リチャード・リード・パリーの新作『QUIET RIVER OF DUST VOL.1』

リチャード・リード・パリーの新作『QUIET RIVER OF DUST VOL.1』は問答無用の傑作。
アーケイド・ファイアのファンのみならず、フリート・フォクシーズ周辺やインディー・クラシック、もしくはポール・サイモンの近作が好きな人も聴いてほしい。

https://open.spotify.com/album/3ReMk8tK99nThdcOB90ZsT…
https://itunes.apple.com/…/quiet-river-of-dust-v…/1408997076

ゼロ年代のUSインディーで推し進められたバロック・ポップ~トラッド~サイケデリック・フォークにインディー・クラシックのエッセンスを絡ませながら、圧倒的な強度を獲得している。インディー・クラシックの旗手でもあった彼が、これほど強力なポップ・ミュージックを作ったことには感動すら覚える。

プロダクションもきっちり磨き上げられていて、本作はリチャード・リード・パリーが、スフィアン・スティーヴンス、ニコ・ミューリー、ボン・イヴェールといった音楽家に匹敵しうる才能を持っていることを証明した。USインディーは落ち目でしょ?って思ってる人たちはこれを聴いてぶち抜かれてほしい。

リチャード・リード・パリーはカナダの人だけどねw
本作は流麗なコーラスが特徴だけど、これだけ幅広いコーラスのメソッドをポップ・ミュージックに導入できるのは、彼がクラシック~現代音楽を通過しているから。インディー・クラシック的なサウンドに聴こえないかもだけど、明らかに重要な要素です。

間違いなく、今年最も重要な作品の一枚。Quiet River of Dustはシリーズもので、Vol.2もあるそう。そのせいか、本作は7曲約44分というボリュームに落ち着いている。
彼自身の弾き語り動画と合わせてぜひ!

Richard Reed Parry - I Was In The World (Was The World In Me)~ https://youtu.be/G7ahPZi6Zt4


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

10

八木皓平

#音楽 記事まとめ

楽曲のレビューやおすすめのミュージシャン、音楽業界の考察など、音楽にまつわる記事をまとめていきます。

コメント2件

素敵ですね! 私もアメリカのインディークラシックのレーベルからもうすぐアルバムを出すので、とても参考になりました。ありがとうございます。
あらら、そうなんですね。音楽活動がんばってくださいね!
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。