ルドゥーテの庭：大町公園ローズガーデン その3
大町公園ローズガーデンつづき。完全に太陽が出てきて、日の光が容赦なく照りつけ始める……
「希望」。表の赤と裏の黄色、バランスの妙が美しいですわね。希望という名前にふさわしいですわ
中に妖精の子が眠っていそうなローズピンクは「ランデヴー」。
この配色、色の乗り方は覚えやすいですわ。南米の熱狂、「リオ サンバ」。
ベルベットのような赤、「ブルグンド'81」は高温に強い品種とのこと。
これからも温暖化は進むでしょうから……
つる性の「ゴールドバニー」。木立性と同じくうさぎの尻尾のようなかわいいばらですわね(ʃƪ＾3＾）
ぬぬ！おそらくメインのモニュメントっぽいものが！
モニュメントから放射状に広がるこの子たちは「サハラ'98」、オレンジからピンクへと色変わりしていき、しかも次々と大量に咲くので、たいへん見栄えのするばらですわ
おそらくこの「サハラ'98」が、ここのローズガーデンの目玉でしょう
外界から隔てられた谷間の奥に、これほどのローズガーデンがあるとは……
「サハラ'98」から流れるようにバトンタッチするのは壮観なる房咲き、「ピンク ラ セビリアーナ」
耐暑、耐寒、耐病性にすぐれ、非常に強健な「ラ セビリアーナ」。花がらを切ると晩秋まで咲き続けると言います
…………？
もしかして：正規の入口
ですわよねー！(≧▽≦)さっきのあれが入口だとしたら殺風景が過ぎますわよねー！(；^ω^)
「シンデレラ」。ソフトピンクの可憐な花色ですわ。これもまた繰り返し咲き続ける丈夫な品種です
ダマスク系の強香、「オーギュスト ルノワール」。濃いローズピンクが華やか。
ローズガーデンにはギリシャ風のパーゴラがよく似合いますわ〜
パーゴラ内から先ほどの像を見たところ。絵になりますわね〜
アーチトンネルあるある、内側よりも外側の方が見応えがある
ピンクのつるばら「アンジェラ」はアーチやパーゴラのスターティングメンバー。
優雅な一重咲きの「サラバンド」もつるばらの花形。名前の由来は舞曲「サラバンド」から。
少し雲が出てきました！少し暑さをしのげますわ！
ああ、ひたすらに美しい
毎度おなじみ「ジュビレ デュ プリンス ドゥ モナコ」。
「ストラボ バビロン」。鮮やかな黄色の中央に赤が入る、半八重平咲きですわ。中近東にルーツを持つロサ・ペルシカの系譜を継ぎ、名前も高名な地理学者ストラボンから取られたとのこと。決してストロボではありませんわ(・∀・)
出ました「ローズいちかわ」！あまりに非現実的な空間なので忘れておりましたけど、ここは千葉県、市川市ですわ(・∀・)
秘境のばら園ももうそろそろ終わり……
谷間の奥にひっそりとたたずむ秘密の花園、大町公園ローズガーデン。つかの間、非現実のファンタジーを楽しませていただきました！それではまた、どこかのローズガーデンでお会いいたしましょう！ごきげんよう〜サポートしていただくと私の取材頻度が上がり、行動範囲が広がります！より多彩で精度の高いクリエイションができるようになります！