本殿がとても美しい。

大國魂神社 後ろから見た本殿(2023/5/20撮影)

裏にはご神木がありました。
やっぱりエネルギーがすごい。
いや、ほんと、ずっとここに立っていたかったです。

大國魂神社 後ろにあるご神木(2023/5/20撮影)
大國魂神社 後ろにあるご神木(2023/5/20撮影)
大國魂神社 本殿裏側がこんなにもきれい(2023/5/20撮影)

裏側の風景がとても美しかった。
拝殿でお参りしただけで終わらず、しっかり裏まで回ってくださいね。

ブログでは、少し長めに楽しい旅の雰囲気も味わえるレポートを書いています(リンクで飛びます)

大國魂神社の詳細

御祭神・創建・例大祭

御祭神:
【中殿】
主祭神:
大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)※大国主神と同神とされる。御霊大神(ごりょうおおかみ)
国内諸神
【東殿】
一之宮:小野大神 - 小野神社(東京都多摩市)
二之宮:小河大神 - 二宮神社(東京都あきる野市)
三之宮:氷川大神 - 氷川神社(埼玉県さいたま市大宮区)
【西殿】
四之宮:秩父大神 - 秩父神社(埼玉県秩父市番場町)
五之宮:金佐奈大神 - 金鑚神社(埼玉県児玉郡神川町)
六之宮:杉山大神 - 杉山神社(神奈川県横浜市緑区)

創建:景行天皇41年(西暦111年)5月5日
例祭日:5月5日

摂社・末社・境外社

摂社:宮乃咩(みやのめ)神社
祭神:天鈿女命
坪宮(つぼのみや)
祭神:兄多毛比命(えたもひのみこと)
末社:松尾神社
祭神:大山咋命
巽神社(たつみじんじゃ)
祭神:市杵嶋姫命(弁才天)
東照宮
祭神:徳川家康公
住吉神社
祭神:表筒男命・中筒男命・底筒男命
大鷲神社(おおとりじんじゃ)
祭神:大鷲大神
神戸稲荷神社(ごうどいなりじんじゃ)
水神社


境外社:瀧神社
祭神:賀茂別雷命・玉依姫命・賀茂建角身命
鎮座地:府中市清水が丘
天神社
祭神:少名彦命
鎮座地:宮町3-21-1

ご利益

厄除、八方除、縁結び、交通安全、家内安全、 学業成就、商売繁盛 など

公式サイト・その他

厄除け・厄払いは東京府中の大國魂神社
関東三大奇祭の一つであるくらやみ祭りがある。
武蔵国の総社
東京五社の一社
(東京大神宮/靖国神社/日枝神社/明治神宮/大國魂神社)

住所とアクセス方法

住所:東京都府中市宮町3-1
アクセス:
京王電鉄京王線 府中駅(徒歩5分)
JR東日本南武線・武蔵野線 府中本町駅 (徒歩2分)

「大國魂神社」遊月的まとめ

・武蔵国の総社(武蔵国内の主な神社の神様を一か所に祀る神社)であるため、ここを参拝することで、武蔵国一之宮から六之宮までお参りしたことになる。

・江戸彫工の飯田家四代目飯田勇次郎作の獅子や龍、獏や鳳凰等の彫刻の手水舎や木造としては稀にみる大きさの随神門などがある。

・巨木のパワーが強い自然エネルギーの強い神社。入口右手には大きな御神木の大ケヤキと、何より本殿裏にある大イチョウのパワーが強い

・自然パワーとして、浄化(水龍エネルギー)と生命力アップ(樹木)が、神様パワーとして、商売繁盛や厄払いが望める神社でした

・摂社の狛犬たちがとにかく個性的なのでお勧め。

✴︎巽神社の狛犬(なんかすごく気になる)✴︎
✴︎中雀門前の狛犬✴︎
✴︎住吉神社・大鷲神社の狛犬✴︎
✴︎東照宮の狛犬

・パワスポ お勧め度合い:★4つ【★★★★☆】

ぜひお参りに行ってくださいね(*^_^*)

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