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【バイク教習日記11】コケすぎて引き起こしが出来るようになった!

50歳153㎝の女子が無謀にも大型バイクの免許にチャレンジした記録です。

大型バイクでコケている人はあまりいない

教習中によくコケる
バランスを崩して立ちゴケ
縁石に乗り上げてコケる
なんか気がついたら意味不明にコケている

コケのバリエーションには事欠かない
コケない日はない

「今のなんでコケたんですかね?」と先生に聞くと
「う~ん。クラッチ操作かなあ 
 そこでコケるのはあまりないとおもうんだけど」
とベテランの先生を唸らせてしまう

いきなり大型二輪免許を取るのは無謀すぎるのか?
通常は普通二輪→大型二輪と順序立てて免許を取るので
普通二輪で公道を運転したこともあるだろうから
スイスイと乗りこなしている人ばかり

というわけで大型バイクでコケている人はあまり見ない

そういう意味ではあまりお目にかかれない光景をお見せできているのかもしれない…


コケるとバイクにもダメージがある
ミラーがぷら~んとぶら下がったり
ウインカーがぽっきり割れたり
タンクにかすり傷を負わせたり

こんなにバイクに怪我をさせているのは
私くらいなのかもしれない

教習車にしてみれば
「げっ!今日はあのおばさんに乗られるか(泣)
無事に帰って来られるだろうか」と戦々恐々かもしれない

バイクに怪我させて申し訳ないけど
私だってダメージ大なのだ
太ももに大きなどす黒いあざができる
ふくらはぎや足首に無数の青たん
バイクを支えるのに力を入れ過ぎて
手首をひねって捻挫状態になったり

「バイクに乗る=怪我をする」
正直すごく怖いでもバイクに乗りたい
そんな相反する気持ちがぐるぐるしています

50歳女子
背が低くて足が短い
人一倍物覚えが悪い
無謀にもいきなり大型二輪に挑戦!
そしてバイクも私も満身創痍になりつつ
無謀な挑戦はまだまだ続きます


何度も繰り返せば山をも動かせる!

これまで何回コケたのだろうか
最初は数えていたけれど
コケすぎて面倒になって数えるを諦めた

コケるとコケた分だけバイクを起こす
当たり前のことだけどこれが結構大変 

最初は一人で引き起こしが出来なくて
先生に手伝ってもらっていたけど
最近は一人で引き起こしが出来るようになった

教習車の重さは230キロぐらい
重量級の相撲取りと同じくらいある
とても持ち上げられそうにないと思うけど
コツをつかめば何とかなる

教習車のNC750L 

教習車にはエンジンを守るためのエンジンガードがついている

①エンジンガードの下側が地面につく位置まで持ち上げる
②ハンドルとフレームをしっかり握る
③体をバイクと地面の間に入りこむ勢いで密着させる
④足に力を入れてグイっと立ち上がる

右にコケたときはサイドスタンドを出して
引き起こすのでいいのだけど
左にコケるとスタンドがないので勢いよすぎると
反対側にコケそうになるので要注意!

やはり数をこなすって大事
「コケる」数をこなすのって本来は良くないのだろうけど
「慣れれば出来る!」の証明ってことでヨシとする
コケた分だけ立ち上がって強くなる(慣れてくる)とはこのこと

教習車では出来るようになったけれど自分のバイクはどうだろう…

愛車になる予定のZR-7

自分のバイクにもエンジンガードつけてもらおう
コケてエンジンをダメにして再起不能になると困るし
なにより引き起こしの時に必要になりそう

晴れて免許が取れた想像をしてみたけど
相変わらず「コケている自分」が浮かんでくるのは
如何なものなのだろうか??

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