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【バイク教習日記16】教習原簿の枠がなくなって補助用紙を使う

50歳153㎝の女子が無謀にも大型バイクの免許にチャレンジした記録です。

【12月28日 教習25時間目】 

教習項目11・12・15 
バランスのとり方(直線・曲線) 坂道発進

前回の教習で先生のバイクにぶつけて心身共にダメージ大!
教習予約したものの、キャンセルしたいという気持ちがどこからともなく沸いてくる

教習の前はいつもキャンセルしたい欲が沸いてきて体調不良(登校拒否的状態?!)だけど、今日はあふれる量が特に多いらしい

行きたくない感満載である

なけなしのやる気をふりしぼって教習へ


前回の衝突事故のこともあり「発進・停止」の練習をしたいと先生にお願いして基本の基本に立ち戻る

教習を受け始めて25時間目というのにまだ「発進・停止」が心もとないとはあまりにも「出来なさすぎ」で自分が情けない

免許取得までの道のりは1本道のはずなのに、なぜか進まず前にいた場所に戻ったり、振り出しに戻ったり、道に迷いそうになる

私には練習するしか残された道はないのである

「やるしかない」という前向きな気持ちはあるものの、「出来ない」「つらい」という後ろ向きな気持ちが引っ張ってくる

気持ちは前向き後ろ向きな気持ちの綱引きしながら黙々と発進・停止の練習を続ける

バイクの邪魔をしているのか?


発進も上手とは言えないが停止の方が下手くそすぎる

徐々に速度を落としつつ停止位置で止まるようにブレーキをかける
車なら何の問題もなくできる簡単なことがバイクだとこんなに不自然にギクシャクするものなのか…

先生のお手本は「す~からのぴたっ」とスムーズな停止

私のは「ヨロヨロ~からのがっくん」とぎこちない停止

乗っているものは同じはずなのに…
本当はスムーズに止まれるバイクなのに私の操作がバイクの邪魔をしているのか??と思ってしまう

スムーズに停止できない→停止時にバランスを崩す→立ちゴケしそうになる    

この「停止時の負のスパイラル」から脱出する日が来るのだろうか…できればこの負のスパイラルの邪魔をして欲しい

教習後半はいつもの種目練習に戻るも、どれもイマイチの出来にますます凹み教習を終える

 

教習原簿に補助用紙を貼られる


いきなり大型二輪免許を取る場合、補習なし最短で17時間で第1段階が終了することになっている

17時間で終わる人は超運動神経がよくて、バイクの神様に愛された人なんだと思う…

教習原簿の枠は1枚に最大24時間目の枠まで準備されているので

「いくらなんでも7時間補習すれば第1段階はクリアできるよね!」

教習所ではそう考えているということ

ふふ、それは甘いな…
最強トロい私は一筋縄ではいかないわよ
なんていうつもりはないけれど

本日幻の教習25時間目に突入してしまった私はかなり習得が遅い問題児ということなんだろう

なんと!教習原簿に新たに24時間分の枠が印刷された紙が貼られていた

この枠が埋まるまでに第1段階クリアできるのかな?

安心プランで追加料金を払っているとは言えあまりに補習が多すぎる「不良債権化」している私はそのうち負債超過で教習所を「クビ」になるのだろうか…

「バイクに乗るのは無理なのであきらめてください」と言われるのだろうか

なんて落ち込みつつも、追加用紙を貼ってくれたということは

「少なくともあと24時間は補習を受けられるってことだよね」

と都合よくリフレーミング(受け止めを変える)するあたりは現金だなとも思う

更にもう1枚追加!にならないことを願う

今日は今年最後の教習日

「何一つ出来るようになってない」のに今年の練習が終わってしまったという暗たんたる気持ちと

「亀の歩みだけど少しずつでも進んでいる」から来年も頑張ろう!という前向きな気持ち

その両方を感じながら家路についたのである

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