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【10年越しの告白】私が独学でWEBデザイナーになるまでのお話。


noteをご覧頂きありがとうございます!
完全独学WEBデザイナーのaikoです。

初めましての方やそうでない方も色々いらっしゃるとは思いますが、まずは私の事を皆さんに知ってもらうという意味でこちらのnoteを書かせて頂きます。

こちらのnoteを見れば、私が完全未経験からどのような経緯で今に至ったのか。
私の10年分の歴史が分かるようになっています。

ちょっと長めにはなってしまうのですが、お時間があるときにでもゆっくり読んで頂けたら幸いです(^^♪



★全ては嘘から始まった。


私は幼い頃からお洒落をするのが大好きで、10歳の頃から「夢は服のデザイナーになること」と心に誓っていました。

そして高校卒業後に服飾専門学校入学、無事に卒業。
その後は大阪で服飾デザイナーとして勤務。

ファッションが元から大好きなのではじめはとても楽しい仕事だったのですが、服飾業界特有の「超ブラック企業体制&超低賃金」の為に段々と大好きだったファッションそのものが嫌に。


服を見るのも嫌。



大好きだったお買い物でさえ「この素材は原価が安い」「値段の割に縫製が雑」など、あらぬところに目が行ってしまい、もう素直にお買い物を楽しむことが出来なくなっていた。

そんな日々を1年間過ごしていたのですが、そこで気付いたんです。


「やっぱりお洒落が好き。好きなことは仕事にするべきではない!」と。


私はどうしても服を嫌いになりたくなかったので、幼い頃からの夢だった服飾デザイナーを辞職。


しかし、この辞めた後からが大変!

大阪で一人暮らしをしていた私は、何としても生きる為に生活費を稼ぐ必要がある。

正社員として働く為に様々な職を考えたけど、元々華やかな事が好きでオシャレが好きな私。
どうしても、「髪染め×ネイル×」のような事務職に就くことが嫌で、かと言ってバイトも嫌。


そんな悶々とした日々を過ごす中で見つけたのが、楽天市場でレディースファッションを取り扱うお店のWEBデザイナー募集の求人だった。


「髪染めOK、ネイルOK」

これや!!!(((o(*゚▽゚*)o)))


元々PCを触ること自体は慣れていたけど、Photoshopの知識は簡単な切り抜きと文字を画像に入れる程度。

PSDとJPGの違いぐらいはわかる。
HTMLはテーブルとフォントタグぐらいはわかる。

今考えると、ほんっとーーーにWEB知識がないままで面接を受けました。
しかもポートフォリオも、もちろん無しw


無謀すぎるwwww


そんな状態で面接に行ったのですが、たまたまそこの会社の面接方法が作品ではなく、その場で簡単な画像加工のテストを行ってその結果で合否を決めるというスタイル。

そしてそこで出されたお題を、これまた本当にたまたまクリアw


その後の社長面接のときに、

社長「HTMLはわかる?」
⇒私:はい!わかります!(テーブルとフォントタグだけ)

社長「Dreamweaver使える?」
⇒私:はい、使えます!(なんや、そのソフトは!?)

社長「Photoshopの~ごにょごにょ」←言葉さえも聞き取れず
⇒私:…はい、いけます!(何言ってるかわからんけど、なんとかなるやろ)



社長「じゃぁ、来週から来てもらえる?」





ええええええええええええええええ!!!!!!!



面接当日に内定を頂きました。



笑顔で会社を出た後に、そのままダッシュで本屋に直行。

PhotoshopとDreamweaverの参考書を買ったのは言うまでもありません。


このように、私のWEBデザイナー人生は嘘から始まったのでした。




★毎日泣いてた駆け出し時代


さて、本当に大変なのはここから。

入社までの1週間。
寝る間も惜しんで、毎日深夜までPhotoshopとにらめっこ。

運命の入社当日はほぼ徹夜の状態で出社。


私が入った会社は社員数約20名、WEB部門は5名の会社だった。

さほど大きくはない会社。。。。

だと思っていたのですが、ところがどっこい(古


通販で年商12億超を売り上げる、知る人ぞ知る有名企業。
(名前は伏せます、すいません。)


はい、ここでお分かりの通り。
年商12億をたった20名で売り上げる会社。

待っていたのは超激務!


私の教育係にはWEB部門で一番出来る先輩(男)が付けられたのですが、その人が超怖い。


もちろん私に全然技術がないことなんて、出社1日目でお見通しw


1日目に言い渡された言葉は、

「Photoshopのショートカット、明日までに暗記してきて」

まぁ、WEBの会社に入ってPhotoshopのショートカットわからんなんて、話になんないですわね(;^ω^)


私も生活がかかっているので、言われたことは全てやった。


更にそれだけではなく、先輩が作った画像のPSDデータを家に持ち帰ってレイヤーやスタイルがどういうつくりになってるかの研究や、Photoshopの人物の切り抜きが苦手で時間が掛かっていたので、タイマーをセットしてのタイムトライアル。


毎日帰宅は22時過ぎていたけれど、そこから3時間は毎日自主勉強。

家で分からなかった事は、翌日優しい先輩にコソッと聞きに行ったりw


今思い返してもあの頃は本当に必死だった。
分からな過ぎて、自分が不甲斐なくて画像作りながら毎日家で泣いてた。

会社では気丈に元気よく振る舞い、

家ではズドーンと落ち込んでの繰り返し。


でも全ては自分が生きるためだし、これでやって行けなかったら実家に帰らなきゃだし。
それだけは嫌だったから、とにかく頑張った。


そしたら何となく私もスキルが身に付き出して、
周りの先輩方にも頑張りが認められだして色んな仕事を任されるようになった。


その後、私はこの会社に4年間勤めることになる。


今でもこの会社にはすごく恩がある。
1社目ですごく色々な経験が出来たし、スキルも忍耐力もすごく身に付いたと思う。

初心者で何も分からなかった私を育ててくれたこの会社のことは今でも大切に思ってる!
(たまにしれっと通販で商品買ってるw)



★2度の転職でさらに自信をつける


そしてそこから私は転職を決意した。
理由はもっと自分を試してみたいと思ったから。


何となくずっと同じ会社に居続けると、ぬるま湯に浸かってる感じがあって好きじゃない。


もっと自分の実力を試したい。

もっと世間を見てみたい。


その後、私は数年置きに2度ECの会社のWEBデザイナーとして転職するのですが、最終的にそれぞれの会社では役職を頂き、

1社目:店長
2社目:チーフ

として、店舗運営の全てを任されるまでに急成長!


この経験から、EC専門のWEBデザイナーとしての自信をどんどん付けていった私なのでした。



★SEの従妹に勧められて副業開始


ある法事の日w

私の従妹にSEをやっている子がいるのですが、
「スキルあるんやったら、クラウドワークスやってみたら?」と言われた。

今まで会社に勤めるという選択肢しかなくて、副業は全く考えていなかった。


でも話を聞いていると、

・案外簡単に仕事決まる
・結構稼げる

と従妹に勧められて、すぐにクラウドワークスで副業を開始。


やってみると、意外に案件が貰えてさくっとお小遣い程度は稼げた。


「おお、結構稼げるもんなんやなぁ」


その時は本当にお小遣い稼ぎぐらいにしか考えていなかった。
でも、自分のスキルでも個人で稼げるということはこのとき初めて分かった。



★親戚に背中押されて遂に独立決意


実は私の家系はかなりの起業家志向で、法人・独立のオンパレード。

亡き祖父も会社経営、マンション保有して家賃収入得てたし、
私の母方の兄妹は6人中4人が飲食店やらブライダル関係の事業を立ち上げてる。

更に私の従妹も2人、独立して個人で仕事してる。

私は幼い頃からずっとその中で育って来たから全くなんとも思ってなかったけど、この家系はかなり珍しいということに去年やっと気付いた(笑)


そんな中にいるもんだから、ある年の正月に副業で稼げたとポロっと言ったところ、

「じゃぁ、一人で仕事始めたらいいやん!」

と、めっちゃ軽く叔母から起業を勧められた。


そして周りの親戚からも、
「ほんまやでー、1人で仕事した方がいいって!」
とこれまた軽く勧められた。



え、起業ってそんな簡単なもん!??



なんか周りがビックリするぐらい簡単に言うから、
自分でも一人でやっていけるんじゃないかという根拠のない自信が沸いてきて、すぐに独立を決意。


正直、独立するかどうかを悩むより、今の会社をどうやって辞めようか悩む時間の方が長かった気がする。



★極貧の月収5万円生活


いざ独立して仕事してみると、本当にうまくいかない。

欲しい時に仕事は来ない。
美味しい案件は激しい争奪戦。
不規則過ぎる生活と、納期に追われる毎日。

初月なんて月収5万円しかなかった。


バイトしようかと本気で悩んだ時もあった。
でも、そんな時に今一緒に事業をしているパートナーと出会った。


パートナーの事業は本当に多岐に渡っていて、どう考えても手が回っていなかったw


パートナー自身に技術的なスキルは全くと言っていいほどない(笑)
けれど起業家としてかなり勉強熱心だし、一緒にいるとすごく良いアウトプットをしてくれるので私も勉強になっている。


パートナーと出会えたことで、一緒に仕事をする上でスキルはもちろん大切だけど、お互いが無いものをうまく補い合える関係性が一番大切だなと思えた。



★試行錯誤の仕事受注


パートナーとの事業を一緒にするようになってある程度の収入は約束されたわけだけど、自分の個人的な受注も増やさないといけない。


始めこそ受注の上手い取り方がわからなくて大変だったけれど、何とか自分なりのやり方を見つけ出して今ではそれなりに安定して収入を得られるようになった(´ω`)


ちなみに私がクラウドソーシングで使っているのは、

・クラウドワークス
・ランサーズ
・ココナラ

この辺り。
その他は直接仕事を受注。


この辺のどうやったら受注取れるようになるの!?
的な話は、ここですると超長くなるのでまた追々Youtubeにでも流そうかと。



★現在のわたし。


今は先ほど出て来たパートナーの事業を外注で受けながら、自分の受注を回してる感じです(´ω`)


最近SNSをすごく頑張っているのですが、理由はとにかく仲間が欲しい。


1人で仕事を進めていると、考え方が凝り固まってしまって良いアイデアが出てこない。


この部分がフリーランスで仕事をするデメリットかなと思っています。


なので、色んな人の意見を聞いて色んなことを考える時間。
人と接する時間が今の私には必要だと感じています。


皆とどんどん接して行きたい。


なんだったら、2019年はオフ会でも開いて皆と直接話したい勢いですw


今回は長々と私が未経験から独立するまでを書き綴ってきました。
こんな拙い文章ですが、最後まで読んで頂いて本当にありがとうございます。


是非是非、こんな私で良ければ仲良くしてください!
これからも宜しくお願いしますm(__)m

【Twitter】
https://twitter.com/aiko_webdesign


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