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【バイク教習日記17】ビビりすぎ!恐怖心に勝つべし

50歳153㎝の女子が無謀にも大型バイクの免許にチャレンジした記録です。

【1月7日・9日 教習26・27時間目】 

教習項目11・12・15 
バランスのとり方(直線・曲線) 坂道発進

年明け初めての教習
凹みまくりで締めくくってしまった年末
正月休みで気分一新?また「亀の歩み」がはじまるのだ

バイクはじめ

先生に新年の挨拶をして教習開始
久しぶりの乗車ということで外周をぐるぐる
しばらく乗ってないけど思ったより乗れている気がする

引き続き各種目を反復練習

哀れ!赤い怪獣(パイロン)無残な姿に…


それはスラロームをヨロヨロと通過している時に起こった!
急に失速して赤い怪獣ことパイロンをバイクに巻き込んで転倒

パイロンはぐにゃりと曲がってバイクと地面の隙間に挟まれていた

常々赤い怪獣ことパイロンをやっつけてやりたいとは思っていたが、そういうことではない。物理的にやっつけてどうする!

赤い怪獣も哀れだが私の左足だって哀れだきっと盛大な青あざになっている

挟まったパイロンがなかなか車体から抜けない
先生に手伝ってもらいなんとかバイクを引き起こす

今回も何でコケたのか分からず唖然となる

先生曰く「ニュートラルに入って失速してコケたんだね」

なぬ?この超絶トロい私がパイロンを避けながらシフトチェンジをするなどという高等技術ができるとでも??

パイロンを避けて車体が斜めになった時に足がシフトレバーに当たってしまったのではないかとのこと

パイロンを避けることに必死になっていて足に意識が行かずにシフトレバーに足が当たるというのは私ならやりそうだ

リアブレーキを踏んでいるつもりがないのに
「ブレーキ踏みっぱなしにしない!」と注意されることがある

踏んでいるつもりはないのだけど
足先が下がってリアブレーキを踏んでいる状態になっているようだ

バレリーナのごとく
「いついかなる時も手先足先に神経を集中するべし!」

わかっちゃいるけど…
何かに集中すると、その他がおろそかになる私にはなかなか難しいのである

恐怖心に勝つ!とコメントされる



S字を出で右折しつつ車道を横断する

相変わらずS字カーブの出口が怖い
この場所は先生に追突するという事故を私に想起させるのだからしょうがない

ビビると体が固まる
元々思うように動かない身体がますます言うことを聞かなくなる

すべての行動が消極的になり、何をやってもうまく行かない負のスパイラル状態に突入

「出来ない…」に頭を占領されたままなんとか教習を終える

教習原簿のコメント欄に

「恐怖心に勝つ!」と書かれていた

バイクが上手にならない原因はいろいろあるけど一番の問題は「己の心」の持ちようなのかもしれない


【1月10日 教習28時間目】

教習項目11・12・15 
バランスのとり方(直線・曲線) 坂道発進

コケ過ぎてパニックになる

それは思ってもないことでした。
コースに出発した途端エンストでよろける
「なんで?」

ここから本日のコケシリーズが始まる
いっこうに上手にならない私だけど、さすがに初手からエンストしたのには我ながらびっくり!

なんか激しく調子が悪い
今日は下手くそにさらに磨きがかかっている

いまだかつてなくヨロける、コケる

曲がるときにヨロける
急に停まろうとするとコケる

こうなると頭の方も真っ白になり
何をやってもダメダメ状態、負のスパイラルに突入

私は7号車に嫌われている?

バイクも人を選ぶのかもしれません
出来なさすぎる自分を棚にあげてバイクのせいにするのか?と言われそうだけれども、今日乗った7号車とはあまり相性が良くない

教習では日によって違うバイクに乗るので、先生から鍵を渡された時に初めて本日の相棒を知ることになる

バイク達にはそれぞれ個性がある
ブレーキ、クラッチの堅さや握り幅、半クラッチになる位置、リアブレーキの効き具合とかそれぞれのバイクによって違っている

コケまくりバイクに怪我をさせまくるので、教習所のバイク達にはかなり嫌われていると思う

私が乗ることになったバイクは嘆くに違いない

「げ!あのおばさん担当か~まじか…怪我せず戻って来れるだろうか」

バイク達には申し訳ないと常々思ってはいるがそこは「教習車の運命」ということで諦めてもらうしかない

7号車は半クラになる位置が他のバイクより遠いので手の小さい私にはかなり扱いにくい

半クラの位置を探るのが難しい
半クラにしているつもりがなってない

クラッチ操作がバイク運転の「肝」なのに
7号車だといつにも増してクラッチ操作が上手くできない

自分のバイクならばクラッチを調整して半クラの位置を変えることができるけど教習車なのでしかたない

「クラッチの位置が遠い」ことを考慮して
バイクに合わせて臨機応変に運転できるようになりたいな

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