見出し画像

息子のはなし。

中学二年生になる私の息子は、地域のクラブチームに所属していて、週6でサッカーをやっている。

先日、いつものごとく夕方から練習に行き、練習を終え、帰って来てご飯を食べている姿を見て、なんとなく、いつもと違うな?と感じたので、「今日はどうだった〜?」と聞くと、それまで口を閉じていた息子が、ぽつりぽつりと自分の思いを話し始めた。

一つ下のチームメイトの、サッカーに対する気持ちの温度差。色んな声掛けを試してるけど伝わってる感じがしない。チーム力を上げたいのにどうしていいかわからない。よそでサッカーをやっている同学年の子達はもっと質のいい練習をしてるのではないか?このままでは自分はその子たちとすごい差がついてしまうのではないか?でも、今のコーチのことは信頼してるので辞めたくない。いう心情を切々と話し、ぽろぽろと涙を流している。

助けてあげたいけど何にもできないなぁ、と私まで泣ける...

小学生で入った今のクラブは、同学年の選手が少なかった。中学生になった時、やっとこれで同学年のチームができる!と思いきや、やはり人数が揃わず。でも、上の学年の子たちと一緒にプレイさせてもらえるので、逆にいい環境だった。

三年生は受験で引退していくので、これからはいよいよ息子たち代がチームを引っ張っていく番だ!そんな中で出てきた葛藤のようだった。

私が驚いたのは、一年前の彼からはとても想像つかないほどの変化だ。ちょうど一年前の今頃も二人で泣いてたな~と。あのスランプがあったからこそ今がある、まさにターニングポイントだったのだ。受け身から積極的に変わったというか。

サッカーのことは、恥ずかしながらルールもよくわからない私。でも、息子のことは少しはわかる。高校は行きたいところ見つけて、思い切りサッカーやってね。

がんばれキャプテン!

そして、勉強へのターニングポイントがやってくることを、母はひたすら待っている...




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?