【最近読んだオススメ本3冊】VR,ゲノム(クリスパー)、鎮痛
面白かったです!!「人間の集中力には限度がある」からこそ、医療の現場(心的外傷後ストレス障害)、リハビリにも使えるというのがなるほどなぁと。
タイトルは「脳を変える」とあるけど、結局人間の脳は変わらないのでどう技術としてアプローチしていくか、の研究、開発のプロセスを読むものと思った方がいいです。
クリスパーの応用によって、今まで「身体の治療」だったものが「DNAの治療」に変わっていく。テロメアが短くて生まれつき長生きできない宣言をDNAにされている私としては、そこんとこちょいちょいっと治療してもらって、ちょっと長生きしてこの世界の進化を観察したいw
GMOの話は先日フランスの人が話していた「野菜を育てるためにモンサントの農薬を使うと土がダメになるから、もっとモンサントの商品を買わなくてはいけない無限ループに陥る。あとモンサントの農薬でハチが大量に死んで、自然に実がなる作物が少なくなった」といってましたので(確実なデータをとった訳じゃないけど)なのでそういう背景もありでこの本は面白かったです。
人間のデザイナーズには倫理的問題とニュースになるのに(中国の例)、野菜のデザイナーズにはそうはならないのが面白いね。
痛みを感じるのは脳なんだけど、「人間の集中力には限度がある」から、例えば
強いストレスを感じているときは痛みを感じなかったり、感じる度合いが減ったり(サッカーの試合、登壇、発表会とか)
でその時に脳内で分泌される内因性オピオイドってのがモルヒネと似た物質で、しかも下垂体からでるβエンドルフィンはモルヒネよりも強い鎮静作用&多幸感!!!
だから出産は痛いけど、出産後は幸せ感を感じる妊婦さんが多いんだね。
いや、だって絶対痛いもん。。。(想像)
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瞑想いいよ、ってオススメするけど、
じゃぁなんでいいの?って、私はちゃんと現代の医学の言葉で説明できるようになりたいんだよね。「なんでいいの?」って様々な方向から飛んでくるであろう質問にちゃんと答えられる人になりたい。それも一つの問答としてだもの。
『良いから良いんだよ!!』じゃ、説得力にかけると思う。
化学や技術の進歩は人間の成果であって、それに敬意を払い、理解し、
ふまえた上で発信していけたらなぁと思うんですよ。先人凄い!!!
東洋医学と西洋医学は互いに保管し合う存在であるように、
言葉があって、体感があるように。
「あなた」がいるからこそ、周りに世界があるように。
常に補完し合っているのがこの世界だと思う。
オチまい。
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