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そして、人生を共に歩む人②

たくさん色んな話をして、たくさんの時間を一緒に過ごしていくうちに、お互いがかけがえのない大切な存在になっていった。

skyというゲームは、ひとりで空を飛ぶことも出来るし、フレンドと手を繋いで空を飛ぶことができる。
そして手を繋ぎ、耳を澄ますと、脈を打つような、懐かしく暖かい音が聴こえることに気が付くだろう
とくん、とくん、と
ゲームなのに本当に手を繋いでいると錯覚するような暖かみがある。
私は様々なゲームに手を出してきたが、こんな感覚に陥るのは初めてだった。
だからこそ、沢山手を繋ぎ、共に時間を過ごした相手を特別に感じるのだと思う。
体の距離は遠かったが、心の距離は何より近く、いつも相方を傍に感じることが出来た。

相方はいつも私の提案に乗ってくれた。
「それぞれのエリアの大精霊のアイテムを身につけて、大精霊に会いに行こうよ!」
「雨林でいい裏世界をみつけたから一緒にいこう!」
「幽霊船の行き方が分かったから乗りに行こう!」
そうやって、いろんな場所を一緒にたくさん冒険したよね

相方のサブのホタル、私のサブのSolが生まれてからは4人で行動することも多かった。
中身は2人だけど、4人で協力したら何でもできるしどこまでもいけるような気持ちになった。
私のサブのSolは誕生から2週間足らずで峡谷をコンプリートしてツンを手に入れたけど、今見返すとサカキがツンでかっこよくしてた時によく似てる。
私にとってのかっこいいのお手本はきっと相方だった。

でも、サブはお留守番にしてたくさんデートもしたよね。
今みたいに集中モード魔法がなかったから、誰も会いに来れないようにみんなを一時的にブロックした時もあった。
集中モード魔法、もっと早く欲しかったな(笑

とても自然に「大好き」が「愛してる」にかわっていった

ああ、写真をみてると色々思い出すよ……
あの場所好きだったなぁ、もう行けないのかな
アプデの影響で行けない場所が増えてしまった。
でも別の素敵な場所を探しに行きたいね


お互いの気持ちを確認できた時、すごく嬉しかった。そしてとても安堵した。
そこから私たちがふたりで歩むための準備を始めたよね。

眠さが限界だった……
誤操作でサカキの名前変えちゃったw
私がリサイズでちっこくなったらサカキがおかしくなった🤣
サカキはねむねむでちゃんとしゃべれてなかった、
かわいいね

わたしがちいこくなるとよろこぶサカキ
リサイズそんなに持たないで!!はシンプルに笑った

ふたりで一緒に暮らすための準備は簡単ではなかった。
お金、住む場所、仕事……
それに私たちは女同士だったし、サカキは子供もいた。
でも、今、一緒に暮らしてもう3年目に入るのかな
毎日が楽しくて仕方ないよ。
私の「やりたい」にいつも着いてきてくれるサカキ
たくさんおしゃべりして、たくさん笑って
同じものを観て一緒に笑ったり泣いたり
私の人生で今が1番幸せだって胸を張っていえる。

出会いのきっかけはゲームだった。
相方から、人生を共に歩むようになったあなたへ
大好きだよ、これからも一緒にいようね

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